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【MAN.CITY×Newcastle】苦しんだマン・シティ、カイル・ウォーカーが値千金のスーパーショット!

昨季プレミアリーグで37試合8ゴール16アシストのプレーメイカーのことを、どうしても思い出してしまいます。ケヴィン・デブライネを欠いたマンチェスター・シティにとって、2-1で勝ったニューカッスル戦は、個人技で競り勝った一戦でした。8分に、ミスパスを拾ったバンジャマン・メンディが左のスターリングにつなぎ、中央に切り込んだ7番が右隅に完璧なシュートを叩き込んだときは、圧勝の予感。ペップが来てからひと皮剥けた快足アタッカーは、今季プレミアリーグでも3戦2発と好調です。チェルシー戦でゴール前にバスを停め、ラスト3分まで1-1で粘ったベニテス監督のチームは、マン・シティのアタッカーたちに翻弄され続けました。

エデルソン、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、ラポルテ、バンジャマン・メンディ、フェルナンジーニョ、ダヴィド・シルヴァ、マフレズ、スターリング、ガブリエウ・ジェズス、アグエロ。ペップの布陣は、フェルナンジーニョがアンカーに入った4-1-3-2。レロイ・サネがベンチにもいないのが気になりますが、4分に切り返しから左足でニアを狙ったマフレズの動きは悪くありません。ジョン・ストーンズが敵陣に入ってボールを散らすマン・シティに対して、5バックが深いラインを築くアウェイチームはカウンター頼みです。

16分、縦パスをもらったアグエロが、振り向きざまにミドルシュート。惜しくも右に切れていきますが、CBを前に出すための効果的な脅しでもあります。2分後、アグエロからのパスでボックス右に走ったガブリエウ・ジェズスは、切り返しで2人かわすもGKドゥブラフカにコースを読まれてしまいました。21歳のストライカーは、27分のダヴィド・シルヴァのFKで競り勝ちますが、叩きつけたヘディングはうまく当たらずGKの正面。完全にゲームを掌握していたホームチームは、30分に一瞬の隙を突かれます。アヨゼ・ぺレスが最前線にいたケネディにロングフィード。左から上がってパスを受けたサロモン・ロンドンは、逆サイドをよく見ていました。快足を飛ばしてガブリエウ・ジェズスを振り切り、ダイレクトでゴールに突き刺したのはイェドリン!マン・シティ崩しのお手本のような鮮やかなカウンターでした。

前半は1-1で終了。決勝点が決まったのは、後半開始から間もない51分でした。スターリング、アグエロとパスがつながり、前にコースがなかった10番が後方に戻すと、カイル・ウォーカーの鋭いロングシュートが左隅に突き刺さりました。右SBは、56分にも強烈なFKでドゥブラフカを慌てさせ、ガブリエウ・ジェズスがこぼれ球を押し込みますが、微妙なポジションにはオフサイドのジャッジ。若いストライカーはここで交代となり、ベルナルド・シウヴァが中盤に加わります。

エデルソンの素晴らしいスローから始まった、64分のカウンターはきれいでした。ベルナルド・シウヴァの左足アウトにかけたパスが、左で待っていたアグエロに渡ると、ファーポスト際に走り込んだフェルナンジーニョのボレーはドゥブラフカがビッグセーブ。リバウンドを叩いたダヴィド・シルヴァの2発のシュートも、いずれもGKが冷静にストップして点差は広がりませんでした。

マン・シティが相手の守備陣を崩したといえるのは、このシーンと89分にアグエロがラインの裏に飛び出したカウンターぐらい。GKを抜き去ろうとしたエースはボールを手で弾かれてしまい、ファーに浮かしたラストパスには誰も届きませんでした。試合は2-1のまま、タイムアップ。後半のニューカッスルにこれといったチャンスはなく、危なげない勝利といえるのですが、圧倒的にボールを支配したホームチームが2つの個人技でしか決められなかったのが気になりました。いいときの彼らは、ウイングとインサイドMF、SBがテンポよくパスをまわしてボックス脇を崩すのですが、この日はSBの効果的な攻め上がりが少なく、ミドルシュートと遠めからのクロスが目立ちました。

相手が引いていたためにスペースを創るのが難しかったのは確かですが、デブライネの「針の穴グラウンダー」とサイドでのスルーパスが恋しくなる試合ではありました。とはいえ、きっちり勝ち点3。イーブンのまま終盤にもつれ込む展開を回避したカイル・ウォーカーのスーパーショットに拍手を送るとともに、数々のピンチを的確なセービングでしのいだドゥブラフカもほめちぎりたいと思います。素晴らしい!(ラヒム・スターリング 写真著作者/ Антон Зайцев)

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“【MAN.CITY×Newcastle】苦しんだマン・シティ、カイル・ウォーカーが値千金のスーパーショット!” への4件のフィードバック

  1. ペップの街 より:

    更新有難うございます。
    デ・ブライネ不在は確かに選択肢を減らすこととなり、チャンスも減りました。改めて彼の存在の大きさを感じさせられました。
    今の状態ではワトフォードあたりのチームにもなかなか勝てないと思います。
    今季はライバルチームも当然勝ち点90台に乗せて、そこからどれだけ上積みできるかが勝負になりそうです。でも、こんな話題早すぎるか(笑)
    それと、サネって、素晴らしい選手だけど色々言われますね。ベンチ入りできなかったのもやはりなんかあったんでしょうか。
    気になります。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    デブライネは攻撃はもちろん守備でも貢献してくれますからね
    デブライネ不在は大きな影響です
    サネは練習態度が悪かったとか
    ワールドカップ出場選手より疲労がなくシーズン最初の方から活躍してくれると思ってましたが残念です

  3. 坊主21 より:

    前半は引いてくる相手に責め急ぎ過ぎていたように感じました。
    展開的にはパスを回せるデルフの左SBを久しぶりに見たいなとも思いましたね。
    サネは前節の4人抜き以外はびっくりするほど不調だったので腐らずに復調して欲しいです。

  4. マンユナイテッド より:

    サネとメンディは明らかにプレーレーンが被ってるので同時に使うのは難しいですよね…
    というかサネはペップが求めているウイング像とは少し違う選手な気がします。
    サネ自身のプレースタイルがより多様になってスター選手、エースアタッカーとして定着するか、それともチームのメンバーのオプションの一つに収まってしまうのか、今シーズンが分岐点ですね。

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