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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Liverpool×Norwich】 スアレスもスタリッジもとにかく楽しそう。

これは、リヴァプール、今後やっかいですね。スアレス、スタリッジ、ヘンダーソンが、それぞれ心からサッカーを楽しんでいるのが見てとれました。ヘンダーソンの先制ボレー、2点めのスタリッジのスルー、3点めでダウニングがダイレクトで出したセンタリング、これらすべて、余裕、大胆さ、遊び心がないとできないプレイです。

とりわけ、スアレスとスタリッジが短期間で信頼関係を作れたのが大きい。いいタイミングでジェラードもトップフォームに戻りました。彼の十八番、中央からの弾丸ミドルシュートで4-0。とどめの5点めはオウンゴールでしたが、DFがせいいっぱい体を伸ばして触った結果がゴールインだっただけで、チャレンジしなければ裏にいたボリーニが蹴り込んでいただけのこと。かくして5-0、パーフェクトゲーム。

ブレンダン・ロジャース監督の忍耐がようやく結果になって返ってきそうです。まだ、中盤のパスまわしはゴツゴツしていますが、スタリッジが加入して攻めのバリエーションが増え、ゴール前でボールを持たせると脅威。一方、ノーウィッチですが、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドを沈黙させた秋口の粘り強さはどこへやら。この日はマークも緩く、淡白なプレイに終始してしまいました。降格ラインまでの7勝ち点差は決してセーフティな数字ではありません。QPRやサウサンプトンが戦力強化をしているなか、ここで立て直さないと一気に凋落、ということも考えられます。

レッズのこの勢いは本物なのか、一時の華なのかは来週のアーセナル戦で見えてくるでしょう。ライバルのエヴァートンの背中は完全に見えており、これを交わせばEL出場権に手が届くので、引き続き強いモチベーションを持って戦うでしょう。逆にいえば、何か来季につながる成果を獲れないと、ロジャースの首も涼しくなってしまうわけですから。この後当たるヴェンゲルさん、マンチーニさん、赤い悪魔が戻ってきました。心してかからないと、やられますよ。

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