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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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カマラ、ハイダラ…マンチェスター・ユナイテッドの冬のターゲットは守備力がある中盤センター!

オーバメヤンとラカゼットは、アーセナルに別れを告げるのか。サウール・ニゲスの未来はロンドンにあるのか。デル・アリは海外で再起をめざすのか。冬のトランスファーマーケットが開くまで1週間となり、現地メディアの記事がヒートアップし始めています。プレミアリーグで冬の主役になりそうなのは、ビッグネームの去就が取り沙汰されているマンチェスター・ユナイテッドです。

6ヵ月で役割を終えるラルフ・ラングニック監督にとっては、最初で最後のマーケット。アーリング・ブラウト・ハーランドの父親を説得中といわれる新監督あるいは来季の顧問は、アントニー・マルシアルとカバーニの売却には積極的と伝えられています。今季プレミアリーグで1ゴールしか決めていないマルシアルは、ユーヴェかセヴィージャか。CR7の入団で出番が減ったカバーニは、バルサと短期契約を結ぶかもしれません。

一方、補強のターゲットとして名前が挙がっているのは、中盤の守備を安定させるタレントばかりです。次世代のフランス代表を担う存在といわれているブバカル・カマラは、所属するマルセイユと協議中と伝えられています。CB、SB、アンカーをこなすユーティリティー、安定感のあるビルドアップ、執拗なチェックからのボール奪取がセールスポイント。ドリブルで攻め上がるのも得意で、ピッチを広く使えるのも魅力です。

22歳のフランス人を有力候補と報じる「マンチェスター・イブニングニュース」と「スカイスポーツ」は、ライプツィヒのアマドゥ・ハイダラも獲得する可能性ありとしています。ザルツブルグからライプツィヒというレッドブル人材。10代だった2017-18シーズンには、ザルツブルグでブンデスリーガ31試合3ゴール8アシストと、攻撃力の高さが目を引く存在でした。

ライプツィヒに移籍したのは、2018年12月。当時の指揮官は、ラルフ・ラングニックでした。ドイツでプレイするようになってからは、豊富な運動量と当たりの強さを武器としており、時折放つミドルシュートも侮れません。「子どもの頃からプレミアリーグを観ていた」「好きなクラブはマンチェスター・ユナイテッドで、クリスティアーノ・ロナウドのファンだった」といわれると、ついつい肩入れしたくなってしまいます。

ラツィオでマウリツィオ・サッリと揉めているセルゲイ・ミリンコビッチ=サヴィッチも候補に挙がっているようです。攻撃力は、若い2人より間違いなく上ですが、26歳に6300万ポンドを支払うなら、ハイダラのバイアウト条項にある3200万ポンドをクリアしたほうがいいでしょう。今ほしいのは、マティッチより強く、フレッジより展開力があり、マクトミネイより安定しているアンカータイプです。

得点力があるMFというテーマは別件で、新戦力云々の前にポグバとファン・デ・ベークの去就を決めるのが先でしょう。プレミアリーグでTOP4を死守したいマンチェスター・ユナイテッドは、首尾よく中盤の守備を強化することができるでしょうか。夏に契約満了となるブバカル・カマラを2500万ポンド程度で獲れるならぜひ!ですが…。


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