2022.01.20 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Leicester×Tottenham】ラスト26秒からの劇的な2発で大逆転!スパーズは9戦連続無敗!
レスターはパトソン・ダカとルックマン、トッテナムはハリー・ケインとルーカス・モウラ。プレミアリーグ17節の延期試合は、両チームの2トップの出来がカギを握るのではないでしょうか。3試合連億でゲームがキャンセルになったレスターは、年明け最初のプレミアリーグ。開始3分にパトソン・ダカが左からのクロスに飛び込むなど、アグレッシブに攻めています。
プレミアリーグ8戦連続無敗のスパーズは、ハリー・ウィンクス、ホイビュルク、オリヴァー・スキップと守備力があるMFを並べています。9分、強引なドリブルで4人を翻弄し、ボックス左に抜け出したハリー・ケインの左足シュートは、ゴールラインまで戻ったルーク・トーマスがヒールに当てて難を逃れました。12分にもエースがFKを直接狙いますが、ボールは壁を越えません。
18分のスパーズのCKは、ハリー・ケインのヘッドがクロスバーにヒット。21分にボックスの左コーナーでこぼれ球を拾ったルーカス・モウラは、右にまわり込んで放った鋭いシュートをシュマイケルにセーブされました。直後、左からのハイクロスをファーで叩いたダヴィンソン・サンチェスのヘッドは、左にアウト。シュート10本と圧倒的に押していたスパーズは、24分に速攻1発で先制されてしまいます。
左からドリブルで仕掛けたのは新進気鋭のデューズバリー・ホール。中央でグラウンダーを受けたルックマンがパトソン・ダカと短いパスを交換すると、左に流れたダカが厳しい角度から左足でファーに収めました。1-0となってからしばらくは、レスターペース。34分にジェームズ・マディソンがカーブをかけて右隅を狙うと、ロリスが素晴らしい反応で外に弾き出しました。
36分、オリヴァー・スキップの完璧なスルーパスがラインの裏を狙ったルーカス・モウラへ。飛び出したシュマイケルがブロックし、こぼれ球を拾ったホイビュルクが無人のゴールにシュートを放つと、必死に戻ったオルブライトンがゴールライン上でクリアしました。
同点ゴールは38分。ハーフライン付近で奪ったボールがハリー・ウィンクスに渡り、浮き球で抜け出したハリー・ケインがボックス右に侵入します。戻ったソユンチュは切り返しであっさりかわされ、左足のフィニッシュがファーポストの内側を叩きました。トップフォームを取り戻したエースは、41分にもルーカス・モウラのスルーパスでシュマイケルと向き合いますが、右足のシュートは浮いてしまい、逆転はなりませんでした。
前半は1-1、スパーズのシュートは既に14本。コンテ監督はハーフタイムにエメルソンを下げ、ドハーティーを投入しています。レスターの守備陣は、後半に入ってもプレスを嫌がり、苦しいビルドアップを続けるうちに主導権を明け渡してしまいました。53分にルーク・トーマスと代わったジェームズ・ジャスティンは、11ヵ月ぶりのプレミアリーグです。
55分、ハリー・ケインが縦パスでレギロンを走らせると、グラウンダーのこぼれ球がドハーティーへ。左足のダイレクトショットは、左に逸れていきました。カウンターで対抗するレスターは、58分に4対4の形に持ち込みますが、ジェームズ・マディソンのフィニッシュはロリスの正面です。スパーズがいつ勝ち越すのかを待っているようなゲームは、76分に均衡が崩れました。
ティーレマンスの縦パスを受けたジェームズ・マディソンが、直前にダカと代わったばかりのハーヴィー・バーンズとパス交換。ボックス右に入った10番のシュートは、タンガンガの足に当たってニアに飛び込みました。ビハインドを背負う展開となり、猛攻を続けるスパーズ。強引な中央突破に対して、レスターはベタ引きで対応しています。
20本以上のシュートを記録しながら、ゴールはひとつだけ。強者が敗れる典型的な流れにはまったチームを見ながら、コンテがようやく負けるのかとぼんやり考えていました。90分を過ぎ、ボールを支配しているのはレスター。94分にベルフワインがソユンチュを突き飛ばし、イエローをもらって試合が再開されたとき、残り時間は30秒を切っていました。
シュマイケルは当然のロングキック。クリアからルーカス・モウラが足元に収めると、前を向いてボールをもらったホイビュルクが絶妙なロングフィードをドハーティーに送りました。胸でトラップしたWBがソユンチュと絡み、こぼれたボールをネットに突き刺したのはベルフワイン!殊勲のゴールを決めたアタッカーは、ボールに突進してキックオフを急いでいます。
キックオフからティーレマンスがパスを受け、縦パスを出すとホイビュルクがカット。この瞬間、5人が一斉にスプリントするのがコンテのフットボールです。ハリー・ケインが縦に通したスルーパスで、ベルフワインがシュマイケルと1対1。GKをかわして左隅に転がしたシュートが、ポストを叩いてラインを越えました。
ラスト26秒からの2発で2-3。タイムアップの笛が鳴り、ロジャースとコンテがハグをかわすと、ハリー・ケインが絶叫しながらベルフワインと抱き合っています。ホイビュルクも、ドハーティーも、ルーカス・モウラも、ハリー・ケインも、ベルフワインも諦めなかった。コンテがなぜ勝てるのかを思い知らされた90秒でした。
プレミアリーグで9戦連続無敗。次節、チェルシーとのロンドンダービーに勝てば、3位へのジャンプアップが見えてきます。4戦連続勝利なしのトゥヘル監督は、彼らの勢いを止められるでしょうか。決戦のキックオフは、日本時間の月曜1時30分です。楽しみですね!
プレミアリーグ8戦連続無敗のスパーズは、ハリー・ウィンクス、ホイビュルク、オリヴァー・スキップと守備力があるMFを並べています。9分、強引なドリブルで4人を翻弄し、ボックス左に抜け出したハリー・ケインの左足シュートは、ゴールラインまで戻ったルーク・トーマスがヒールに当てて難を逃れました。12分にもエースがFKを直接狙いますが、ボールは壁を越えません。
18分のスパーズのCKは、ハリー・ケインのヘッドがクロスバーにヒット。21分にボックスの左コーナーでこぼれ球を拾ったルーカス・モウラは、右にまわり込んで放った鋭いシュートをシュマイケルにセーブされました。直後、左からのハイクロスをファーで叩いたダヴィンソン・サンチェスのヘッドは、左にアウト。シュート10本と圧倒的に押していたスパーズは、24分に速攻1発で先制されてしまいます。
左からドリブルで仕掛けたのは新進気鋭のデューズバリー・ホール。中央でグラウンダーを受けたルックマンがパトソン・ダカと短いパスを交換すると、左に流れたダカが厳しい角度から左足でファーに収めました。1-0となってからしばらくは、レスターペース。34分にジェームズ・マディソンがカーブをかけて右隅を狙うと、ロリスが素晴らしい反応で外に弾き出しました。
36分、オリヴァー・スキップの完璧なスルーパスがラインの裏を狙ったルーカス・モウラへ。飛び出したシュマイケルがブロックし、こぼれ球を拾ったホイビュルクが無人のゴールにシュートを放つと、必死に戻ったオルブライトンがゴールライン上でクリアしました。
同点ゴールは38分。ハーフライン付近で奪ったボールがハリー・ウィンクスに渡り、浮き球で抜け出したハリー・ケインがボックス右に侵入します。戻ったソユンチュは切り返しであっさりかわされ、左足のフィニッシュがファーポストの内側を叩きました。トップフォームを取り戻したエースは、41分にもルーカス・モウラのスルーパスでシュマイケルと向き合いますが、右足のシュートは浮いてしまい、逆転はなりませんでした。
前半は1-1、スパーズのシュートは既に14本。コンテ監督はハーフタイムにエメルソンを下げ、ドハーティーを投入しています。レスターの守備陣は、後半に入ってもプレスを嫌がり、苦しいビルドアップを続けるうちに主導権を明け渡してしまいました。53分にルーク・トーマスと代わったジェームズ・ジャスティンは、11ヵ月ぶりのプレミアリーグです。
55分、ハリー・ケインが縦パスでレギロンを走らせると、グラウンダーのこぼれ球がドハーティーへ。左足のダイレクトショットは、左に逸れていきました。カウンターで対抗するレスターは、58分に4対4の形に持ち込みますが、ジェームズ・マディソンのフィニッシュはロリスの正面です。スパーズがいつ勝ち越すのかを待っているようなゲームは、76分に均衡が崩れました。
ティーレマンスの縦パスを受けたジェームズ・マディソンが、直前にダカと代わったばかりのハーヴィー・バーンズとパス交換。ボックス右に入った10番のシュートは、タンガンガの足に当たってニアに飛び込みました。ビハインドを背負う展開となり、猛攻を続けるスパーズ。強引な中央突破に対して、レスターはベタ引きで対応しています。
20本以上のシュートを記録しながら、ゴールはひとつだけ。強者が敗れる典型的な流れにはまったチームを見ながら、コンテがようやく負けるのかとぼんやり考えていました。90分を過ぎ、ボールを支配しているのはレスター。94分にベルフワインがソユンチュを突き飛ばし、イエローをもらって試合が再開されたとき、残り時間は30秒を切っていました。
シュマイケルは当然のロングキック。クリアからルーカス・モウラが足元に収めると、前を向いてボールをもらったホイビュルクが絶妙なロングフィードをドハーティーに送りました。胸でトラップしたWBがソユンチュと絡み、こぼれたボールをネットに突き刺したのはベルフワイン!殊勲のゴールを決めたアタッカーは、ボールに突進してキックオフを急いでいます。
キックオフからティーレマンスがパスを受け、縦パスを出すとホイビュルクがカット。この瞬間、5人が一斉にスプリントするのがコンテのフットボールです。ハリー・ケインが縦に通したスルーパスで、ベルフワインがシュマイケルと1対1。GKをかわして左隅に転がしたシュートが、ポストを叩いてラインを越えました。
ラスト26秒からの2発で2-3。タイムアップの笛が鳴り、ロジャースとコンテがハグをかわすと、ハリー・ケインが絶叫しながらベルフワインと抱き合っています。ホイビュルクも、ドハーティーも、ルーカス・モウラも、ハリー・ケインも、ベルフワインも諦めなかった。コンテがなぜ勝てるのかを思い知らされた90秒でした。
プレミアリーグで9戦連続無敗。次節、チェルシーとのロンドンダービーに勝てば、3位へのジャンプアップが見えてきます。4戦連続勝利なしのトゥヘル監督は、彼らの勢いを止められるでしょうか。決戦のキックオフは、日本時間の月曜1時30分です。楽しみですね!
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