2022.11.01 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
先制ゴールに絡んだ三笘薫&冨安健洋。現地メディアの採点をチェック!
「プレミアリーグで初めて先発出場。ペース、プレス、トリックで、チェルシーのバックラインを脅かし、抜擢が正しかったことを証明した。試合が進むにつれて、存在感は薄れていったが、非常にいいパフォーマンスだった」(サセックスライブ/リチャード・ミルズ/三笘薫/7点)
「先制点に大いに貢献した。ボールを失ったかと思いきや、すぐに奪い返した。左サイドを主戦場とするフォレストのFWから、厳しいテストを受けることはさほどなかった。特筆すべきは、後半の立ち上がりに見せた左足での素晴らしいクロス。もう少しでゴールにつながるところだった」(フットボールロンドン/トム・カントン/冨安健洋/6点)
「ピッチの高い位置でボールを奪い、先制点の起点となった。彼のパフォーマンスを総括すると、こうなる。エネルギーに満ち溢れ、走り回った」(イブニングスタンンダード/サイモン・コリングス/冨安健洋/8点)
プレミアリーグのクラブに所属する2人の日本代表が、揃って先制ゴールに絡む活躍を見せました。ブライトンの三笘薫と、アーセナルの冨安健洋。彼らに対する現地メディアの評価は、上々といっていいでしょう。
チェルシーを4-1で下したブライトンは、立ち上がりから左サイドを制圧して、5分に最初のゴールをゲットしました。右からのパスを受けたトロサールが、トラップミスして流れたボールはチアゴ・シウヴァの足元へ。前に出した短いパスにトロサールが触り、三笘とロフタス=チークの前にこぼれました。
スプリントでMFをちぎった三笘は、ドリブルでボックス左を突破。トレヴォ・チャロバーとチアゴ・シウヴァを引き付けて出したラストパスで、トロサールはフリーになりました。ダブルタッチでGKを抜いた11番が右隅に突き刺して先制。ペースをつかむ前にビハインドを背負ったチェルシーは、その後も2つのオウンゴールを重ね、あっさり押し切られてしまいました。
地元メディア「サセックスライブ」のリチャード・ミルズ記者は、全員に7点以上を付けており、消える時間帯があった三笘の点数は高いとはいえません。一方、「スカイスポーツ」のシャーロット・マーシュ記者は、トロサール、エストゥピニャン、ソリー・マーチと並ぶ最高スコアの「8」としています。
試合の展開を伝えるレポートを読むと、メンディのパスをインターセプトしてトロサールにつないだプレイを評価しているのがわかります。「デイリーメール」の「7」も、好意的なスコアと受け取っていいでしょう。
「ユーロ・スポーツ」は、エストゥピニャンがグラウンダーをニアに入れた3点めに着目し、「チェルシーのDFがオウンゴールをしなければ、日本人ウインガーの三笘薫が得点していただろう」と伝えています。ボールがゴールラインを越えた瞬間、「ミトマ!」と叫び、リプレイでトレヴォ・チャロバーの足を見て、ため息をもらした方もいるのではないでしょうか。
ブライトンが快勝した翌日、プレミアリーグ首位と最下位がぶつかったエミレーツは、5-0という大差の決着となりました。アーセナルの先制も5分。左サイドでジャカが奪われた直後、縦パスに反応した冨安のインターセプトが起点となりました。脇でもらったマルティネッリが逆サイドのサカに展開し、ニアに走り込んで決めたダイビングヘッドは完璧でした。
冨安の評価ポイントは、トーマスとともに中盤センターを落ち着かせ、左右に散らす役割を果たしたことと、49分にジェズスに合わせた左足の素晴らしいクロスでしょう。「スカイスポーツ」のアナリスト、ニック・ライト記者のレーティングはネルソンに続く「8」。地元ロンドンの「イブニングスタンダード」の「8」も、2ゴール1アシストのスターの次です。
三笘と冨安、両者ともに素晴らしいと感じるのは、強豪クラブが相手でも臆せず戦えているところです。プレミアリーグ初ゴールを先に決めるのは、どちらでしょうか。アーセナルの次節はチェルシーとのビッグロンドンダービー、ブライトンはウルヴス。直後のカラバオカップ3回戦は直接対決で、彼らのマッチアップを観られるかもしれません。いずれのゲームも楽しみですね!
「先制点に大いに貢献した。ボールを失ったかと思いきや、すぐに奪い返した。左サイドを主戦場とするフォレストのFWから、厳しいテストを受けることはさほどなかった。特筆すべきは、後半の立ち上がりに見せた左足での素晴らしいクロス。もう少しでゴールにつながるところだった」(フットボールロンドン/トム・カントン/冨安健洋/6点)
「ピッチの高い位置でボールを奪い、先制点の起点となった。彼のパフォーマンスを総括すると、こうなる。エネルギーに満ち溢れ、走り回った」(イブニングスタンンダード/サイモン・コリングス/冨安健洋/8点)
プレミアリーグのクラブに所属する2人の日本代表が、揃って先制ゴールに絡む活躍を見せました。ブライトンの三笘薫と、アーセナルの冨安健洋。彼らに対する現地メディアの評価は、上々といっていいでしょう。
チェルシーを4-1で下したブライトンは、立ち上がりから左サイドを制圧して、5分に最初のゴールをゲットしました。右からのパスを受けたトロサールが、トラップミスして流れたボールはチアゴ・シウヴァの足元へ。前に出した短いパスにトロサールが触り、三笘とロフタス=チークの前にこぼれました。
スプリントでMFをちぎった三笘は、ドリブルでボックス左を突破。トレヴォ・チャロバーとチアゴ・シウヴァを引き付けて出したラストパスで、トロサールはフリーになりました。ダブルタッチでGKを抜いた11番が右隅に突き刺して先制。ペースをつかむ前にビハインドを背負ったチェルシーは、その後も2つのオウンゴールを重ね、あっさり押し切られてしまいました。
地元メディア「サセックスライブ」のリチャード・ミルズ記者は、全員に7点以上を付けており、消える時間帯があった三笘の点数は高いとはいえません。一方、「スカイスポーツ」のシャーロット・マーシュ記者は、トロサール、エストゥピニャン、ソリー・マーチと並ぶ最高スコアの「8」としています。
試合の展開を伝えるレポートを読むと、メンディのパスをインターセプトしてトロサールにつないだプレイを評価しているのがわかります。「デイリーメール」の「7」も、好意的なスコアと受け取っていいでしょう。
「ユーロ・スポーツ」は、エストゥピニャンがグラウンダーをニアに入れた3点めに着目し、「チェルシーのDFがオウンゴールをしなければ、日本人ウインガーの三笘薫が得点していただろう」と伝えています。ボールがゴールラインを越えた瞬間、「ミトマ!」と叫び、リプレイでトレヴォ・チャロバーの足を見て、ため息をもらした方もいるのではないでしょうか。
ブライトンが快勝した翌日、プレミアリーグ首位と最下位がぶつかったエミレーツは、5-0という大差の決着となりました。アーセナルの先制も5分。左サイドでジャカが奪われた直後、縦パスに反応した冨安のインターセプトが起点となりました。脇でもらったマルティネッリが逆サイドのサカに展開し、ニアに走り込んで決めたダイビングヘッドは完璧でした。
冨安の評価ポイントは、トーマスとともに中盤センターを落ち着かせ、左右に散らす役割を果たしたことと、49分にジェズスに合わせた左足の素晴らしいクロスでしょう。「スカイスポーツ」のアナリスト、ニック・ライト記者のレーティングはネルソンに続く「8」。地元ロンドンの「イブニングスタンダード」の「8」も、2ゴール1アシストのスターの次です。
三笘と冨安、両者ともに素晴らしいと感じるのは、強豪クラブが相手でも臆せず戦えているところです。プレミアリーグ初ゴールを先に決めるのは、どちらでしょうか。アーセナルの次節はチェルシーとのビッグロンドンダービー、ブライトンはウルヴス。直後のカラバオカップ3回戦は直接対決で、彼らのマッチアップを観られるかもしれません。いずれのゲームも楽しみですね!
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