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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.CITY×Chelsea】92分、マルコス・アロンソ!終盤の猛攻で逆転したチェルシーが3位浮上!

スタンフォード・ブリッジのプレミアリーグ17節は1-3でマンチェスター・シティ、FAカップ準決勝は1-0でチェルシー。チャンピオンズリーグのファイナルで激突することになったペップとトゥヘルは、エティハドでの前哨戦をどんな試合と位置付けているのでしょうか。勝てば優勝が決まるペップは、4-4-2で戦うようです。GKエデルソン、最終ラインはルベン・ディアス、ラポルテ、ナタン・アケの3枚。WBにジョアン・カンセロとバンジャマン・メンディ、MFロドリ、スターリング、フェラン・トーレス、前線はアグエロとガブリエウ・ジェズス。スタメンを見る限りでは、より本気度が高いのはチェルシーのほうです。

プレミアリーグのTOP4フィニッシュをめざすトゥヘル監督は、メイソン・マウントとチアゴ・シウヴァをベンチからも外しています。GKメンディ、3バックにアスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー。アウトサイドにリース・ジェームズとマルコス・アロンソ、センターはカンテとギルモア、前線にツィエク、ヴェルナー、プリシッチ。4分に縦パスで抜け出したフェラン・トーレスは、ボックス右から打ったシュートをニアに外しました。

7分にスターリングが中央突破を図ると、左から上がったガブリエウ・ジェズスのシュートはDFに当たり、リバウンドを叩いたバンジャマン・メンディのシュートは右に切れていきます。16分にバンジャマン・メンディが左から仕掛け、後方から上がってきたロドリに落とすと、右足のシュートはアスピリクエタがコースを変えました。守備時は5-3-2になるマン・シティに対して、サイドをこじ開けようとするチェルシーは数的優位を築けず。31分、左からゴールラインまで抉ったマルコス・アロンソの折り返しがファーのリース・ジェームズに届くと、シュートは左に逸れ、押し込んだヴェルナーはオフサイドです。

直後のカウンターで左からスプリントしたヴェルナーは、右足のコントロールショットがファーにアウト。43分のツィエクのミドルは、エデルソンが右に飛んでセーブしました。44分、ルベン・ディアスの縦パスをガブリエウ・ジェズスとクリステンセンが競り合い、バランスを崩したCBがハムストリングを痛めて転倒。フリーでボックスに入った9番のグラウンダーをアグエロがトラップすると、左に流れたボールをさらうようにスターリングが押し込みました。

1-0とした2分後、ボックス右のフェラン・トーレスに縦パスを通したジェズスが中央に入り、グラウンダーを受けた瞬間、ギルモアに倒されてPK。アグエロの選択は、メンディが右に動いたのを見てふわりと浮かすトリッキーなキックでしたが、倒れなかったGKは体勢を立て直し、左手で押さえました。トゥヘル監督は、ハーフタイムにズマを投入。勝たなければならないチェルシーは、サイドにボールが渡った後の崩しが課題です。51分、自陣左のスターリングのロングフィードをフェラン・トーレスが頭で落とすと、アグエロのシュートはメンディの正面でに飛んでしまいました。

52分のツィエクのミドルはメンディの正面。スターリングは淡々とインサイドMFをこなし、ガブリエウ・ジェズスとフェラン・トーレスはポジションを入れ替えながら右サイドを攻略しようとしています。相手のミスパスを拾った60分のチェルシーのアタックは、マルコス・アロンソのグラウンダーを受けたプリシッチが右に外してしまいました。63分、ロドリが自陣で奪われ、アスピリクエタ、ツィエク、プリシッチ、アスピリクエタと右でまわったボールが再び中央のツィエクへ。左足で放った強烈なシュートにエデルソンは触れず、ボールは右のサイドネットに吸い込まれました。

68分にカンテが下がり、ジョルジーニョ。ペップは71分にアグエロとフェラン・トーレスを下げ、ギュンドアンとフォーデンを投入しました。直後、CKのクリアを叩いたギュンドアンのボレーはクロスバー越え。ポゼッション率を高めたチェルシーは、リース・ジェームズのオーバーラップがチャンスになっています。76分、ツィエクに代わってハドソン=オドイ。78分にメンディのサイドチェンジを受けたガブリエウ・ジェズスは、カットインからのシュートを左に外しました。

エデルソンとの1対1を制したヴェルナーと、リース・ジェームズのグラウンダーを押し込んだハドソン=オドイは、いずれもオフサイド。85分に左に出たギュンドアンがニアにラストパスを入れると、フォーデンのボレーは逆サイドに流れてしまいました。89分にズマのロングボールでマルコス・アロンソがラインの裏に抜けますが、エデルソンのポジションを見て打ったループシュートが左にアウト。92分にハドソン=オドイの縦パスでボックス右を突破したヴェルナーが中央に折り返すと、マルコス・アロンソのボレーはミスキックでしたが、エデルソンの頭上を越す絶妙な弾道となりネットを揺らしました。

1-2、チェルシー。ターニングポイントは、アグエロのPK。メンディが止めなければ、プレミアリーグ2020-21シーズンの優勝チームが決まっていたのではないでしょうか。マン・シティは、歓喜の瞬間が先送りになっただけですが、3位に上がったブルーズにとっては、とてつもなく大きな3ポイント。60分まではWB、CB、インサイドMFでサイドからの侵入者を囲い込めていたホームチームは、ボックス脇に縦パスを入れられるようになってからは、1対1で劣勢になるシーンが増えました。ハドソン=オドイを投入して、ゴールに近いエリアを制したトゥヘル采配の勝利。スターリングがズマに倒されたように見えたシーンで、PKをもらえず激怒していたペップは、それだけ苦しかったということでしょう。

今季3度めの対戦を制し、2勝1敗と勝ち越したチェルシーがビッグイヤーも制するのか。欧州のファイナルでは絶対に選ばない布陣で戦ったペップが、今日のゲームを分析して最も勝ちたい試合をものにするのか。異なるチームで2年連続のファイナル進出を達成した戦略家と、クラブが熱望する欧州初制覇に辿り着こうとしている名将が本気でぶつかる次戦が楽しみです。


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“【MAN.CITY×Chelsea】92分、マルコス・アロンソ!終盤の猛攻で逆転したチェルシーが3位浮上!” への2件のフィードバック

  1. ルーニー より:

    スターリングの所はPKに見えましたが、、。
    アグエロに憎たらしさが無くなっているのが寂しいです。いずれ、CLでは最高の試合を期待しています

  2. ペップの街 より:

    CL決勝を睨み色々テストしたいペップの夫人に対しチェルシーは来季のCL出場権の為には絶対負けられない。シティが負けたのは残念だし、運も無かったけど、研究材料は集められたし決戦への良い準備になったんでしょう。しかし、監督が代わったらこんなにも強くなるなんて。ポティッチェーノにすげ替えたけどシティに負けてしまったPSG、モウリーニョにかけたが難しい位置にいるスパーズ。トウヘルで大躍進のチェルシー!何がなんやらの悲喜交々ですね。

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