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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Arsenal×Huddersfield】4分で1ゴール2アシスト…美しすぎるエジルが5-0圧勝を演出!

プレミアリーグ開幕から連勝スタートだったハダースフィールドは、9月末のトッテナム戦からTOP6との対戦が増え、2勝5敗と苦戦しています。とはいえ、9節ではマンチェスター・ユナイテッドに勝ち、前節のマンチェスター・シティ戦も84分まで1-1と大健闘。敵地エミレーツでアーセナル相手にどんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみな一戦です。一方、ノースロンドンダービーとバーンリー戦を連勝したガナーズは、週末にマンチェスター・ユナイテッドとの大一番が控えています。ヴェンゲル監督がどこまでターンオーバーするのかが気になっておりましたが、何とバリバリのベストメンバーです。GKチェフ、3バックにムスタフィ、コシールニー、モンレアル。WBはベジェリンとコラシナツ、センターにジャカとラムジー。エジルとアレクシス・サンチェスの前にラカゼットです。

3分、いきなりアーセナルが先制しました。エジルの縦パスを受けたジャカが、前線に走ったラムジーに流すと、絶妙なヒールパスでラカゼットがフリー。エースの今季プレミアリーグ7ゴールめは、左足でGKレッスルの脇を抜いた完璧な一撃でした。優位に立って、さらに攻めるガナーズ。9分に敵陣でパスミスを拾ったラムジーは、迷いなくミドルシュートを選びますが、うまくミートできずに大きく枠を外しました。高いポジションを取るホームチームのセントラルMFコンビは絶好調です。13分にラムジーの落としをジャカが左に展開したチャンスは、コラシナツがラストパスの選択を間違えなければきわどい攻防になっていたはずです。

21分、アウェイチームが左サイドで得たFKは、レーヴェが中に入れたボールに競り勝ったヨルゲンセンがヘディングシュート。これは枠を外れたものの、セットプレーには希望を見出せそうです。27分、ここまで目立たなかったアレクシス・サンチェスが、エジルのパスをボックスの角でもらって右足を振り抜くも珍しく空振り。31分にジャカの縦パスで左から飛び出したラカゼットは、ゴールマウスを離れて寄せてきたGKレッスルの頭上に浮かす見事なシュートを放ちますが、ゴールライン上でクリアされたボールをコラシナツに先着したシンドラーが掻き出しました。

38分のハダースフィールドのカウンターは、ディレイすべきだったジャカがクヴァナーに一発で当たりにいったために招いたピンチでした。ムーイからのリターンを持ち込んだクヴァナーのシュートは、間に合ったコシールニーが鬼気迫るスライディングでストップ。前半を1-0で折り返したガナーズですが、立役者のラカゼットにトラブルがあったのでしょうか。後半頭から、トップはジルー。47分、エジルとのワンツーでアレクシス・サンチェスが左からボックスに侵入すると、ファーに走っていたエジルにラストパスが通りますが、フィニッシュはDFの壁に阻まれました。

51分、右から2人をかわしたクヴァナーがガナーズの対応の遅れを突いてゴール前に侵入。クロスに狙った決定的な一撃は、チェフが足で止めるビッグセーブを見せて同点を許しません。直後のカウンターは、ベジェリンのクロスをニアで叩いたジルーのボレーがシンドラーにカットされます。53分、ムニエの縦パスでボックス左に流れたカチュンガが短いリターンを落とすと、ムニエのボレーは足元に入ったモンレアルがカット。58分に敵陣で相手のミスパスを拾ったガナーズは、ラムジーのスルーパスでジルーがフリーになり、レッスルを抜き去って無人のゴールに左足で流し込もうとしますが、ポストに当てて絶好機を逃しました。今季プレミアリーグで未だ1ゴールのストライカーは、自信と余裕を失っているのかもしれません。

61分、左サイドでジルー、コラシナツとつながったボールは、アレクシス・サンチェスが右足で巻いて狙うもバーの上。アーセナルがようやく追加点を決めたのは68分でした。コンダクターはメスト・エジル。コラシナツとワンツー、アレクシスとワンツーで左を突破したプレーメイカーの優しいラストパスがジルーに通り、今度は文句なしのボレーがネットに突き刺さります。さらに1分後、ラムジーが右に展開したパスを持ち込んだエジルが右足で完璧なクロス。中央でノーマークだったアレクシス・サンチェスにとっては、簡単なハーフボレーでした。3-0としたばかりの72分、ラムジーの美しいスルーパスでエジルがレッスルと1対1になり、冷静に放った左足のシュートがゴールに転がり込みました。たった4分で1ゴール2アシスト…あまりにも甘美なショーが終わると、ラムジーとアレクシスがウェルベックとウィルシャーに代わり、ワンサイドゲームと化した現実に引き戻されました。

戦意喪失のハダースフィールドは、右サイドの守備が完全に崩壊。モンレアル、コラシナツ、エジルにいいように蹂躙されています。87分にはコラシナツがワンツーの失敗をうやむやにしながら強引に中央に割って入り、ジルーが強烈なボレーで今季プレミアリーグ3点め。終わってみれば、アーセナルは5-0圧勝でした。守備についていくつか気になったことがあったのですが、エジルに見とれているうちに些細なことのように思えてきました。フットボールのおもしろさ、美しさ、怖さが濃縮された4分間。今日は、最高のエジルと2アシストを決めた絶品ラムジー、そしてジルーの復活を見られてお腹いっぱいです。いやー、素晴らしい!

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“【Arsenal×Huddersfield】4分で1ゴール2アシスト…美しすぎるエジルが5-0圧勝を演出!” への2件のフィードバック

  1. 新参 より:

    アーセナルは前半戦好調で後半失速するパターンが多いですが、今シーズンはピークを後半戦に持ってきているのかもしれないですね。マンチェスター勢に逆襲するのであれば、調子が長続きしないエジル、ラムジーがどこまでやれるか、サンチェスがもう一つギアを上げるのかがキーでしょうか。

    厄介な強豪アウェイはある程度消化し終わっているだけに、例年以上に期待感はあります(2大エースの去就が気になりつつも)。1月始めのチェルシー戦を終えた時点で優勝争いしているのか、いつものように4位争いをしているのか、前者であることを期待しております。優勝争いをするためのもう一つのキーは冬男ジルーとELでは異次元のウィルシャーと思っています。

  2. makoto より:

    新参さん>
    昨季までよりも選手層が厚くなっていること、前半戦の出番が少なくフレッシュな選手が多いことは好材料ですね。最終ラインから負傷者が出なければ、早いタイミングで追い上げモードに入れるかもしれません。

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