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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

急転直下!リヴァプールが夏の獲得候補だったルイス・ディアスに緊急オファー!?

これは、ノーマークでした。1週間後にサラーとマネが帰ってくるレッズは、冬のマーケットでは動かないと思っていました。左右のウイングが不在だったプレミアリーグの2試合は、3-0、1-3で連勝。カラバオカップでもファイナル進出を果たしています。2月になれば、エリオット、ナット・フィリップス、チアゴ・アルカンタラ、ディヴォック・オリギが続々と復帰。サポーターの大半が、現有戦力でも問題なしと考えていたのではないでしょうか。

デッドラインデーは目前。トッテナムやニューカッスルを追いかけていた現地メディアが、突如動き出したレッズについて一斉に報じています。「BBC」「スカイスポーツ」「アスレティック」が獲得に迫っていると伝えているのは、ポルトでゴールを量産しているルイス・ディアス。25歳のウインガーは、夏に引き入れる予定でした。

リヴァプールが方針を変更したのは、アントニオ・コンテ率いるトッテナムが3700万ポンド(約57億円)にアドオン840万ポンド(約13億円)をぶら下げたオファーを提示したのを察知したからです。6600万ポンドのバイアウト条項というカードを持つクラブと、レッズに行きたがっているルイス・ディアスは、ノースロンドンからのオファーを拒否。プレミアリーグのライバルに奪取されるという着地を嫌ったレッズは、計画の前倒しを決断したようです。

今季のプリメイラ・リーガで18試合14ゴール5アシスト。左右のウイングに加えて、センターと左のMFもこなすユーティリティーは、いかにもクロップ好みです。まさに今、ワールドカップカタール大会南米予選のコロンビアVSペルーが行われており、ルイス・ディアスは4-4-2の左サイドに入っています。2月1日には、アルゼンチンとのアウェイゲーム。獲得を確信しているレッズは、現地にメディカルスタッフを派遣してデッドラインデーに間に合わせようとしています。

クラブと選手は相思相愛、ポルトの希望条件も把握済み。次のニュースは、プリメイラ・リーガにおける最高のアタッカーのプレミアリーグ参入決定でしょう。リーグ最多ゴールに加えて、ボックスでのボールタッチ1位、ファイナルサードでのボール奪取2位というスタッツを持つワールドクラスは、レッズのフロントスリーにフィットするためのリードタイムを必要としないのではないでしょうか。

夏にスポーティング・ディレクターに就任するジュリアン・ワードが主導し、クラブを離れるマイケル・エドワーズがサポートした極上のディールは、プレミアリーグの頂点に辿り着いたクラブの新たなチャプターのようにも感じられます。新旧のディレクターは、ルイス・ディアス獲得の裏側でもうひとつのディールを走らせているのではないかと想像します。南野拓実に興味ありと伝えられているのは、モナコとリーズです。


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