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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Fulham×Liverpool】ミトロヴィッチ2発!フラムのプレスに苦しんだ優勝候補は痛恨のドロー発進!

ダルウィン・ヌニェスとファビオ・カルヴァーリョはベンチスタート。フロントスリーにはサラー、フィルミーノ、ルイス・ディアスが並んでいます。プレミアリーグ開幕節、クレイヴン・コテージのフラムVSリヴァプール。中盤にチアゴ、ファビーニョ、ヘンダーソン、アリソンの前にアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソンと、クロップ監督のチョイスはガチガチのレギュラーラインナップです。

開始47秒、アーノルドのミスキックからミトロヴィッチにこぼれ球が渡り、左からアウトにかけたシュートがファーポストの外に逸れていきます。ボールを落ち着かせたいリヴァプール。ロングボールをGKロダークに捕られるシーンが目立つのは、中盤の運動量が少なく、パスコースを失う選手が多いからでしょう。

10分を過ぎても、フラムがサイドを制圧し、レッズのビルドアップは窮屈です。プレミアリーグの優勝候補は、どこでスイッチが入るのでしょうか。序盤戦でサラーがアリソンにバックアップを出す姿など、久しく見た記憶がありません。

14分の左からのアタックは、フィルミーノのスルーパスを受けたロバートソンがオフサイド。16分にフィルミーノのパスでボックス右に出たサラーは、グラウンダーをリームにカットされました。レッズの最初のシュートは、22分のサラーのヘッド。アーノルドのクロスは悪くなかったのですが、ニアに入った11番はうまくコントロールできませんでした。

24分、セットプレーの二次攻撃からパリーニャが打ったシュートは、マティプが足に当ててCK。レッズの再三のセットピースも、フラムの守備陣が的確なポジショニングでさばいています。30分、ロビンソンの素晴らしいクロスに走り込んだボビー・リードのボレーは、赤い壁にヒット。32分の先制ゴールは、プレミアリーグに昇格したばかりのフラムでした。

右サイドでキープしたケバノがテテを走らせ、ファーにクロスが上がると、昨季チャンピオンシップで44戦43発のミトロヴィッチがアーノルドに競り勝ち、ヘッドをニアに決めました。レッズの反撃は36分、アーノルドのサイドチェンジがロバートソンに通り、高速グラウンダーにルイス・ディアスが飛び込むも、1歩及ばず。2分後、チアゴのパスを左でもらったルイス・ディアスの鋭い一撃は、ファーポストを叩きました。

前半終了間際のレッズの猛攻は、ラストパスが味方に合わず、白いシャツが落ち着いてクリアし続けています。1-0のまま、前半が終了。レッズのシュートはわずか3本で、オンターゲットはゼロでした。狙われているファビーニョをサポートする動きを増やさなければ、攻撃のテンポを上げられないでしょう。

後半開始からしばらくは、イーブンの展開。ピッチの脇では、ダルウィン・ヌニェスがアップを続けています。チアゴは太腿の裏を痛めたのでしょうか。50分にフィルミーノとともに下がり、エリオットとプレミアリーグデビューのストライカーがそのまま彼らのポジションに入りました。57分、レッズのクリアを拾ったアタックから、右にいたケバノが強烈なシュート。ボールは左のポストにヒットし、レッズは命拾いしました。

59分、ファビーニョが下がってミルナー。直後、相手のビルドアップをルイス・ディアスが引っかけたチャンスは、ボックス左でフリーだったダルウィン・ヌニェスが打たず、パスをカットされて終わりました。61分にサラーのグラウンダーで中央から抜けた27番は、右足のワンタッチをロダークに阻まれますが、65分に11番が出した同じコースのラストパスは、同じタッチで冷静に押し込みました

69分、サラーの斜めのパスでミルナーがフリーになり、ファーに浮かしたクロスをヌニェスが落とすと、飛び込んだルイス・ディアスのボレーはハリソン・リードがブロック。押していたレッズは、71分のカウンターからPKを献上してしまいました。ミトロヴィッチの足を引っかけたのは、ファン・ダイク。エースが自ら右に決め、再度2-1とリードしました。

76分、スローインからヘンダーソンが縦に浮き球をを通すと、抜け出したダルウィン・ヌニェスの右足ボレーはファーにアウト。78分にルイス・ディアスと代わったファビオ・カルヴァーリョに、フラムサポーターが激励の拍手を送っています。80分にCKのクリアを叩いたファビオ・カルヴァーリョは、枠に収められず。1分後、アーノルドのクロスに反応したヌニェスがトラップをミスするも、脇にいたサラーが冷静にゴールに転がしました

最終盤に入り、パスミスが目立ったレッズは、追加タイムの過半を守備に費やしてしまいました。94分のヘンダーソンのミドルはクロスバー!ゲームのペースを変えたダルウィン・ヌニェスに2発めはなく、タイムアップの笛が鳴り、ホームサポーターの歓喜の声がクレイヴン・コテージを包みました。

リヴァプール、痛恨の勝ち点ロスト。ファビーニョとチアゴは、いいコンディションではなかったのでしょう。特に前半は、ボールをもらいにくる動きが少なく、苦し紛れのロングフィードやサイドチェンジが目立ちました。

それにしても、ダルウィン・ヌニェスは素晴らしかった!40分で1ゴール1アシスト、2回のチャンスクリエイト。サイドにボールが入ったとき、打てるポジションに入るタイミングが絶妙で、彼の登場以降のレッズはそれまでと別なチームでした。激しい当たりにも対応できそうなストライカーは、サディオ・マネをいい思い出にしてくれるのではないかと思います。

昨季のチャンピオンシップで大暴れしたミトロヴィッチは、納得の2ゴールスタート。テテのクロスに飛び込んだ先制ゴールも、マティプのミスを突いたカウンターからPKをもらったドリブルも、パーフェクトな判断でした。ウェストロンドンの昇格クラブは、中盤と最終ラインに新戦力を足せれば、プレミアリーグ残留に近づけるのではないでしょうか。

リヴァプールの次節は、アンフィールドでクリスタル・パレス。リタイアしている7人のうち、ナビ・ケイタとツィミカスは間に合いそうです。ホームできっちり勝てれば、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでトロフィーを争った強さを取り戻してくれるでしょう。ダルウィン・ヌニェス、サラー、ルイス・ディアスのゴールラッシュを期待しましょう。


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