2026.05.10 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【MAN.CITY×Brentford】3-0で勝ったけど…ペップの最後のひとことは「Come on you Irons!」
ところが蓋を開けてみると、前半のシュートは15対1。キックオフから2分は、ロングフィードを駆使するアタックに期待したのですが、3分にボックス左に持ち込んだジェレミー・ドクのシュートをケレハーがセーブすると、サイドで翻弄されるシーンが続きました。縦パス1本で攻略するニコ・オライリーとドクの仕掛けは、リーグでNo.1の破壊力といっていいでしょう。
それでも7分のカヨデのロングスローにドンナルンマがバンザイし、ベルナルド・シウヴァが触ったボールがゴール前に落ちたときは、身を乗り出してしまいました。15分に左サイドからイェンセンが蹴ったFKは、ドンナルンマがセーフティ重視で大きく弾き出しています。2分後、左にまわったカヨデのロングスローから、イェンセンが放ったミドルが前半の唯一のシュートです。
その後はドクとニコ・オライリーが交互にボックス左を攻略し、「速いクロスが誰かに通ったらアウト」の時間となりました。ドクは意図的に、クロスのアングルを変えていたのだと思われます。縦にいかずに中に斬り込み、ゴール前に浮かした20分のチャンスは、ハーランドのヘッドがバーを越えていきました。
センターサークルにいたイゴーリ・チアゴが、ラインの裏に浮かしたのは22分。シャーデが抜け出すかと思いきや、追いついたマテウス・ヌネスが冷静につぶし、ハーフコートマッチを再開させました。26分、右サイドからセメンヨが入れたクロスがハーランドに届くと、腰をかがめて合わせたヘッドはケレハーの正面です。
28分のシュートコーナーから、イェンセンを抜き去ったドクがゴールラインから折り返すと、ハーランドのダイレクトショットはケレハーが左足に当てるビッグセーブ。サイドを崩しながらも先制できないマンチェスター・シティは、強引なミドルシュートが増え、ブレントフォードの最終ラインは落ち着いて対応できるようになっています。
39分のシェルキのFKはハーランドの背中に当たり、体勢を崩しながら放ったドクのシュートはクロスバー越え。一方的に攻め立てながら決められないのも、今季のマン・シティの「あるある」です。いや、それにしても、これほどドクを止められないとは…。このままひたすら自陣にこもって、90分までゼロで抑えられるとは思えません。
FAカップのサウサンプトンは前半のシュートがゼロでしたが、79分に先制。ハーフタイムまでは3本しか打てなかったエヴァートンは、45分で3ゴールをゲットしています。シュート1本のブレントフォードは、どこかで変わるのか。後半も当然のように、マン・シティがポゼッションを取っています。47分に左隅を狙ったシェルキのシュートは、ニアポストの外を抜けていきました。
左からのシュートコーナーからドリブルで仕掛けたドクは、パスをカットしたダムズゴーからすぐさま奪い返し、渾身の一撃を右のサイドネットにねじ込みました。ショートパスをつないでラインを崩そうとした67分のアタックは、ドクのパスをカットされて終わりかと思いきや、奪い返したフォーデンが11番とワンツーをかわしてゴールの左に抜け出しました。
左足のシュートは、絶好調のケレハーが右足でブロック。75分の追加点のきっかけは、右サイドから仕掛けてルイス=ポッターを抜いたセメンヨでした。ゴールラインからの折り返しをカットされると、こぼれ球に突っ込んだハーランドが右足のタッチミスを自らキープし、ケレハーに背を向けて蹴った左足のヒールキックを右足に当てる「結果的にフェイント」で押し込みました。
先週のエヴァートンは、エンディアイェとデューズバリー=ホールにゴールの予感が漂っていました。この日のブレントフォードに2点を期待するのは酷でしょう。3点めは92分。途中出場のサヴィーニョが中央のハーランドに預け、縦パスがマルムシュに通ると、ネイサン・コリンズをかわして打ったシュートが左のサイドネットに収まりました。3-0は、納得の着地でしょう。
「Come on you Irons!」。プレスルームで質問をさばいたペップ・グアルディオラは、ウェストハムの選手たちとサポーターがいつもやっているクロスに手を組むジェスチャーで、記者たちを笑わせました。得失点差の勝負となれば、3ゴールはポジティブですが、「アーセナルがダービーでポイントを削られたら」のお話です。細かい計算は、今日の結果を見てからにしましょう。
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