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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Huddersfield×Liverpool】エムレ・ジャン&フィルミーノ!冷静に戦ったリヴァプールが3発快勝!

プレミアリーグ首位を4-3で撃破した直後、最下位スウォンジーに1-0で敗れ、FAカップ4回戦は19位のWBAにアンフィールドで2-3完敗。ハダースフィールドの本拠地ジョン・スミスに乗り込んだリヴァプールは、悪い流れを断ち切らなければなりません。クロップ監督がファン・ダイクをベンチに置いたのは、コンディションの問題か戦術的な理由か。GKロリス・カリウス、DFジョー・ゴメス、マティプ、デヤン・ロブレン、ロバートソン。アンカーにヘンダーソンが入り、両脇にエムレ・ジャンとミルナー。前線はいつものサラー、フィルミーノ、マネです。3分、ロリス・カリウスのキックがサラーにつながり、落としを受けたフィルミーノがマネに出したスルーパスは、セネガル代表FWがトラップを失敗しなければGKと1対1でした。

マイボールの際はスローに落とし、奪われても厳しいプレスを仕掛けないレッズは、先にゴールを奪われないことを重視しているように見えます。17分、ハダースフィールドに最初のチャンスが訪れます。左から突破を図ったレーヴェが中央に速いグラウンダーを入れると、タイミングはぴったりだったデポワトレのボレーはロリス・カリウスがファインセーブ。22分に浮き球に反応してラインの裏に出たサラーは、GKレッスルに体を入れられシュートを打ち切れません。24分に切り返しから左足で巻いたエムレ・ジャンのミドルは、レッスルが右に飛んでセーブ。攻め続けていたレッズは、26分にファインゴールで先制します。ロバートソンのクロスのクリアに反応したエムレ・ジャンは、距離を気にしませんでした。右足を振り抜いたダイレクトショットはビリングの足をかすめ、ゴール右隅に吸い込まれます。0-1となると、アウェイチームは再びセーフティな戦い方にギアをシフト。ハダースフィールドにとっては、厳しい展開です。

40分、レーヴェが左足で狙った直接FKはポストの左にアウト。レッズの追加点は、46分という最高の時間に決まりました。左サイドでロバートソン、マネとつながり、脇をスプリントしたフィルミーノがマネの落としから縦に抜け出すと、ゴールライン際を進んだ9番は、GKとポストのわずかな隙間を鋭く射抜きました。前半は0-2。最終ラインが落ち着いている今日のレッズなら、ひっくり返されることはないと思われます。後半も、開始早々からレッズペース。54分、エムレ・ジャンが右から上げたアーリークロスをフリーのマネがヘッドで叩きますが、余裕がない一撃はレッスルの正面にいってしまいました。

57分、左から流れてきたボールをダイレクトで打ったミルナーのミドルは、レッスルがセーブ。63分にワグナー監督はプレミアリーグ4ゴールのムニエを下げ、未だノーゴールのクアナーを投入します。守るときはきっちり引き、フォーメーションのバランスを壊さないリヴァプール。67分にエムレ・ジャンからのロングフィードをマネがダイビングヘッドで狙ったシーンは、先ほどのリプレイのようでしたが、今度は枠にいかず右に外れてしまいました。72分、ジョー・ゴメスの縦パスに走ったサラーは、先に触ったコンゴロのトラップをさらってGKまでかわすも、ニアに打ったシュートは外からサイドネット。残り15分を過ぎても、プレミアリーグ4位チームが主導権を握り続けています。

3点めが決まったのは、78分でした。ボックス右でサラーのパスをトラップしたエムレ・ジャンが、ビリングに倒されPK。サラーはミルナーに蹴らせてほしいと頼んだのでしょう。ゴール正面に今季プレミアリーグ19発めが突き刺さると、サラーはミルナーとハイタッチし、ゴールを称え合っています。0-3としたクロップ監督は、サラー、ヘンダーソン、フィルミーノを下げ、チェンバレン、ワイナルドゥム、ソランケを続々と投入。決定的なシュートを許さなかったレッズが、今季プレミアリーグで10回めとなるクリーンシートで快勝しました。

FAカップで目立っていた無謀なチャージは影を潜め、終始冷静だった最終ラインと中盤センター。フィルミーノ、マネ、サラー、ロバートソンが仕掛けるサイドアタックは相変わらず速く、エムレ・ジャンの精度の高いロングフィードも効果的でした。誰が出ても今日のように中盤の安定を保てれば、チャンピオンズリーグでストレートインとなるポジションに充分手が届くのではないでしょうか。納得の勝ち点3。今夜の試合でチェルシーが復調ボーンマスに足をすくわれるようなことがあれば、リヴァプールはプレミアリーグ3位に復帰します。

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“【Huddersfield×Liverpool】エムレ・ジャン&フィルミーノ!冷静に戦ったリヴァプールが3発快勝!” への3件のフィードバック

  1. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    嫌な流れを断ち切る事が出来た勝利だと思います。
    ヘンダーソンの調子がいいと、ボールカバー&奪取の対応が非常にいいですね。チャンも動きやすかったのではと思います。このようなゲームを下位チームに継続してもらえると今後の展望は明るいと思います。

  2. タムコップ より:

    降格圏を争うハダーズフィールド相手のクリーンシート、ひとまず安心しました。
    やはりジャンはBox to Boxのスタイルでこそ光りますね!
    ヘンドのパス回しとミルナーの気の利いた中盤のフォローと前線とのリンクプレイもナイス。
    メンバーにもよりますが、引いた相手に対して少しずつ崩しのバリエーションも増えていってるなという良い印象を受けた試合でした。
    あとはカリウス。
    デボワトーレのシュートは完璧なタイミングでしたがよく凌いでくれました!
    今季、ああいう決定機で「セーブに行かず諦めるプレイ」が多かったので、それ以外のプレイ(※積極的に飛び出してクリアするなど)も含めて本日は及第点でした。
    あとは持続性だなあ…、次のスパーズとのTop4圏内直接対決、見ものです。

  3. Motsuki909 より:

    元々クリーンシートのイメージが薄い我らがレッズですが、今日は危なげない試合運びで安心して観ていられました。少しの幸運もあったものの、ジャンの先制点は大きかった。フィルミーノの追加点も、コースと時間帯ともに絶妙でした。

    引き気味の相手に対して、どうしても1人あたりのタッチ数が増えてしまう事と、マネが決め切れなかった事、前線3枚の疲労度合い。あえて心配事を挙げるならそんなところでしょうか。久々に平日早朝の早起きが気持ち良い結果に繋がり満足しています。

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