2020.06.21 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2019-20
ミドル、ボレー、FKとスーパーショット連発!週末のプレミアリーグの14ゴールまとめ!

キャローロードに乗り込んだセインツは、後半に3発を固めてクリーンシートの完勝でした。49分に、ボックス入口にこぼれたボールを右隅に蹴り込んだのはダニー・イングス。今季プレミアリーグ16ゴールのエースは、タイミングもコース選択もパーフェクトでした。気落ちしたホームチームは、54分にカウンターを許してしまいます。レドモンド、ダニー・イングスとつながったボールが右に流れると、中央に斬り込んだアームストロングが左足でニアにコントロール。ダメ押しの3発めも自陣からの速攻です。79分にダニー・イングスが右から上がったオバフェミを浮き球で走らせ、中央から上がったレドモンドにパスが通ると、ゴドフリーをかわした22番が冷静に右隅に流し込みました。
セインツがプレミアリーグ残留を決定的にした40分後、マンチェスター・ユナイテッドの堅守をひとりでぶっちぎったのはベルフワインです。フレッジとマグワイアをまとめて抜き去ったウインガーが右から放った強烈な一撃は、正面で受けたデ・ヘアが弾き切れずにネットに刺さってしまいました。「最も過大評価されてきたキーパー」というロイ・キーンの酷評はともかく、外に弾き出してほしいシーンではありましたが、単独突破に成功したオランダ人には拍手を送りたいと思います。レッド・デヴィルスの同点ゴールは81分。巧みなステップでエリック・ダイアーを抜いてファールを誘ったポグバはパーフェクトでした。ブルーノ・フェルナンデスのPKが左隅に突き刺さり、CL出場権をめざす両者は痛み分けのリスタートとなりました。
土曜日のランチタイムキックオフは、ワトフォードVSレスター。3位と17位の対決は、見てよかったと思える激戦でした。先制は90分、サイドチェンジをトラップして迷わず左足を振り抜いたチルウェルのスーパーショット。ファーのサイドネットに届いた一撃で勝負ありかと思いきや、追加タイム3分のCKでワトフォードが勝ち点1を取り戻します。カバセレの足に当たって浮いたボールをバイシクルで叩き込んだのはクレイグ・ドーソン。今季プレミアリーグ初ゴールは、「残留を決めたターニングポイント」と振り返る貴重な1発となるかもしれません。

ウェストハムを0-2で下したウルヴスのゴールシーンも美しいのひとことです。73分の先制ゴールの立役者は、9分前にピッチに入ったばかりのアダマ・トラオレ。2タッチでフォルナレスとクレスウェルをかわして浮かしたクロスは、ファーで待っていたラウル・ヒメネスの頭にぴったりでした。84分の追加点は、ペドロ・ネトのスーパーボレー。ドハーティーの柔らかいクロスがファーに落ちると、左足の甲で捉えた強烈なシュートがファビアンスキの指先を抜けていきました。
土曜日最後の一戦は、ナイトゲームとなったボーンマスVSクリスタル・パレス。12分のミリヴォイエヴィッチのFKは、壁を越えて左隅に吸い込まれる完璧な弾道。24分の2点めもセットピースで、FKを蹴ったファン・アーンホルトがクリアを拾った後の二次攻撃で左サイドを抜け出し、ファーから中央にポジションを変えたアイェウにきれいなグラウンダーを通しました。以上、14発。ベストショットはチルウェルか、ペドロ・ネトか、ミリヴォイェヴィッチも捨てがたい…。やっぱり最高です、プレミアリーグ!
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更新ご苦労様です。
凝縮されたレポートありがとうございます。
戻ってきましたねプレミアリーグ。
私もついつい、ワトフォードvsレスターにハマーズvsウルブズを観てしまいました。
普通に面白く楽しめました!