2024.04.22 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Fulham×Liverpool】地元メディアは遠藤航に最高評価…!速攻が冴えたリヴァプール、3発快勝!
ユルゲン・クロップ監督とともに戦うゲームは、残り6試合。リヴァプールは全勝でシーズンを終え、アーセナルとマンチェスター・シティがポイントを落とすのを期待するしかありません。プレミアリーグ34節は、クレイヴン・コテージのフラム戦。アタランタとのアウェイゲームをスキップした遠藤航は、定位置のアンカーに復帰しています。
GKアリソン、DFアーノルド、クアンサー、ファン・ダイク、ロバートソン、MF遠藤航、エリオット、フラーフェンベルフ、FWサラー、ジョッタ、ガクポ。マック・アリスターとショボスライはベンチスタートです。開始3分、アーノルドの鋭いクロスを頭で合わせたルイス・ディアスは、左隅に収められず、ボールはポストの脇を抜けていきました。
12分のイオビのアーリークロスは、ファン・ダイクがカット。CKを遠藤航がヘッドでクリアすると、アンソニー・ロビンソンの左足ミドルは左に逸れていきました。1分後、左からのFKに先に触ったアダラビオヨは、枠に打てず。4-4-2でプレスを仕掛けてくるフラムに対して、赤いシャツのビルドアップは徐々に下がってきています。
フラーフェンベルフ、エリオットと左でつながった22分のアタックは、カットされたボールをガクポが奪い返し、右サイドに展開。アーノルドのスルーパスでフリーになったルイス・ディアスが、ニアのジョッタに打たせると、右膝に当たったボールはポストの外に流れていきました。25分、左からのクロスをイオビが中央に落とすと、パリーニャのシュートはアリソンの正面です。
28分のFKをエリオットに譲ったアーノルドは、32分のやや左からのFKは自分が打つと決めたようです。右足でドライブをかけた美しいキックに、ベルント・レノは触れず0-1。ルイス・ディアスのインターセプトから始まった34分のショートカウンターは、左に出たガクポがニアに放った鋭いシュートをレノがセーブしました。
遠藤航が自陣でパリーニャに奪われたのは41分。拾ったイオビが右に流れたパリーニャに戻すと、グラウンダーを受けて右に持ち込んだムニョスのシュートは、アリソンが冷静にキャッチしました。45分のアンドレアス・ペレイラのFKは、クロスバー越え。同点ゴールが決まったのは、追加タイム1分でした。
左からのクロスをゴールの右でトラップしたイオビが中央に浮かし、ムニョスのヘッドをクアンサーがブロックすると、こぼれたボールに走り込んだのはカスターニュ。ゴールラインでセンターをカバーしていた遠藤航は、右足の脇に飛んできたボールに触れませんでした。前半のシュート数は7対7、オンターゲットは3対2。ここまでは、互角の展開といっていいでしょう。
キックオフから押しているのはリヴァプール。後半の最初の決定機は51分でした。ロバートソンのアーリークロスをアダラビオヨがカットし、こぼれ球を拾ったジョッタが中央に転がすと、直接叩いたエリオットの一撃は右にアウト。攻め続けるアウェイチームは、奪われた後の寄せも早くなっています。エリオットがイオビのサイドチェンジを敵陣でカットしたのは、53分です。
レフティは迷わず、前にいたフラーフェンベルフにショートパス。右隅が空いていると判断した38番は、完璧なコントロールショットをポストすれすれに決めました。60分にクロスのクリアをカットした遠藤航はすぐに打てず、左のフラーフェンベルフにパス。グラウンダーをニアのロバートソンが脇に流すと、ジョッタのシュートはレノががっちりキャッチしました。
64分には、バッシーのミスパスをカットしたガクポが、ドリブルで上がってシュート。フリーで打った一撃はレノが右に飛んでキャッチし、決定的な追加点を許しません。危険なシュートを連発していたガクポは、アダラビオヨを強引に抜き去った72分の速攻では、左から上がったジョッタにラストパスを通しました。
ボックスに入ったストライカーが右隅を狙うと、レノが弾き切れなかったボールがサイドネットに届きました。1-3となった直後にジョッタ、ルイス・ディアス、フラーフェンベルフが下がり、サラー・ダルウィン・ヌニェス、マック・アリスター。75分、サラーの縦パスで右から抜け出したダルウィン・ヌニェスのシュートは、ニアに外れています。
80分にアーノルドが下がってジョー・ゴメスが右サイドに入ると、86分にはガクポに代わってショボスライ。2点を追うフラムは枠に打てるシーンを作れず、89分のトム・ケアニーのミドルはアリソンが左手で弾きました。遠藤航の素晴らしいフィードがサラーに通ったのは94分。中央に出したラストパスはダルウィン・ヌニェスに合わず、1-3のままタイムアップとなりました。
「リヴァプール・エコー」でチーフライターを務めるイアン・ドイル記者は、バランサーに徹していた遠藤航を「8」と採点しています。「序盤はボールキープに苦しむ場面もあったが、常にリヴァプールを攻撃に向かわせようとしていた。後半はパワーアップ。ボールを奪って迅速に動かし、素晴らしいプレイを生み出すキーとなった」。これは、ガクポと並ぶ最高評価です。
ほめすぎな感もありますが、同点に追いつかれてから3点めを決めるまでは、中盤のテンポが上がり、敵陣で狙って奪う形が増えていました。スロースタートになってしまう癖を解消し、前線と中盤のプレスを連動させる形をキープできれば、5戦全勝でシーズンを畳めるのではないかと思います。いよいよラストスパート。アーセナルとマン・シティは落としてくれるのか…!
GKアリソン、DFアーノルド、クアンサー、ファン・ダイク、ロバートソン、MF遠藤航、エリオット、フラーフェンベルフ、FWサラー、ジョッタ、ガクポ。マック・アリスターとショボスライはベンチスタートです。開始3分、アーノルドの鋭いクロスを頭で合わせたルイス・ディアスは、左隅に収められず、ボールはポストの脇を抜けていきました。
12分のイオビのアーリークロスは、ファン・ダイクがカット。CKを遠藤航がヘッドでクリアすると、アンソニー・ロビンソンの左足ミドルは左に逸れていきました。1分後、左からのFKに先に触ったアダラビオヨは、枠に打てず。4-4-2でプレスを仕掛けてくるフラムに対して、赤いシャツのビルドアップは徐々に下がってきています。
フラーフェンベルフ、エリオットと左でつながった22分のアタックは、カットされたボールをガクポが奪い返し、右サイドに展開。アーノルドのスルーパスでフリーになったルイス・ディアスが、ニアのジョッタに打たせると、右膝に当たったボールはポストの外に流れていきました。25分、左からのクロスをイオビが中央に落とすと、パリーニャのシュートはアリソンの正面です。
28分のFKをエリオットに譲ったアーノルドは、32分のやや左からのFKは自分が打つと決めたようです。右足でドライブをかけた美しいキックに、ベルント・レノは触れず0-1。ルイス・ディアスのインターセプトから始まった34分のショートカウンターは、左に出たガクポがニアに放った鋭いシュートをレノがセーブしました。
遠藤航が自陣でパリーニャに奪われたのは41分。拾ったイオビが右に流れたパリーニャに戻すと、グラウンダーを受けて右に持ち込んだムニョスのシュートは、アリソンが冷静にキャッチしました。45分のアンドレアス・ペレイラのFKは、クロスバー越え。同点ゴールが決まったのは、追加タイム1分でした。
左からのクロスをゴールの右でトラップしたイオビが中央に浮かし、ムニョスのヘッドをクアンサーがブロックすると、こぼれたボールに走り込んだのはカスターニュ。ゴールラインでセンターをカバーしていた遠藤航は、右足の脇に飛んできたボールに触れませんでした。前半のシュート数は7対7、オンターゲットは3対2。ここまでは、互角の展開といっていいでしょう。
キックオフから押しているのはリヴァプール。後半の最初の決定機は51分でした。ロバートソンのアーリークロスをアダラビオヨがカットし、こぼれ球を拾ったジョッタが中央に転がすと、直接叩いたエリオットの一撃は右にアウト。攻め続けるアウェイチームは、奪われた後の寄せも早くなっています。エリオットがイオビのサイドチェンジを敵陣でカットしたのは、53分です。
レフティは迷わず、前にいたフラーフェンベルフにショートパス。右隅が空いていると判断した38番は、完璧なコントロールショットをポストすれすれに決めました。60分にクロスのクリアをカットした遠藤航はすぐに打てず、左のフラーフェンベルフにパス。グラウンダーをニアのロバートソンが脇に流すと、ジョッタのシュートはレノががっちりキャッチしました。
64分には、バッシーのミスパスをカットしたガクポが、ドリブルで上がってシュート。フリーで打った一撃はレノが右に飛んでキャッチし、決定的な追加点を許しません。危険なシュートを連発していたガクポは、アダラビオヨを強引に抜き去った72分の速攻では、左から上がったジョッタにラストパスを通しました。
ボックスに入ったストライカーが右隅を狙うと、レノが弾き切れなかったボールがサイドネットに届きました。1-3となった直後にジョッタ、ルイス・ディアス、フラーフェンベルフが下がり、サラー・ダルウィン・ヌニェス、マック・アリスター。75分、サラーの縦パスで右から抜け出したダルウィン・ヌニェスのシュートは、ニアに外れています。
80分にアーノルドが下がってジョー・ゴメスが右サイドに入ると、86分にはガクポに代わってショボスライ。2点を追うフラムは枠に打てるシーンを作れず、89分のトム・ケアニーのミドルはアリソンが左手で弾きました。遠藤航の素晴らしいフィードがサラーに通ったのは94分。中央に出したラストパスはダルウィン・ヌニェスに合わず、1-3のままタイムアップとなりました。
「リヴァプール・エコー」でチーフライターを務めるイアン・ドイル記者は、バランサーに徹していた遠藤航を「8」と採点しています。「序盤はボールキープに苦しむ場面もあったが、常にリヴァプールを攻撃に向かわせようとしていた。後半はパワーアップ。ボールを奪って迅速に動かし、素晴らしいプレイを生み出すキーとなった」。これは、ガクポと並ぶ最高評価です。
ほめすぎな感もありますが、同点に追いつかれてから3点めを決めるまでは、中盤のテンポが上がり、敵陣で狙って奪う形が増えていました。スロースタートになってしまう癖を解消し、前線と中盤のプレスを連動させる形をキープできれば、5戦全勝でシーズンを畳めるのではないかと思います。いよいよラストスパート。アーセナルとマン・シティは落としてくれるのか…!
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