イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

オールド・トラフォード探訪~(1)何もかもが大きい”夢の劇場”

2012年12月29日、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地、オールド・トラフォードに行ってまいりました。マンチェスターは、ロンドンのユーストン駅から電車で約2時間45分、飛行機で約1時間。日本でいえば、東京と大阪の距離感です。ユーストンからは頻繁に電車は出ているので、ロンドンから行くとなれば、何もストレスはありません。

今回、われわれはリヴァプールから向かいました。リヴァプール・ライムストリート駅で電車に乗り込むと、窓の外は鬱々とした空模様。雨が静かに降り続けるなか、約1時間でマンチェスターに到着。マンチェスターに着いてからオールド・トラフォードまでの一般的なルートは、
「マンチェスター・ピカデリー駅着~駅からすぐにあるメトロリンクのピカデリー駅まで徒歩~メトロリンクでオールド・トラフォード駅下車~10分ほどまっすぐ歩けばスタジアムへ」
というものですが、私が今回、選んだのは、
「ひとつ前のマンチェスター・オックスフォード駅着~市内を5~6分歩いてセント・ペーターズスクエア駅からメトロリンクに乗車~ひとつ前のトラフォード・バー駅から景色を楽しみつつ徒歩25分~サー・マット・バスビー・ウエイに合流、スタジアムへ」

というのんびりコース。雨のなかの散策でしたが、遠くにスタジアムを望んで、期待感を少しずつ盛り上げていくのも楽しいものです。


メトロリンクのオールド・トラフォード駅からまっすぐ10分ほど歩けばスタジアムが見えてきます。

さて、76,000人収容、マンチェスター・ユナイテッドのゲームはもちろん、ACミランが制した2002年チャンピオンズリーグや1996年欧州選手権など、さまざまな名勝負の舞台となった「Theatre of Dreams」(名付け親は往年の名MF、ボビー・チャールトンでしたっけ?)に到着です。ここに来ると、さっそく出店をひやかしたくなります。サー・マット・バスビー・ウェイと名付けられたスタジアム前の通りには、うさんくさいレプリカユニフォームやマフラーのショップ、淡々とビッグサイズのパテを大量に焼いているバーガー屋などが並んでいます。これを見ると、ああ、ここに戻ってきた、とどうしても胸が高鳴ってしまうわけです。

オールド・トラフォードは、スタジアム内にあるレッド・カフェを含め、いわゆる”スタジアム飯”ではNo.1ではないでしょうか。どうでしょう。どこか他チームで、充実度が高いところを知っている方、いらっしゃいますか?スタンフォド・ブリッジはバス通り脇にあるので、通り沿いも含めればよさげですね。
この日は、ここでは食事せず、ハーフタイムにスタンド裏のバーでビールを呑みました。ビールはもちろん、オフィシャルスポンサーのシンハービールです。

出店をのぞいた後、”ミュンヘンの悲劇”の碑やサー・マット・バスビーの銅像を横目に、ゆっくりと今回予約した席がある”サー・アレックス・ファーガソン・スタンド”に向かうわけですが、入場する前に、やらなくてはならないことがあります。そう、最新のユニフォームを買わないと。


メガストアと出店。本物がほしい人は前者へ、レア物がほしい人は、むしろ後者へ。

プレミアリーグで1、2を争う規模のメガストア(エミレーツもかなり大きかったですね)ですが、試合前に行くとファンが殺到しており、入場制限がかかっていました。この待ち時間で極度乾燥(しなさい)」ロゴのパーカーおやじを複数、確認。「10分ほど待たされて中に入り、いざ、お買い物。今回は、やはりこれしかないとKAGAWA、26番のユニフォームを購入。Tシャツと合わせて、15,000円くらいでした。さて、次回は、スタジアムのあちこちに残されている、記念碑やポスターをご紹介します。

(2)スタジアムに刻まれた、数々の歴史 に続く
この日の試合のレポートはこちら

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