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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【MAN.CITY×Fulham】 先を見越した試運転まで完了!マンチーニ大満足の週末

この日も、マンチェスター・シティはヤヤ・トゥレ不在の影響を感じさせない試合運びで、フラムを圧倒しました。点差以上に実力差を感じた2-0、圧勝。対戦相手からすればいちばん嫌な男、ダヴィド・シルバがあわやハットトリックの活躍。盤石でしたね。

フラムとしては、前半いっぱいは0-0で乗り切り、相手の焦りを誘いたいところでしたが、開始2分に失点してしまったために、ゲームプランが完全に崩れてしまいました。シュートが枠内にいく率が極めて高いジェコがゴール正面でパスを受けたのを見て、テベスがうまくサイドに流れたためにDFがおびき出され、ジェコはフリーでシュート。シュワルツァーが何とかはじいたものの、こぼれ球がダヴィド・シルバの足元にいってしまい、後は流し込むだけ。、ジェコとテベスに前を向いてボールを持たせるとこうなるという見本のようなゴールでした。

この1点がチーム全体にゆとりを生み、なかなか追加点は入らなかったものの、ボール支配率70%というシティペースで試合は進みました。危なげない状態が維持できていれば無理に攻めない、前を急がない、というあたりがイタリア人監督、マンチーニらしいところ。おとといの夜、同じ1点リードで前に人数をかけ、ぐいぐい攻めていたスペイン人ベニテスのチェルシーとは好対照です。これは良し悪しで、どちらがいいということではないのですが。

後半、一瞬のスキをついて、左サイドでパスを受けたダヴィド・シルバがDF2人を置き去りにし、出てきたGKを冷静に見ながら、余裕のチップキックをゴール右隅に落として勝負あり。この後、GKとの1対1を決められなかったのはご愛嬌。フラムはほぼ何もできないままロンドンに帰ることになってしまいました。

今週、アウェイでトッテナムと戦うMAN.UTDにしっかりプレッシャーをかけ、今まで出場時間が少なかったミルナーやハビ・ガルシアを働かせることができて、ケガから復帰したアグエロのならし運転も完了。いいことづくめの週末を過ごしたシティですが、来週からが厳しい。レドナップ就任後守備が締まり、さらに補強でテコ入れをかけているQPR、スタリッジが機能し上り調子のリヴァプール、上位相手に勝ち点3を獲らせないサウサンプトン、デンバ・バとランパードが元気なチェルシーと続きます。ここでどれだけ、勝ち点を積み上げられるでしょうか。接近か、終戦か。シティを止められるチームはあるのか。楽しみな2月です。

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