【MAN.UTD×Huddersfield】ポグバ、会心の2発!スールシャールの新チームは3-1で連勝!
デ・ヘア、ジオゴ・ダロト、フィル・ジョーンズ、ルーク・ショー、マティッチ、フレッジ、ポグバ、マタ、ラシュフォード、リンガード。ルカクとマルシアルはベンチに入っておらず、スモーリングは負傷欠場です。5分、ハダースフィールドの左からのロングスロー。ヘッドで競り合い、ボールが中央に落ちると、フリーだったコンゴロはボレーを打ち上げて頭を抱えています。マン・ユナイテッドの最初のチャンスは12分。フレッジのサイドチェンジが左のマタに通り、アーリークロスがニアに入りますが、飛び込んだラシュフォードは惜しくも打てず。プレミアリーグ19位は全員自陣にこもり、ホームチームは遠めからでも打つぞという姿勢を見せています。15分に敵陣で奪ったショートカウンターは、リンガードのシュートがGKレッスルの正面です。
26分、ボックスの左脇に流れたラシュフォードが縦パスをキープし、外にいたポグバに落とすと、ニアを狙ったシューとはレッスルがキャッチ。28分にポグバが蹴ったFKが壁にヒットした後、ラシュフォードが左から入れたCKで最初のゴールが生まれます。リンデロフのヘッドをレッスルが弾き、詰めたマティッチがプッシュ。ガッツポーズのスールシャール監督がマイケル・キャリックと抱き合う姿は、クラブを長年応援するサポーターのようです。40分、左サイドで股抜きに成功したラシュフォードが、速いクロスをフィード。中央でボレーを放ったのがジオゴ・ダロトというあたりが、モウリーニョ時代にはなかった変化です。ラシュフォードも積極的にシュートを連発しており、最初の45分の終わり方は悪くありません。
後半から、アグレッシブに攻めるようになったハダースフィールド。サイドからの鋭い突破でクロスを上げるシーンが増え、50分のカチュンガのボレーはノーマークでした。潮目の変化を感じたのか、スールシャール監督は53分という早い時間に2枚代えを敢行。ダロトとフレッジが下がり、アシュリー・ヤングとエレーラで右サイドの決壊を防ぎます。61分のCKで、ニアに走り込んできたデポアトレのボレーは決まったかと思われましたが、デ・ヘアが信じられない反応を見せて右に弾き出しました。このビッグセーブは値千金。ポグバの1発めが決まったのは、3分後でした。
右からドリブルで上がったらしゅどーどがマタに預け、2人の間を割って入ったプレーメイカーがゴールライン際から折り返すと、エレーラが左に流したボールをポグバがダイレクトで左隅へ。ここしかないコースを射抜いた一撃に、オールド・トラフォードのテンションが上がります。今季プレミアリーグでストライカーのゴールがないアウェイチームにとって、2点は絶望的なギャップです。ドリブルもパスワークも素晴らしいファン・マタは、69分に速いパスを逆サイドに通し、ルーク・ショーのシュートを演出しました。
フランス代表MFが勝負を決めたのは、78分。リンガードからパスを受けた瞬間、ファーを狙うものとばかり思っておりましたが、左隅というチョイスは予想外で、レッスルも反応が遅れました。88分のFKからヨルゲンセンに決められましたが、3発決めて快勝という結果にはオールド・トラフォードのサポーターも満足でしょう。ブービーポジションのクラブにホームで勝っただけではあるのですが、新監督就任直後に8ゴールを積んで連勝したのは大きな収穫。ポグバ、マタ、ラシュフォードらのメンタルコンディションが明らかに上がっているチームは、CL出場権争いに合流できるのではないでしょうか。ボーンマスとニューカッスルに順当勝ちし、ウェンブリーでスパーズにリベンジできれば、4位以内という目標がリアルになります。ハダースフィールド戦はナイスゲームでした。巻き返しに期待してます!
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どこまで行けますかねーー正直相手が相手だったから。。。客観的に見るとどうでしょうね??
どこまで勢いで行けるか。むしろ壁に当たってからの対応が大事な気がしますが。