2021.02.22 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【Arsenal×MAN.CITY】開始76秒、スターリング!エースが完封されたアーセナルは枠内1本の完敗!
アルテタ監督は、負けても仕方がないと思っているのでしょうか。プレミアリーグ25節、マンチェスター・シティとのホームゲームで、4発快勝のリーズ戦から5人を代えて戦おうとしています。最終ラインを3枚入れ替え、調子を上げていたダニ・セバージョスと救世主スミス・ロウがベンチスタート。「ベンフィカとの決戦のために、ターンオーバーを敢行」と表現したくなる顔ぶれです。GKレノ、DFベジェリン、ホールディング、パブロ・マリ、ティアニー。センターはエルネニーとジャカ、2列めはサカ、ウーデゴーア、ニコラ・ペペ、ワントップにプレミアリーグ8ゴールのオーバメヤンです。
対するペップは、プレミアリーグ制覇が最優先という意志が感じられるメンバー。ロドリをベンチに置いている以外に、気になるところはありません。GKエデルソン、DFジョアン・カンセロ、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコ、MFフェルナンジーニョ、ベルナルド・シウヴァ、フォーデン、FWマフレズ、デブライネ、スターリング。キックオフから猛攻を仕掛けたマンチェスター・シティは、わずか76秒で先制ゴールをゲットしました。マフレズがふわりと浮かしたボールを、頭で押し込んだのはスターリング。いきなりビハインドを背負ったホームチームは、全員が自陣に引いて耐える時間が続いています。
6分に怖ろしいアーリークロスを通したのはデブライネ。ベジェリンをかわしてレノと向き合ったスターリングは、フィニッシュの直前のタッチが流れてしまいました。デブライネは好調のようで、15分にラインの裏に走ったギュンドアンへのスルーパスは、ワンテンポ早ければ決定機でした。18分、左のティアニーに預けたサカが、リターンをもらって強烈なダイレクトショット。ゴールの右にいたオーバメヤンに当たってしまいましたが、テレビの前のグーナーが全員立ち上がったのではないかと思われる惜しいシーンでした。
23分にゴールライン際に飛び出したジョアン・カンセロの折り返しは、味方に届かず。彼とジンチェンコが中央に絞り、中盤に厚みをもたらすのが今季プレミアリーグのマン・シティのベーシックな戦術です。30分、ジャカのアウトにかけたパスがティアニーに通り、スプリントからの思い切りのいいミドルシュートが枠に飛びますが、エデルソンが落ち着いてキャッチ。33分にジャカがフェルナンジーニョに奪われ、ギュンドアンに決定的なパスが通ると、右足のシュートはホールディングがブロックしました。
44分、ホールディングのロングフィードがベジェリンに届き、外から上がったニコラ・ペペがフリーでキープ。ニアでパスを受けたベジェリンは打てず、こぼれ球を叩いたニコラ・ペペの一撃はニアに外れました。前半は0‐1、シュート数は3対6。ジャカ、サカ、ティアニーの絡みでいい形を創っていたアーセナルですが、オーバメヤンにフィニッシュがなかった45分をよかったとはいえません。後半が始まり、左から仕掛けたのはスターリング。落としを受けたジンチェンコのシュートは浮いてしまいました。
48分、左から上がったジンチェンコのパスをニアでもらったデブライネが、意表を突くループシュート。レノの読みを外して右隅に浮かしたボールは、惜しくも外に流れていきました。56分、スターリングのシュートのこぼれ球がギュンドアンの足元に入り、右隅を狙ったコントロールショットはレノがビッグセーブ。久々の先発だったデブライネが63分にガブリエウ・ジェズスと代わったのは、予定の時間だったのでしょう。73分にエデルソンのキックを直接打ち返したエルネニーのシュートは、左に切れていきました。
アルテタ監督が勝負のカードを切ったのは、この直後でした。ニコラ・ペペとウーデゴーアが下がり、ラカゼットとスミス・ロウ。80分にマン・シティが右から仕掛け、ボックスに入ったガブリエウ・ジェズスの落としを受けたジョアン・カンセロがパブロ・マリをかわしますが、アウトにかけたフィニッシュは左ポストの脇を抜けていきました。直前のプレイで、ジョアン・カンセロの足が頭にヒットしたホールディングは、ダヴィド・ルイスにチェンジ。86分にはエルネニーに代わってダニ・セバージョスがセンターに入りました。
放り込みに出たアーセナルは、シュートに持ち込めず。スタートから1分過ぎで追った傷は、90分を過ぎても塞がりませんでした。マンチェスター・シティはプレミアリーグ13連勝。史上最多を更新した公式戦の連勝記録は18に伸びました。ガナーズのオンターゲットは、前半のティアニーのミドルのみ。オーバメヤンは完封され、ラカゼットにチャンスはありませんでした。ジョアン・カンセロがあれだけ自由にプレイしても、右サイドに穴を開けないジョン・ストーンズをMVPに推したいと思います。強いボディコンタクトでオーバメヤンが吹っ飛ぶシーンが脳裏に残る完璧なクリーンシートでした。
スミス・ロウを20分しか使えなかったアルテタ監督は、静かに敗戦を受け入れているのではないでしょうか。3週間前に加わったウーデゴーアには、マン・シティ戦のスタメンは家賃が高かったといわざるをえません。4位ハマーズと11ポイント差となった今は、ベンフィカに勝ってCL出場権獲得の望みをつなぐことに代償を求めるしかないでしょう。ミッドウィークは全力勝負、週末のプレミアリーグはトーマス・パーティーの復帰に期待。ミッションは、もちろん連勝です。
対するペップは、プレミアリーグ制覇が最優先という意志が感じられるメンバー。ロドリをベンチに置いている以外に、気になるところはありません。GKエデルソン、DFジョアン・カンセロ、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコ、MFフェルナンジーニョ、ベルナルド・シウヴァ、フォーデン、FWマフレズ、デブライネ、スターリング。キックオフから猛攻を仕掛けたマンチェスター・シティは、わずか76秒で先制ゴールをゲットしました。マフレズがふわりと浮かしたボールを、頭で押し込んだのはスターリング。いきなりビハインドを背負ったホームチームは、全員が自陣に引いて耐える時間が続いています。
6分に怖ろしいアーリークロスを通したのはデブライネ。ベジェリンをかわしてレノと向き合ったスターリングは、フィニッシュの直前のタッチが流れてしまいました。デブライネは好調のようで、15分にラインの裏に走ったギュンドアンへのスルーパスは、ワンテンポ早ければ決定機でした。18分、左のティアニーに預けたサカが、リターンをもらって強烈なダイレクトショット。ゴールの右にいたオーバメヤンに当たってしまいましたが、テレビの前のグーナーが全員立ち上がったのではないかと思われる惜しいシーンでした。
23分にゴールライン際に飛び出したジョアン・カンセロの折り返しは、味方に届かず。彼とジンチェンコが中央に絞り、中盤に厚みをもたらすのが今季プレミアリーグのマン・シティのベーシックな戦術です。30分、ジャカのアウトにかけたパスがティアニーに通り、スプリントからの思い切りのいいミドルシュートが枠に飛びますが、エデルソンが落ち着いてキャッチ。33分にジャカがフェルナンジーニョに奪われ、ギュンドアンに決定的なパスが通ると、右足のシュートはホールディングがブロックしました。
44分、ホールディングのロングフィードがベジェリンに届き、外から上がったニコラ・ペペがフリーでキープ。ニアでパスを受けたベジェリンは打てず、こぼれ球を叩いたニコラ・ペペの一撃はニアに外れました。前半は0‐1、シュート数は3対6。ジャカ、サカ、ティアニーの絡みでいい形を創っていたアーセナルですが、オーバメヤンにフィニッシュがなかった45分をよかったとはいえません。後半が始まり、左から仕掛けたのはスターリング。落としを受けたジンチェンコのシュートは浮いてしまいました。
48分、左から上がったジンチェンコのパスをニアでもらったデブライネが、意表を突くループシュート。レノの読みを外して右隅に浮かしたボールは、惜しくも外に流れていきました。56分、スターリングのシュートのこぼれ球がギュンドアンの足元に入り、右隅を狙ったコントロールショットはレノがビッグセーブ。久々の先発だったデブライネが63分にガブリエウ・ジェズスと代わったのは、予定の時間だったのでしょう。73分にエデルソンのキックを直接打ち返したエルネニーのシュートは、左に切れていきました。
アルテタ監督が勝負のカードを切ったのは、この直後でした。ニコラ・ペペとウーデゴーアが下がり、ラカゼットとスミス・ロウ。80分にマン・シティが右から仕掛け、ボックスに入ったガブリエウ・ジェズスの落としを受けたジョアン・カンセロがパブロ・マリをかわしますが、アウトにかけたフィニッシュは左ポストの脇を抜けていきました。直前のプレイで、ジョアン・カンセロの足が頭にヒットしたホールディングは、ダヴィド・ルイスにチェンジ。86分にはエルネニーに代わってダニ・セバージョスがセンターに入りました。
放り込みに出たアーセナルは、シュートに持ち込めず。スタートから1分過ぎで追った傷は、90分を過ぎても塞がりませんでした。マンチェスター・シティはプレミアリーグ13連勝。史上最多を更新した公式戦の連勝記録は18に伸びました。ガナーズのオンターゲットは、前半のティアニーのミドルのみ。オーバメヤンは完封され、ラカゼットにチャンスはありませんでした。ジョアン・カンセロがあれだけ自由にプレイしても、右サイドに穴を開けないジョン・ストーンズをMVPに推したいと思います。強いボディコンタクトでオーバメヤンが吹っ飛ぶシーンが脳裏に残る完璧なクリーンシートでした。
スミス・ロウを20分しか使えなかったアルテタ監督は、静かに敗戦を受け入れているのではないでしょうか。3週間前に加わったウーデゴーアには、マン・シティ戦のスタメンは家賃が高かったといわざるをえません。4位ハマーズと11ポイント差となった今は、ベンフィカに勝ってCL出場権獲得の望みをつなぐことに代償を求めるしかないでしょう。ミッドウィークは全力勝負、週末のプレミアリーグはトーマス・パーティーの復帰に期待。ミッションは、もちろん連勝です。
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更新有難うございます。過密日程、負傷欠場からの復帰等両指揮官の思惑が絡んだ布陣でスタートしましたが、開始早々の得点でアーセナルにとっては更に難しいゲームとなり、打開策もなく終わってしまった感じです。シティとしては負傷明けのデ・ブライネとギュンドアンの様子を見ながら、無理をさせずという感じ。この2人を結構長い時間使えたのでロドリ、フォーデン、カイルウォーカーも完全休養で次戦での選手起用に余裕が出ました。PLの覇権争いはシティ、レスター、マンU、あとはチェルシーぐらいでしょうか。それにしてもマンU強いですね。
たまたまパーカーだったというのもありますが、ペップは終始ベンチにリラックスして座ってるような雰囲気でした。
アーセナルを脅威に感じる瞬間はそう多くなかったのではないでしょうか。
(腰痛があるようなのでそれも関係あるのかも知れませんが)
左サイドのティアニーとサカの間には連携があり何度かいいシーンはあったと思うのですが、右のベジェリンとぺぺからは特に何もアクションが起こらなかったように見えたのが気になりました。
やはりぺぺはスミスロウがピッチに立ってこそ輝くのでしょうかね。
かと言って今日のシティを観てみると、どのような戦略で挑んでいても引き分け以上は望めなかったように思えますが。。。。