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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.CITY×Saints】またも土壇場でスターリング!苦戦のマン・シティが貴重な勝ち点3をゲット!

プレミアリーグ3節のボーンマス戦は2-1、97分にスターリング。プレミアリーグ13節のハダースフィールド戦も2-1、84分にスターリング。そしてミッドウィークに開催された14節のサウサンプトン戦でも、最終盤のゴールでチームを救ってきたスターリングが決めてくれました。既に時計は96分を指しており、スコアは1-1。左サイドのスターリングにボールが渡ったとき、ゴールの匂いは漂ってきませんでした。中央を窺いながらドリブルで進み、シュートの可能性を探る7番。吉田麻也とブファルが付いているのにゴールにねじ込もうとするのは、さすがに無理筋です。

やむなくデブライネに預けたスターリングを、ブファルが引き続きマークしていればよかったのですが、モロッコ代表MFがボールを追ってデブライネに寄せたためにスターリングがフリーになります。寄せが遅かった吉田麻也は、この状況でフォースターを破るシュ―トは打てないと判断していたのでしょう。しかし、マン・シティの7番のシュートはパーフェクトでした。コースを切りにいった吉田の左足の先を抜けて、右のポストに向かったボールはドライブがかかってサイドネットに突き刺さりました。ガッツポーズ連発のペップ・グアルディオラ。マンチェスター・シティは3回めとなる「スターリングの2-1」で13勝1分としましたが、勝負強いサイドアタッカーがいなければ、マンチェスター・ユナイテッドとの差は2しかなかったことになります。

ダヴィド・シルヴァ、デブライネ、フェルナンジーニョを固定し続けてきたチームは、CLのグループステージが終わろうとしているなかで、疲労が溜まっているのでしょうか。ガブリエウ・ジェズス、アグエロ、スターリングを前線に配したペップは、今季プレミアリーグで初めてダヴィド・シルヴァをスタメンから外しました。代わって入ったのはギュンドアン。マウリシオ・ペジェグリーニ監督率いるセインツはここまでプレミアリーグ10位で、エティハドでマン・シティが苦戦する相手とは思えませんでした。いつも通り立ち上がったマン・シティに対して、13分にセインツが先に決定機を創ります。

シェーン・ロングのグラウンダーをコンパニがスライディングで止めた後のCK。ニアに入った吉田麻也が頭で逸らすと、中央のフートのヘディングがクロスバーにヒット。すかさずカウンターに入ったマンチェスター・シティは、デブライネのラストパスを受けたスターリングとリバウンドを拾ったガブリエウ・ジェズスが枠内にコントロールされたシュートを放ちますが、いずれもフォースターが弾き出してゴールを許しません。20分、中央から持ち込んだスターリングがデブライネに預けると、ボックスの入り口でパスをもらったフェルナンジーニョのシュートはフォースターがセーブ。ショートコーナーからのデブライネのクロスは、アグエロのヘッドがバーを越えていきます。

24分、アグエロ、ガブリエウ・ジェズス、ギュンドアンが左から仕掛けたアタックは、ギュンドアンのシュートをフォースターがストップ。34分のセインツの決定機はまたもCKで、左からのボールに競り勝ったファン・ダイクが吉田麻也の足元に落としますが、とっさのボレーは浮いてしまい、チャンスを活かすことができません。前半は0-0。プレミアリーグ首位チームがようやく先制したのは、後半が始まって間もなくでした。デブライネが左サイドから蹴ったFKが、ファン・ダイクの足をかすめてそのまま入ったという解釈なのでしょうか。決まった瞬間はオウンゴールかと思いましたが、とにもかくにも1-0です。追加点を奪えばセーフティとなるマン・シティはアタックを続け、ガブリエウ・ジェズスとギュンドアンが次々とシュートを放ちますが、いずれも枠に飛びません。

56分、アグエロとカウンターを仕掛けたガブリエウ・ジェズスがフォースターとの1対1でブロックされると、フォローしたデブライネのミドルも守護神が右に飛んでセーブ。68分のフェルナンジーニョの強烈なミドルも、当たっているGKが堅実に弾きます。セインツが追いついたのは75分。バートランドがファーサイドに高く上げたクロスを、足元にピタリと止めてすぐさまデルフを振り切ったブファルが秀逸でした。ニアでロメウがノーマーク、速いグラウンダーは触れば1点。勝ち点1でよかったアウェイチームにとっては理想的な展開で、ボックスを固めつつのらりくらりと時間を稼ぎながらあと1歩まで辿り着いたのですが、神がかりのサイドアタッカーに最後に決められ、健闘は報われませんでした。

中位チームに対する2試合連続の苦戦は「停滞の予兆」か、あるいは既に「厳しい時期を乗り越えた」のか。それとも単に、終盤までうまく戦ったハダースフィールドとセインツをほめるべきなのか。いずれにしても、9月から10月にかけて大量得点を連発していたマン・シティが得点力を落としつつあるのは事実です。12月に戦うマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムは、いい時期に当たれるのかもしれません。モウリーニョ監督には、10日後のマンチェスターダービーで無敗優勝は難しいということを知らしめていただき、プレミアリーグの優勝争いに火を灯してもらえればと思います。

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“【MAN.CITY×Saints】またも土壇場でスターリング!苦戦のマン・シティが貴重な勝ち点3をゲット!” への4件のフィードバック

  1. シティふぁん より:

    大量得点が減ってしまいましたね
    層が厚いとはいえ基本的にはスタメン固定で疲労が溜まってるのかもしれません
    ユナイテッドより先に勝点を落とすと思いましたがまたスターリングが救ってくれました

    シルバが契約延長したそうです
    間違いなくシティのレジェドで若手の成長の助けになってくれれば嬉しいです

  2. 坊主21 より:

    シーズン序盤の頃のようにパスのズレが目立ちました。
    消極的なプレーに終始していたギュンドアンはちょっと心配です。
    スターリングの終了間際のゴールでもう勝ち点6も拾えてるんですよね。
    本当にありがたい。

  3. ああ より:

    最近の試合では、相手チームがしっかり対策を取ってくるので難しい戦いが続きます。シティ相手に下手に攻めると擬似カウンターでやられて大量失点の流れになるので、どのチームも541でガチガチに固めてくるようになりました。それでもチャンスを作り点を取るのは流石だなぁと思います。しかし、シルバとデブライネのコンディションが落ちればそうはいかないでしょう。この両選手がバテるか、それともギュンドアンとベルナルドシウバがフィットして新たな勢いをチームに与えるか。どうなるか楽しみです

  4. シャーザー より:

    みさなん言ってますがシティの調子が悪いというより相手がシティの嫌がる戦い方をしている印象が強いです
    サウサンプトン戦も5バックに苦戦させられてましたね
    特にこの試合はスタメンにシルバとサネがいないことを痛感した試合でした
    ギュドアンもこの試合微妙でベルナルドもいまいちフィットしてないので現状シティにとって計算できる控えがいないことがシティ最大の懸念事項かもしれません
    特に両ウイングに関しては全くいません、中盤はまあベルナルドとギュドアンのフィット次第ですが

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