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【Chelsea×Burnley】バーンリーはしてやったり、チェルシーは激痛のドロー決着!

勝ち点3の間に4チームがひしめく大激戦。いや、プレミアリーグ34節は全チームが敗れており、壮絶なサバイバルゲームといったほうがいいかもしれません。スタンフォード・ブリッジで開催されるマンデーナイトの一戦は、チェルシーVSバーンリー。マンチェスター・ユナイテッド、ワトフォード、レスターと難敵ばかりを残しているサッリ監督のチームは、ホームで負けるわけにはいきません。

この日のスタメンには、3人の若手が抜擢されています。GKケパ、DFアスピリクエタ、クリステンセン、ダヴィド・ルイス、エメルソン、MFジョルジーニョ、カンテ、ロフタス=チーク。3トップはハドソン=オドイ、イグアイン、アザールという布陣です。キックオフからバーンリーのゴールに殺到した青いユニフォーム。6分にアザールがラインの裏に浮き球を通し、左に流れたイグアインがアウトにかけたボレーでヒートンの脇を抜きますが、ゴールラインまで戻ったベン・ミーが体を投げ出してクリアします。8分に先制したのは、何とバーンリー。右からのCKをアスピリクエタがヘッドでクリアすると、ボックスの外にいたヘンドリックのボレーがゴール右隅に突き刺さりました。

苦戦の予感を振り払うように、チェルシーは12分に追いつきます。強引なドリブルで前に進んだロフタス=チークが左のアザールに展開。巧みなタッチでロートンを翻弄したエースが中央にラストパスを転がし、カンテの左足ボレーがゴール右に決まりました。アザールは今季プレミアリーグTOPの13アシスト。勢いに乗ったチェルシーは、14分にあっさり逆転しました。ジョルジーニョが右から上がったイグアインを使い、アスピリクエタとのパス交換から縦に抜けたストライカーは、ヒートンの肩越しに強烈なシュートを放ってサポーターを狂気させます。完全なるブルーズペース。3点めはいつ入るのかと猛攻を追いかけていると、24分にゴールを決めたのはバーンリーのアシュリー・バーンズでした。

右からのFKを蹴ったのはウェストウッド。ボックス左にいたベン・ミーが頭で中央に入れると、クリス・ウッドが後ろに流したボールを10番が右足ボレーで押し込みました。27分、CKのクリアがボックスの外にこぼれ、ジョルジーニョがダイレクトで狙うとDFにヒット。直後にボックス左に入ったアザールのシュートはヒートンの頭上を越えていきます。ようやくプレミアリーグ4ゴールめを挙げたイグアインは、29分に左足でこの日2点めを狙いますが、ボールはクロスバーを越えてしまいました。

38分、ふくらはぎを痛めたハドソン=オドイが無念のリタイア。代わって入ったのは、ヨーロッパリーグのスラヴィア・プラハ戦で大活躍したペドロ・ロドリゲスです。前半は2-2。サッリ監督は肋骨を痛めたカンテをハーフタイムで諦め、コヴァチッチを投入します。50分、アザールのサイドチェンジを受けたペドロが速いグラウンダーをイグアインに通すと、右足ボレーはヒートンの正面。58分にコヴァチッチが横に流したパスでエメルソンが空き、左足のミドルがクロスに飛びますが、右に回転がかかったボールは惜しくもファーポストの脇を抜けていきました。

攻めあぐむチェルシー。後半は、ボックスの中からシュートを打つシーンを創れなくなりました。68分にエメルソンのグラウンダーがファーに流れ、アスピリクエタのボレーはヒートンがセーブ。残り15分を切り、ダヴィド・ルイスが左からコントロールショットを放つも、ニアに寄っていたヒートンが落ち着いてキャッチします。サッリ監督の最後のカードは、78分にイグアインをジルー。ヨーロッパリーグで10発決めているレフティは、プレミアリーグでは2ゴールに留まっています。

ゴール前にクロスを上げ続けるチェルシーは、ベン・ミーとタルコフスキーを中心としたバーンリー守備陣に跳ね返されています。ショーン・ダイク監督はドロー決着に狙いを定めているようで、グズムンドソンをベンチに置いたまま1枚もカードを使っていません。インターセプトに成功しても、敵陣に蹴り出すばかりでカウンターはなし。93分にコヴァチッチがヒートアップしてイエローをもらい、遅延行為をアピールしたサッリ監督は退席を命じられたようです。タイムアップの瞬間、ショーン・ダイクはガッツポーズ、怒号渦巻くスタンフォード・ブリッジ。残留の目安といわれる40ポイントに到達したバーンリーはしてやったり、チェルシーにとっては激痛のドローです。

22本のシュート、9本のオンターゲットでゴールは2つ。攻め続けたチェルシーは、2点めを決めてからの75分を決定機ゼロで終えました。ジルーを入れてからの放り込みはいかにも単調で、バーンリーの集中力を高めただけ。ミドルレンジからのシュートが重要だったこの試合は、プレミアリーグノーゴールのコヴァチッチよりもロス・バークリーのほうが有効だったかもしれません。

次節はいよいよオールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッド。シックスポインターに敗れれば、ブルーズの選択肢はEL制覇の一択となる可能性が高まります。サッリ監督は、どんなゲームプランで勝負するのでしょうか。CBが不安定なチームには、前線でタメを作れるジルーは効果的だと思われるのですが…。サッリ監督が選ぶ日曜日のスタメンに注目しましょう。

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“【Chelsea×Burnley】バーンリーはしてやったり、チェルシーは激痛のドロー決着!” への4件のフィードバック

  1. シティふぁん より:

    CL権を争うアーセナル、ユナイテッド、スパーズが負けてチェルシーは引き分け
    これ程激しい優勝争いCL権争いは見たことがありません

  2. ペップの街 より:

    トップ6と大幅に勝ち点が開いていて、盛り上がってるのかどうか分かんない7位争い、通称「エヴァートンカップ」も熾烈な争い、しかもいつのまにかそのエヴァートンが7位に上がってきました。
    ユナイテッドを蹴散らしたゲームなんか見てると、7位争いをするチームには見えないんですけど。

  3. アイク より:

    恐ろしい下位チームです。
    勝ち越してるチームが現在8チームしかないあたりに
    プレミアの厳しさが表れていますね…!

  4. パチ より:

    前半はいつもの右の連携での崩しに加えて、アザールの左からの仕掛けに対してカンテが上手くPA内に飛び込んでいったりと左右バランスよく厚みのある攻撃が出来ていて今シーズンの中ではかなりいい攻撃だったと思います。

    なんで後半楽勝だろうとか思ってたら、怪我のカンテに代えたのがPA内に飛び出していけるバークリーではなく、足元にばかり欲しがるコバチッチだった時点で嫌な予感するなーと思ったら案の定…。いつものただボールを回しているだけの駄目なチェルシーに逆戻り。サッリの交代策ってやっぱりいまいちだなーと思った試合でした。

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