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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Tottenham×Huddersfield】ルーカス・モウラが大爆発!スパーズは最下位に4発圧勝!

プレミアリーグ後半戦で1勝1分12敗のハダースフィールドが、新スタジアムでテンションが上がるトッテナムに勝てるとは思えません。マンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグを1-0で先勝したポチェッティーノ監督は、セカンドレグとプレミアリーグ35節のペップとの連戦をにらんでメンバーを落としています。GKロリスの前にフォイス、ダヴィンソン・サンチェス、フェルトンゲン。WBにカイル・ウォーカー=ピータースとベン・デイヴィスが入り、中盤センターはシソコとワニャマ。トップ下にエリクセン、前線にルーカス・モウラとジョレンテが並ぶ3-4-1-2です。

開始2分、ジョレンテの落としを受けて果敢に中央を突破しようとしたルーカス・モウラには、後の快挙の予感が漂っていました。ボックス手前で倒され、エリクセンのFKは壁がブロック。スパーズが圧倒的に攻め、ハダースフィールドは反撃の糸口をつかめません。10分、左から上がったジョレンテが無理に仕掛けず中央に戻すと、ワニャマのミドルシュートは左のポストぎりぎりを抜けていきます。ゲームの興味は、「スパーズがいつ先制するか」に絞られたようです。

23分、フェルトンゲンからベン・デイヴィスを経由したボールが前線のジョレンテへ。スタンコヴィッチを背中で押さえたストライカーはボールに触れなかったものの、素晴らしいスプリントを見せたワニャマがコンゴロとGKハマーを立て続けに抜き去り、無人のゴールに流し込みました。1-0となった4分後、追加点はルーカス・モウラ。ハーフライン付近のパスカットからシソコにボールが渡り、ガラ空きの中盤をドリブルで進んだ17番がボックス右のドリブラーにラストパス。右足でクロスに放った一撃がサイドネットに刺さり、サポーターの叫びが新スタジアムにこだまします。

プレミアリーグ最下位のハダースフィールドは、シーズン3ゴールでトップスコアラーのCBイェルゲンセンと司令塔ムーイを欠いており、冬のトランスファーマーケットで獲得したグラントの2ゴールが最多という貧攻チーム。2-0は既に絶望的なスコアです。30分、CKを左足で合わせたスタンコヴィッチのボレーはうまく当たらず、ポストの左。39分にエリクセンが右から蹴ったFKは、ニアのジョレンテが頭で左にコントロールするも枠内に飛びません。

2点差で折り返したホームチームは、後半も一方的に攻めています。47分、フォイスがゴール前に浮かしたボールをジョレンテがワントラップボレー。ハマーの脇を抜けた一撃はクロスバーにヒットし、34歳のベテランストライカーは頭を抱えています。3バックが全員敵陣に入って攻め続けるスパーズ。ルーカス・モウラは相変わらずキレキレで、エリクセンの危険なクロスはアウェイチームの守備陣がかろうじてクリアしています。54分、ジョレンテとのきれいなパス交換から中央に上がったエリクセンが左に転がすと、ベン・デイヴィスのダイレクトショットは右に切れていきました。

64分、左から3人を振り切ったルーカス・モウラがボックス入口で右足を振り抜きますが、コントロールが甘くハマーの正面。直後にベン・デイヴィスのアーリークロスがニアを襲い、ジョレンテのヘッドはファーに流れていきます。70分、ようやくハダースフィールドに決定機。カウンターで左から上がったカーラン・グラントは、ボックスに入るまでフリーでしたが、左足のフィニッシュをシソコとダヴィンソン・サンチェスにカットされてしまいます。キャッチしたロリスがカイル・ウォーカー=ピータースに展開すると、中央に通ったパスをエリクセンが縦に送り、ルーカス・モウラとワンツー。デンマーク代表が優しく出したラストパスをジョレンテが受け、切り返しから右足インサイドで狙うも、コンゴロが飛び込んで難を逃れました。

74分にシソコが下がり、18歳MFオリヴァー・スキップはプレミアリーグ7試合め。ホッグがゴール前に浮かしたボールをムニエがヘッドで合わせますが、惜しくもファーポストの脇を抜けていきました。85分にフェルトンゲンをダニー・ローズ、最後のカードはジョレンテをソン・フンミン。87分、カイル・ウォーカー=ピータースが右サイドのエリクセンを走らせると、優しいアーリークロスがルーカス・モウラに通り、ボレーが右隅に決まります。仕上げは93分、ソン・フンミンの縦パスをボックス右でもらったのはルーカス・モウラ。1点めはGKの脇を抜くシュートでしたが、同じ位置からの3点めはGKの指先を越えてゴール左上に刺さる一撃でした。ブラジル人ドリブラーはハットトリック達成。今季プレミアリーグのゴール数を10に伸ばしました。

スパーズ、4-0圧勝。ルーカス・モウラの大爆発は、ハリー・ケインのリタイアに心を痛めていたサポーターたちに希望を抱かせてくれました。この勢いをエティハドに持ち込み、CLとプレミアリーグで王者を連破できれば最高です。調子を取り戻したスパーズは、ラスト5試合のうち3つが新スタジアム。マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが優勝候補とのバトルと直接対決を残し、アーセナルが苦手のアウェイを4つも抱えているなか、ポチェッティーノ監督のチームはTOP4フィニッシュの最有力候補でしょう。補強ゼロで4シーズン連続のCL出場権獲得となれば、負傷者だらけだったシーズンをうまく過ごした指揮官に惜しみない拍手を送りたいと思います。

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“【Tottenham×Huddersfield】ルーカス・モウラが大爆発!スパーズは最下位に4発圧勝!” への1件のコメント

  1. Sp より:

    ルーカスのゴールはトッテナム時代のベイルを彷彿とさせました。ケインが居なくても新スタジアムの力も存分に活かして目標に達してほしいです

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