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【MAN.UTD×Wolves】アイデア不足のマンチェスター・ユナイテッド、ホームで痛恨のドロー!

こちらは監督がポルトガル人、あちらは監督だけでなく、主力が軒並みポルトガル人です。マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードに乗り込んできたのは、プレミアリーグに昇格したばかりのウルヴスです。まずはモウリーニョ監督の11人を紹介しましょう。GKデ・ヘア、DFバレンシア、リンデロフ、スモーリング、ルーク・ショー。マティッチが出場停止の中盤には、フェライニ、フレッジ、ポグバ。最前線はリンガード、ルカク、アレクシス・サンチェスです。GKルイ・パトリシオ、MFルヴェン・ネヴェス、モウティーニョ、エウデル・コスタ、ジョッタと要所をポルトガルコネクションが占めるアウェイチームは、プレミアリーグ3節のマン・シティ戦で勝ち点1をゲットしています。

赤いユニフォームは、慎重に立ち上がりました。左右から揺さぶりをかけてくるウルヴス。6分、右からのクロスを中央で受けたラウル・ヒメネスが反転して放ったシュートは、デ・ヘアが右足で蹴り出すビッグセーブで阻みました。14分のCKは、ポグバに競り勝ったベネットのヘッドが惜しくもクロスバーの上。マン・ユナイテッドは、15分を過ぎてもなかなかシュートを打てません。16分、右からのCKがボリの頭にピタリと合い、決定的なヘッドがゴールを襲いますが、デ・ヘアの超絶セーブがチームを救いました。直後、アレクシス・サンチェスのクロスをコーディーがクリア。トラップしたポグバが、ダイレクトでフレッジに落としたボールが完璧でした。ボックスの外から左隅に決めたブラジル人MFのプレミアリーグ初ゴールは、得意ではない右足でした。

ボールを支配する時間は長いのですが、マン・ユナイテッドは攻めあぐんでいます。31分の右からのFKは、ファーに走り込んだフェライニがヘッドで折り返しますが、味方に届かずクリアされます。45分に左サイドから蹴ったアレクシス。サンチェスのFKは、枠の上に大きく浮いてしまいました。終了間際にフレッジのFKが左隅に飛ぶと、GKルイ・パトリシオが右に飛んで指先で弾くビッグセーブを披露します。前半のマンチェスター・ユナイテッドは、シュートが4本しかありませんでした。

48分、ロングフィードを右に流れて受けたルカクが、ボックスのコーナーから強引に狙うもDFがブロック。52分にボックス左で勝負したアレクシス・サンチェスの左足シュートも、守備網に引っ掛かってしまいます。ウルヴスが追いついたのは、この直後でした。右からドリブルで仕掛けたエウデル・コスタがゴールライン際から折り返すと、ヒメネスの落としに左足を振り抜いたのはジョアン・モウチーニョ。ゴール左上に飛んだ素晴らしい弾道に、さすがのデ・ヘアも動けず。32歳のポルトガル代表MFが挙げたプレミアリーグ初ゴールは、オールド・トラフォードでスコアをイーブンに戻す貴重な一撃でした。

フェライニのミドルはマーカーにヒットしてしまい、62分にポグバが遠めから放った右足シュートは左にアウト。モウリーニョ監督は、63分にアレクシス・サンチェスとフレッジを下げ、マルシアルとマタで状況の打開を図ります。66分、右から中に斬り込んだジョッタの左足は、デ・ヘアがニアに飛んでキャッチ。ポグバのパスをもらってアウトにかけたリンガードのシュートは、ルイ・パトリシオが上に弾き出しました。72分、ルーク・ショーのクロスがファーのフェライニに届き、長身のアンカーがフリーのヘッドを叩きつけると、ルイ・パトリシオが冷静に手に当てて勝ち越しを許しません。

残り15分、モウリーニョ監督の最後のカードは、リンガードをアンドレアス・ペレイラ。77分のポグバのFKは、ルイ・パトリシオの正面です。右サイドに入ったアダマ・トラオレには要注意。ドリブルの切れ味は、アザールやサハに引けを取らない選手です。91分、左サイドからのロングフィードを受けたアダマ・トラオレが、シンプルなフェイントからニアを狙うとデ・ヘアが左足でセーブ。攻めきれなかったマンチェスター・ユナイテッドはホームでドローに終わり、暫定首位のリヴァプールとの勝ち点差は8に開きました。

サイドを崩しにいく仕掛けが少なく、アーリークロスの精度は今ひとつ。フェライニがヘッドで競り勝ったシーンと、ミドルシュートに希望を見出すしかなく、必然のドロー…いや、デ・ヘアに救われて得た勝ち点1でした。オンターゲットは6対8。勝者にふさわしかったのは、マン・シティと引き分けたチームのほうでしょう。試合後の会見で、「スタートは貧弱で、前後半ともインテンシティが低かった。持てるものをすべて出しきらなければ、勝つのは難しい。今日のチームは好きじゃない」と語ったモウリーニョ監督。おっしゃるとおり、集中力やゴールに向かう姿勢も大事ですが、相手の守備を崩すプロセスが不明確なチームには、戦術のバリエーションと徹底が必要なのではないでしょうか。サイドアタッカーに未だゴールがないのは、エースへのクロスとミドル以外の策が乏しいことを示しています。次のプレミアリーグは、開幕4連敗と出遅れたウェストハム。多彩なゴール&久々の快勝を期待しております。

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“【MAN.UTD×Wolves】アイデア不足のマンチェスター・ユナイテッド、ホームで痛恨のドロー!” への3件のフィードバック

  1. マンチェスターは赤 より:

    リンデロフが下手すぎる。
    競り合いにも弱いしハイボール処理なんか酷すぎてなんでプレミアリーグでプレーできているのかがわからないレベル。
    バイリーも怪我が多すぎて戦力として数え辛い選手だがリンデロフを使うくらいならバイリーを使って欲しい。

  2. サンドバッグ より:

    攻めの戦術が少ないチームだから勝てないというのに、選手の意識を批判するのは嫌な予感がします。

    —–
    チーム全体の士気が物凄く低いですね。
    サーの術後初の天覧試合で、まさかこれほどまでに不甲斐ないとは……。
    「監督替えて欲しい」と言う空気がチーム内に漂っているのかもしれないですね。
    ポグバ、マルシャル、何故か塩漬けバイリーあたりは他の監督を熱望しているような気がします。
    「モウリーニョ3年目の崩壊」はカウントダウンに入ってしまったのでしょうか。

  3. かみこっぷ より:

    ウルブズが昇格組とは思えない素晴らしい内容でした。この試合を何気なく見たプレミアファンはウルブズを好きになったことでしょうね。

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