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【Liverpool×Chelsea】マネ&サラー連発、アザール沈黙…終わってみればリヴァプール完勝!

プレミアリーグ34節の最注目カードは、リヴァプールVSチェルシー。ホームチームはポルトとのCL準々決勝から中4日、アウェイチームはELのプラハ遠征から中2日で決戦を迎えることになります。クロップ監督の先発メンバーは、多くのプレミアリーグファンの予想が当たったのではないでしょうか。GKアリソン、DFアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFヘンダーソン、ファビーニョ、ナビ・ケイタ、FWサラー、フィルミーノ、マネ。対するサッリ監督は、ロフタス=チークとハドソン=オドイをスタメンに起用しています。ケパの前にアスピリクエタ、リュディガー、ダヴィド・ルイス、エメルソン。中盤にカンテ、ジョルジーニョ、ロフタス=チーク、前線にはウィリアン、アザール、ハドソン=オドイという布陣です。

最初の5分はリヴァプールペース。6分にナビ・ケイタからパスをもらったマネが左サイドからクロスを上げると、中央でヘンダーソンが潰され、サラーのボレーはケパが懐に収めました。12分にカンテがドリブルで上がり、右のハドソン・オドイを走らせると、アーリークロスはアリソンがパンチ。プレミアリーグ屈指のGKたちのセービングも、この試合の見どころのひとつです。13分、ゴールライン際に持ち込んだサラーは、ダブルタッチがうまくいかずにゴールキック。アーノルドのサイドチェンジで左から上がった19分のナビ・ケイタは、アウトにかけたラストパスをケパに捕られてしまいます。直後、ドリブルでボックス左に入ったアザールのシュートはアリソンの正面。前がかりになっているレッズの中盤は、チェルシーの速攻に要注意です。

26分、ファビーニョのロングフィードをサラーが頭で落とすと、ヘンダーソンのボレーはダヴィド・ルイスがブロック。30分にダヴィド・ルイスが素晴らしいスルーパスをウィリアンに通しますが、単独で上がったウインガーは、切り返しからのシュートを右に外しました。ポゼッションはレッズ、チェルシーはカウンター狙い。37分にファビーニョ、フィルミーノ、サラーとつながったチャンスは、グラウンダーに反応したマネのボレーがポストの右に逸れました。足を痛めていたリュディガーは、40分にプレイ続行不可能となりクリステンセンにチェンジ。0-0で終わった前半は、互角の展開といっていいでしょう。

後半頭から、レッズのラッシュ。カットしたボールを前線につなげられないチェルシーは、自陣で耐える時間が続いています。スコアが動いたのは51分。右サイドからワンツーで上がろうとしたサラーが止められると、フォローしたヘンダーソンが右にまわり込んでファーに完璧な浮き球をフィード。フリーのサディオ・マネがヘッドで押し込み、今季プレミアリーグのゴール数を18に伸ばしました。1-0となった2分後、エメルソンをかわして中に斬り込んだサラーが左足を振り抜くと、ケパの指先を越えたボールは左のサイドネットに一直線。アンフィールドでの2点差は厳しいギャップですが、ハドソン=オドイをイグアインに代えたサッリ監督は諦めていないようです。

57分のフィルミーノのミドルは、惜しくも左にアウト。59分、クリステンセンのロングフィードでラインの裏に抜け出したアザールは、アリソンと1対1という決定機を迎えながらもシュートをポストにぶつけてしまいます。1分後、ウィリアンのクロスがフリーのアザールへ。こちらも決定的なシーンでしたが、右足のボレーはアリソンのビッグセーブに阻まれました。65分、マネのサイドチェンジを受けたサラーがニアを狙うと、ケパが冷静にキャッチ。クロップ監督はここでナビ・ケイタを下げ、運動量豊富なワイナルドゥムを投入しました。

72分、レッズのCKからの波状攻撃はクロスが中に合わず、アーノルドが左から放ったシュートはケパの正面。75分にロフタス=チークが下がり、ロス・バークリーが同じポジションに入ります。ヘンダーソンと代わったのはジェームズ・ミルナー。80分、ボックス右のサラーからニアでパスを受けたフィルミーノは、左足のシュートをケパにキャッチされます。84分のロバートソンのスリップは、5年前のような悪夢にはつながらず。クリステンセンをかわしたマネが左足で放った89分のシュートはケパがCKに逃れました。60分以降はチェルシーの反撃を許さなかったレッズが攻めながら時間を遣い、難敵を2-0で完封しました。

勝負を分けたのは、後半開始から15分の攻防でした。マネが均衡を破った後、すぐさまサラーがスーパーショットを決めるという理想的な展開でリードを広げたレッズに対して、ブルーズはエースのアザールが2つの決定機を逃してしまいました。ハドソン=オドイをイグアインという交代策も裏目に出た感があり、ワイナルドゥムとミルナーを送り出したクロップ采配の完勝。70分以降は、レッズに3点めがあるかどうかが注目ポイントとなりました。

レッズとマン・シティのハイレベルなマッチレースはそのまま続行。チェルシーは、マン・ユナイテッドとのアウェイゲームを落とせばTOP4フィニッシュが厳しくなり、勝ってもロンドンのライバルたちのコケ待ちです。レッズにとっては大きな勝利で、前半はうまく戦っていたチェルシーは悔やまれる敗戦。フットボールのおもしろさと残酷さが凝縮された一戦でした。サラー、凄かったですね…!

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“【Liverpool×Chelsea】マネ&サラー連発、アザール沈黙…終わってみればリヴァプール完勝!” への4件のフィードバック

  1. Macki より:

    早速の更新ご苦労様です。
    EL後のチェルシーは疲労とは言ってもそこはBig6の一角です。後半早々の2点が効きました。リュディガーの負傷交代もDFラインのスピードが少し落ちたのもレッズにとって有利に働いたのかのしれないですね。アザールは一人で奮闘してましたが、それでも脅威でした。重要なゲームを勝ちきり嬉しい限りです!これで気持ちよくCL2ndレグへ迎えます。

  2. GSM より:

    一列前のポジションになり、より生き生きしているヘンダーソンと自信を取り戻してきたケイタのプレーは観ていて楽しかったです。中盤の質もかなり改善されてきたのではないでしょうか。

    しかしアザールは凄いですね。
    敵としては驚異ですが、プレミアリーグの宝の1人だと思うので、来期以降もプレミアリーグで観たい選手です。

  3. じゃこ より:

    早速の更新ありがとうございます。
    サラーのスーパーショットの時は夜中なのに立ち上がって叫んでしまいました。
    この勝利で気を抜いて、次節下位チームに惨敗なんてよくある話なので、あらためて気合を入れ直してもらいたいです。
    それにしてもアザールは怖かった。

    あとはスパーズとユナイテッドを全力で応援するのみです!

  4. nor より:

    リュディガーは今後にも響く痛すぎるリタイヤでした。1点目のマークずれ、結果的にサラーを抑えられなかったサイド、残り試合でDF陣をどう立て直すのか、不安ばかりです。EL優勝の一点突破を最後の希望に、残りシーズン見ていきたいと思います。

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