2023.01.13 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Fulham×Chelsea】アグレッシブに攻めたジョアン・フェリックス、痛恨の1発レッド!
クリバリの同点ゴールが決まり、1-1となった57分。ピッチの脇では、負傷交代となったザカリアが歩いていました。何としても次のゴールを決めたいチェルシーは、ポゼッションを取って攻撃を仕掛けようとしていました。
コヴァチッチが後ろに戻し、チアゴ・シウヴァが左のクリバリにパスを出すと、鋭い縦パスが11番へ。トラップが大きくなり、取り返そうとしてスライディングした彼のスパイクの裏が、先にボールに触ったテテの脛を削ってしまいました。
ホームチームのファンのみならず、ブルーズの青いシャツを纏ったサポーターも、次に何が起こるのかを悟っていたでしょう。プレミアリーグデビューのジョアン・フェリックス、1発レッド!開始早々からクオリティの高さを披露していたアタッカーは、自らの過ちを認めていたのでしょう。チームメイトの激励を黙って受け止め、コーナーフラッグの向こうにあるトンネルに直行しました。
プレミアリーグ7節の延期試合は、フラムとチェルシーのロンドンダービー。入団したばかりのジョアン・フェリックスは、カイ・ハヴェルツとタッグを組み、2分も経たないうちに最初のチャンスを創りました。右サイドでリームをかわし、カイ・ハヴェルツにグラウンダー。シュートがブロックされ、フォローしたルイス・ホールが左足を振り抜くと、GKレノが足でセーブしました。
10分にはコヴァチッチのパスをボックス左で受け、ニアポストの脇を抜ける鋭いシュート。カットインから思い切りよく狙った17分のミドルは、リームがコースに入って足に当てています。メイソン・マウントのインターセプトから始まった28分のショートカウンターは、アダラビヨオをかわして打った左足シュートがGKの正面でした。
40分の決定機は惜しかった!クリバリがラインの裏に出したロングフィードを、アダラビヨオに詰めたカイ・ハヴェルツが奪い返し、斜め後ろにいた11番にパス。DFの間を抜いた右足の一撃は、レノが右に反応してセーブしています。
後半のシュートは50分。コヴァチッチ、メイソン・マウント、カイ・ハヴェルツと縦につながり、落としをもらったジョアン・フェリックスがダイレクトで叩くと、コース上にいたレノが落ち着いてキャッチしました。
プレミアリーグの緒戦のスタッツは、シュート6本、パス16本、ドリブル成功2回、デュエル6勝3敗、チャンスクリエイト1回。打てるポジションに入っていたニューフェースは、最後のシーンの手前までは、期待を抱かせるスタートといえたのではないでしょうか。
シュート数は8対20と上回ったチェルシーは、チャンスを逃さなかったフラムに2-1で敗れました。先制ゴールは25分、ボビー・デコルドヴァ=リードのシュートがクロスバーにヒットした直後です。右サイドでルイス・ホールから奪取したボビー・リードがクロスを上げると、逆サイドで拾ったウィリアンがアスピリクエタをかわして右足を振り抜きました。
ボールはトレヴォ・チャロバーの足に当たり、ファーのサイドネットへ。古巣相手に決めた34歳のウインガーはセレブレーションをせず、両手を控えめに挙げただけでした。チェルシーの同点ゴールは、1-0で折り返した後半開始2分。メイソン・マウントが左サイドから曲げたFKがニアポストに当たり、リバウンドを取ったクリバリが冷静に押し込みました。
逆転をめざしていたアウェイチームは、10人で戦っていた73分に勝ち越しゴールを決められ、苦しくなりました。右から完璧なクロスをファーに入れたのはアンドレアス・ペレイラ。トレヴォ・チャロバーの外に逃げながら、ヘディングを枠に収めたのはカルロス・ヴィニシウスです。
ポッター監督が79分に敢行した4枚代えは機能せず。92分にクリバリのロングフィードでラインの裏を取ったカイ・ハヴェルツは、左足のダイレクトショットをレノにセーブされました。直近のプレミアリーグ9試合を1勝3分5敗と不振にあえぐブルーズは、6位に上がったフラムと6ポイント差の10位に沈んでいます。
2億7000万ポンド超の夏の大型補強で、合格点といえるパフォーマンスを披露しているのはククレジャだけです。ジョアン・フェリックスは頼もしい存在ですが、3試合出場停止となれば、次の出場機会は2月11日のウェストハム戦となります。
カンテとリース・ジェームズを欠き、アスピリクエタは以前ほどの堅実さがなく、前線で力を発揮しているのはカイ・ハヴェルツとメイソン・マウントのみ。直近の公式戦8試合のうち、5試合がノーゴールのチェルシーは、もうしばらく苦しい戦いが続きそうです。
コヴァチッチが後ろに戻し、チアゴ・シウヴァが左のクリバリにパスを出すと、鋭い縦パスが11番へ。トラップが大きくなり、取り返そうとしてスライディングした彼のスパイクの裏が、先にボールに触ったテテの脛を削ってしまいました。
ホームチームのファンのみならず、ブルーズの青いシャツを纏ったサポーターも、次に何が起こるのかを悟っていたでしょう。プレミアリーグデビューのジョアン・フェリックス、1発レッド!開始早々からクオリティの高さを披露していたアタッカーは、自らの過ちを認めていたのでしょう。チームメイトの激励を黙って受け止め、コーナーフラッグの向こうにあるトンネルに直行しました。
プレミアリーグ7節の延期試合は、フラムとチェルシーのロンドンダービー。入団したばかりのジョアン・フェリックスは、カイ・ハヴェルツとタッグを組み、2分も経たないうちに最初のチャンスを創りました。右サイドでリームをかわし、カイ・ハヴェルツにグラウンダー。シュートがブロックされ、フォローしたルイス・ホールが左足を振り抜くと、GKレノが足でセーブしました。
10分にはコヴァチッチのパスをボックス左で受け、ニアポストの脇を抜ける鋭いシュート。カットインから思い切りよく狙った17分のミドルは、リームがコースに入って足に当てています。メイソン・マウントのインターセプトから始まった28分のショートカウンターは、アダラビヨオをかわして打った左足シュートがGKの正面でした。
40分の決定機は惜しかった!クリバリがラインの裏に出したロングフィードを、アダラビヨオに詰めたカイ・ハヴェルツが奪い返し、斜め後ろにいた11番にパス。DFの間を抜いた右足の一撃は、レノが右に反応してセーブしています。
後半のシュートは50分。コヴァチッチ、メイソン・マウント、カイ・ハヴェルツと縦につながり、落としをもらったジョアン・フェリックスがダイレクトで叩くと、コース上にいたレノが落ち着いてキャッチしました。
プレミアリーグの緒戦のスタッツは、シュート6本、パス16本、ドリブル成功2回、デュエル6勝3敗、チャンスクリエイト1回。打てるポジションに入っていたニューフェースは、最後のシーンの手前までは、期待を抱かせるスタートといえたのではないでしょうか。
シュート数は8対20と上回ったチェルシーは、チャンスを逃さなかったフラムに2-1で敗れました。先制ゴールは25分、ボビー・デコルドヴァ=リードのシュートがクロスバーにヒットした直後です。右サイドでルイス・ホールから奪取したボビー・リードがクロスを上げると、逆サイドで拾ったウィリアンがアスピリクエタをかわして右足を振り抜きました。
ボールはトレヴォ・チャロバーの足に当たり、ファーのサイドネットへ。古巣相手に決めた34歳のウインガーはセレブレーションをせず、両手を控えめに挙げただけでした。チェルシーの同点ゴールは、1-0で折り返した後半開始2分。メイソン・マウントが左サイドから曲げたFKがニアポストに当たり、リバウンドを取ったクリバリが冷静に押し込みました。
逆転をめざしていたアウェイチームは、10人で戦っていた73分に勝ち越しゴールを決められ、苦しくなりました。右から完璧なクロスをファーに入れたのはアンドレアス・ペレイラ。トレヴォ・チャロバーの外に逃げながら、ヘディングを枠に収めたのはカルロス・ヴィニシウスです。
ポッター監督が79分に敢行した4枚代えは機能せず。92分にクリバリのロングフィードでラインの裏を取ったカイ・ハヴェルツは、左足のダイレクトショットをレノにセーブされました。直近のプレミアリーグ9試合を1勝3分5敗と不振にあえぐブルーズは、6位に上がったフラムと6ポイント差の10位に沈んでいます。
2億7000万ポンド超の夏の大型補強で、合格点といえるパフォーマンスを披露しているのはククレジャだけです。ジョアン・フェリックスは頼もしい存在ですが、3試合出場停止となれば、次の出場機会は2月11日のウェストハム戦となります。
カンテとリース・ジェームズを欠き、アスピリクエタは以前ほどの堅実さがなく、前線で力を発揮しているのはカイ・ハヴェルツとメイソン・マウントのみ。直近の公式戦8試合のうち、5試合がノーゴールのチェルシーは、もうしばらく苦しい戦いが続きそうです。
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