【West Ham×MAN.CITY】やはり圧勝!マン・シティがプレミアリーグタイ記録の30勝達成!
13分、右にまわっていたサネが、ボックスのコーナーから思い切りよく左足を振り抜くと、エヴラの頭に当たったボールが左隅にゴールイン。逆に動いたアドリアンは、顔をしかめるしかありません。ハマーズの反撃は16分。ランシーニとアルナウトヴィッチのコンビプレーで右サイドを崩すと、中央から走り込んだクレスウェルへのグラウンダーは、エデルソンが前に出て右手で弾き出します。20分に左から上がったギュンドアンが中のスターリングに預けると、左足のシュートはうまく当たらず、右に逸れていきます。
直後に中央から放ったフェルナンジーニョのロングシュートは、惜しくもポストの左。27分、フェルナンジーニョの長いスルーパスがハマーズの最終ラインを切り裂き、スターリングとアドリアンが1対1。GKをかわした7番のシュートはオグボンナがヘッドでクリアしますが、ギュンドアンのパスを受けたデブライネが速いグラウンダーを入れると、サバレタのクリアがライスに当たってゴールに飛び込んでしまいました。マン・シティの今季プレミアリーグ100発めは、何とオウンゴール。34分には右サイドでスターリングがバックパスをカットし、フォローしたサネがアドリアンと向き合いますが、PFAの若手MVPが珍しくタッチミスして、シュートをブロックされてしまいます。
41分、マン・シティの中途半端な浮き球のパスを奪いにいったのは、エジミウソン・フェルナンデス。ギュンドアンが倒した位置は、ボックスの中か外か微妙でしたが、次のプレイが議論を無意味にしました。クレスウェルが左足で巻いた直接FKは、壁に入っていたノーブルが首をすくめた上を抜け、右隅に突き刺さるスーパーゴール!これをきっかけにゲームはオープンになり、追加タイムはマン・シティの猛攻が続きます。ボックス手前のスターリングが、右に回り込んで打った強烈な一撃はアドリアンがビッグセーブ。1-2でハーフタイムなら、ハマーズの選手たちは下を向く必要はありません。
48分、サバレタが縦に出したボールに反応したアルナウトヴィッチは、体勢を崩してシュートを打てず。53分、ガブリエウ・ジェズスが鋭いスルーパスで右のスターリングを走らせると、フェイントで相手を牽制しながら上がりを待ったスターリングが、ガブリエウ・ジェズスに完璧なラストパスを通しました。トップスピードでGKの前に躍り出たストライカーが、右隅に突き刺して1-3。57分、ボックス内でクレスウェルに倒されたように見えたスターリングに笛は鳴らず、2分後に再度ボックス右を突破した7番の落としは、走り込んだデブライネが右に外してしまいます。カイル・ウォーカーがダニーロに代わった直後の61分、アドリアンのミスキックからスターリングがGKと1対1になるも、股間を狙ったシュートをブロックされてしまいました。
64分、敵陣でインターセプトしたフェルナンジーニョが右のスターリングに預けると、リターンをゴール左に蹴り込み1-4。モイーズ監督はエジミウソン・フェルナンデス、ランシーニ、エヴラを一気に下げ、チチャリート、ファン・マリオ、マスアクの3枚代えです。ゲームの興味は、マンチェスター・シティのプレミアリーグ最多ゴール記録の更新です。71分、ギュンドアンが下がりヤヤ・トゥレ。80分にガブリエウ・ジェズスと代わったのは、プレミアリーグデビューとなる19歳のルーカス・ヌメチャ。最後までボールを支配したマンチェスター・シティは1-4で快勝し、プレミアリーグ年間30勝を達成しました。
相変わらずの敵陣でのボール奪取力、ボックス脇を蹂躙するサイドアタック、少しでも空けば縦に切り裂くスルーパス。これはもう、見事としかいいようがありません。104ゴールまであとひとつ、アウェイ16勝もあとひとつ、得失点差は76まで伸ばし、勝ち点95は次に勝てば達成…!レコードは全部、持っていってください。プレミアリーグファンとして、最強のチームを目の当たりにしている幸せを満喫することにいたします。来週の「生贄」は、18位セインツの足音がすぐ後ろに迫ってきているハダースフィールドです。エティハドで勝ち点1は、難しいでしょうね…。
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更新有難うございます。リーグに関しては記録尽くめのシーズンになりそうですね。CL敗退は来季以降の課題として、楽しみにとっておきましょう。今の興味はレッズのCL制覇を観たいのと、なんといってもシティをはじめとするプレミア勢のロシアでの活躍です。ベルギーの初優勝、エジプトの躍進、ザネのドイツは?大容量レコーダー買ったので全試合観たいです!!