2026.11.01 プレミアリーグ観戦記2026-27プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×MAN.UTD】チェルシー快勝!勝負を決めたのはリサンドロ・マルティネス…!
プレミアリーグ9節、チェルシーVSマンチェスター・ユナイテッド。前節のスパーズ戦を0-2で落としたブルーズも、もちろん必勝です。シャビ・アロンソも4-2-3-1か。GKペンデルス、DFアチャンポン、フォファナ、コルウィル、パレストラ。センターはカイセドとラヴィア、2列めにエステヴァン、モーガン・ロジャース、コール・パルマー、最前線はペドロ・ネトという布陣です。
立ち上がりの2分は、マン・ユナイテッドの積極的なプレスと敵陣でのボール奪取が目立っています。ブルーノ・フェルナンデスが左サイドにまわり、4-3-3でラインをキープするアウェイチームに対して、カイセドを軸にハイテンポでパスをまわすホームチームは、左右のアタッカーがワイドに開いてスペースを創ろうとしています。8分のエステヴァンのミドルは、左に外れています。
マテウス・クーニャの縦パスで、ダロトが左サイドを突破したのは9分。ニアでフォローした10番からのパスをブルーノが落とし、走り込んだアンドレイ・サントスが左足で合わせると、惜しくもファーポストの外に流れていきました。19分の右からのFKはエステヴァン。ファーに流れたボールがフリーのモーガン・ロジャースに届くも、ラメンスにコースを切られて打てません。
クロスのクリアから、カウンターが発動。右サイドに出たエンベウモが逆サイドに通したグラウンダーは、ブルーノ・フェルナンデスにぴったりでした。フリーで左足を振り抜くと、クロスバーの上にアウト。マンチェスター・ユナイテッドは最初の決定機を逃しています。25分に敵陣でコール・パルマーから奪ったのは、マテウス・クーニャでした。
ブルーノ・フェルナンデスが左から入れた鋭いグラウンダーは、エンベウモの前を横切っていきました。アマド・ディアロが右隅を狙い、ペンデルスが弾いたのは30分。こぼれ球に先着したエンベウモは打てず、ゴール前に転がしたラストパスはアチャンポンがスライディングでCKに逃れました。32分にフォファナからさらって独走したアマドは、打つタイミングを失っています。
ボックス右からの一撃は、ペンデルスが足でセーブ。34分の左からのCKをファーのマグワイアが頭で折り返し、マテウス・クーニャがヘディングで右隅に決めたのですが、左足がラインを越えていたようです。38分に右サイドでキープしたマテウス・クーニャは、ボックス右に入ったアマドにラストパス。左隅に飛んだ決定的なシュートをブロックしたのは、フォファナです。
42分の右からのCKを、パレストラがニアで合わせると、カイセドに当たったボールはポストにヒット。直後のブルーノのロングフィードで、フォファナと体を入れ替えたアマドは、ペンデルスの目の前からのフィニッシュを浮かしてしまいました。44分のマグワイアの不器用なトラップを突いたペドロ・ネトも、左からのシュートをファーに外しています。
前半はスコアレスのままでホイッスル。後半の立ち上がりは、ボールが落ち着かない時間が続いています。50分にエンベウモから奪ったラヴィアがモーガン・ロジャースにつなぐと、アンドレイ・サントスとリサンドロ・マルティネスが次々とかわされ、チップキックがラメンスの肩越しに決まりました。ど真ん中をドリブルで切り裂かれるとは…!
コール・パルマーのPKに触ったラメンスは弾き切れず、絶望的な2-0。今のマンチェスター・ユナイテッドにとって、「残り30分」「10人」「2ゴール」は厳しすぎる条件です。66分にマテウス・クーニャとアンドレイ・サントスが下がり、エイデン・ヘヴンとメイソン・マウント。前線で機能していた10番がアウトという策は、勝つためではなく、止血処理でしょう。
68分のエステヴァンの絶妙なグラウンダーは、コール・パルマーの手前でマグワイアが触って難を逃れました。71分のエステヴァンのゴールは、この日2度めのオフサイドによる取り消しです。75分にピッチに座り込んだアマドは、足をつってしまったのでしょうか。代わって入ったザークツィーは、84分の鋭いミドルがペンデルスの正面です。後半最初のシュートがこの時間では…!
87分にペドロ・ネト、カイセド、エステヴァンが下がり、マロ・グスト、バルコ、ウェルベック。シャビ・アロンソの勝利宣言のような3枚代えです。92分のCKのクリアを叩いたエンベウモの強烈なボレーは、ペンデルスが触ってクロスバーにヒット。2-0で敗れたマンチェスター・ユナイテッドは公式戦3連敗。7試合連続で2点めがありません。
前半のシュートは8対9で、ビッグチャンスは1対4。後半は11対3で、決定機はゼロでした。ブルーノ・フェルナンデス、アマド・ディアロ、マテウス・クーニャが決めていれば、逆の結果で終われたかもしれません。最終ラインのミスが多く、サイドからのボールの精度が低かったチェルシーは、モーガン・ロジャースの個人力で勝利を呼び込みました。
勝負のターニングポイントとなったのは、またもリサンドロ・マルティネスでした。マンチェスターダービーのハーランドのゴールシーンは、後に誤審が認められたとはいえ、エンソ・フェルナンデスに前に入られて何もできず。フラム戦ではオウンゴールを献上し、スパーズ戦の追加タイムにソランケに競り負け、今日は2失点に絡んだ上にレッドを突き付けられてしまいました。
ディレクターの仕事を咎める前に、自身のパフォーマンスを振り返り、ピッチに集中するべきです。エステヴァンの突破力は脅威でしたが、クロスやラストパスのタイミングが悪く、モーガン・ロジャースとペドロ・ネトの仕掛けをケアすれば、勝てるゲームだったといえるでしょう。前半のカウンターは効果的で、キャリックの用兵と戦術は間違っていなかったはずです。
それでも結果が伴わなければ、任を解かれるのがフットボールの監督という職業です。インターナショナルブレイクの前のローマ戦とアストン・ヴィラ戦は、指揮官の最後のチャンスとなるのか、暫定監督の下で戦うのか。メイヌー、バレバ、デ・リフトがトップフォームを取り戻せば、昨シーズンの後半戦のパフォーマンスを思い出せるのではないか…。
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