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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Liverpool×Brighton】圧勝レッズがプレミアリーグ4位キープ!CL決勝に向けて視界良好!

引き分け以上ならプレミアリーグ4位以上が決まるリヴァプールですが…クロップ監督、もしかしてマネがインサイドMFですか!? フィルミーノ、サラー、ソランケが前線、ヘンダーソンとワイナルドゥムはマネとともに3センター、アーノルド、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソンが最終ラインとみるのが自然でしょう。アンフィールドのプレミアリーグ最終節、ブライトンとの一戦は、開始早々からレッズが猛攻を仕掛けます。6分、サラーが粘って左に落としたボールを、フィルミーノが左足で狙いますが、DFにヒット。ヘンダーソンのミドルは枠を捉えられず、7分にダフィーのバックパスミスを引っかけたソランケは、飛び出したマシュー・ライアンをかわすことができません。

ソランケの後ろにフィルミーノが構える4-2-3-1のような布陣ながら、サラーが中に絞るシーンが目立ち、前線は流動的です。圧倒的なレッズペース。18分に左からボックスに侵入したサラーが、ダフィーのチェックで転倒するもレフェリーは取らず。19分には、ソランケのスルーパスでマネがGKと1対1になりますが、工夫のないシュートはマシュー・ライアンにブロックされます。26分、中央からアーノルドが攻め上がり、ソランケに縦パスを通すと、若きストライカーは中に空いたスペースに柔らかいラストパスを転がしました。左足一閃、モー・サラー!エースの4試合ぶりの1発は、今季プレミアリーグ32ゴールめです。

30分、縦パスでマネとサラーが一気に抜け出したGKと2対1の絶好機は、プレミアリーグ最多ゴールがかかったサラーに獲らせようとしたのか、マネが打たずに右に流します。これは決まりかと思いきや、ボールが弱すぎてマシュー・ライアンがカット。リバウンドを叩いたサラーは、ダフィーの体を張ったクリアを見て、悔しそうに天を仰ぎます。34分、マネのスルーパスで前線に出たワイナルドゥムのシュートは、クロスのコースをケアしていたブライトンの守護神がキャッチ。1分後、右からのクロスを中央で受けたソランケが、ヒールでボックス左に送ると、フィルミーノがフリーで打ったシュートはバーの上に浮いてしまいました。

推しまくったレッズが2点めを決めたのは、40分のCKからでした。クリアを拾ったサラーがロバートソンに預けると、ハイクロスに走り込んだデヤン・ロブレンが完璧なヘッドを右隅に突き刺しました。前半は2-0、シュート数16対1のワンサイドゲームです。セント・ジェームズ・パークでは、ニューカッスルがチェルシーに1-0でリード。クロップ監督のチームが、チャンピオンズリーグ出場権獲得に近づいています。

49分のフィルミーノの強烈なミドルは、マシュー・ライアンが右に弾き出します。CKのクリアをワイナルドゥムがカットしてミドルを放つと、味方に当たったボールがファン・ダイクに届き、シュートはGKの正面。53分に2人かわしたサラーが中央に持ち込み、右にラストパスを流すと、ソランケの思い切りのいいシュートはバーを叩いてゴールイン。U-20ワールドカップ韓国2017のMVPは、これがプレミアリーグ初ゴールです。58分のカウンターは、サラーの素晴らしいラストパスでフィルミーノがGKと1対1。左足の一撃は、忙しいマシュー・ライアンが手に当てて4点めを逃れます。

63分にラインの裏に抜けたサラーは、フィニッシュの寸前にスリップ。74分にはマネが下がり、アダム・ララナが久々のプレミアリーグです。84分、サラーとフィルミーノに代えて、ウッドバーンとダニー・イングスがピッチへ。その1分後、クロスのクリアがロバートソンの足元に入り、左足のシュートが決まって4-0となりました。ハル・シティから来た左SBは、今季プレミアリーグ初ゴールです。圧勝のレッズは勝ち点を75に伸ばし、チャンピオンズリーグ2018-19シーズンのチケットを獲得。プレミアリーグMVPを獲得したモー・サラーは、32ゴールでシーズンを終え、ハリー・ケインを抑えて得点王に輝きました。

レッズサポーターのみなさん、おめでとうございます!26日のCLファイナルに向けて、いい形でプレミアリーグを終わらせることができました。最後に、ようやくソランケが真価を発揮。ララナとともに、オプションとして使う目処が立ったのではないでしょうか。ようやく、ここまで来ました。クロップ監督の素晴らしいチームが、ウクライナで彼ららしいフットボールを披露してくれるのを楽しみにしています。

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“【Liverpool×Brighton】圧勝レッズがプレミアリーグ4位キープ!CL決勝に向けて視界良好!” への2件のフィードバック

  1. Motsuki909 より:

    今季の集大成としては文句無しの結果だったと思います。序盤はジャッジに対して画面越しにブーイングを送りましたが、無事にサラーもプレミア記録を更新して得点王になれました。来季のCL出場権も獲得、遅まきながらソランケとロバートソンにも移籍後初ゴールが生まれ、ファン・ダイク加入後のカリウスらDF陣に生まれた安定感も改めて実感できました。最終節ともなれば、書きたい事が山のように浮かんでキリがありません。

    ともあれ、主要リーグが軒並み最終節を迎える中で、まだ試合を楽しみにしていられる、という事が幸せです。今季のリヴァプールは、確実に来季以降にも繋がる積み重ねを体現できるチームだと信じています。記念すべきプレミア1,000試合目を完勝で飾り、今月末の決勝への弾みは充分につきました。約2週間後の決勝戦、愛するリヴァプールがビッグイヤーを掲げる事を、心の底から願っています。

  2. Macki より:

    更新ご苦労様です。今シーズン色々ありましたが最終節しっかりクリーンシートでサラーの記録更新&ソランケとロボの初ゴール。おまけにロブレンも決めて最高のゲームでした。あとはキエフでの大一番ビッグイヤー掲げることを期待して2週間待ちます。

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