イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

オールド・トラフォード探訪~(2)スタジアムに刻まれた、数々の歴史

ミュンヘンの悲劇、3度のチャンピオンズカップ/リーグ制覇、チームを欧州の頂点に導いた2人の名監督、レジェンドの肖像…オールドトラフォードには、チームの歴史を彩る数々のモニュメントやパネルが飾られており、ファンのチーム理解を促す工夫がなされています。個人的には、「エリック・ザ・キング」カントナ、ピーター・シュマイケル、エドウィン・ファン・デル・サールを見ると感激のあまり、涙腺が緩んできます。サー・アレックスとともに、「プレミアリーグでいちばん強いチーム」となるべくチームを導いたのはカントナであり、2人のGKがいたからこそ、1998-99のトレブル(チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの3冠)があり、2007-08のチャンピオンズリーグ制覇があるわけですから。…私は高校の頃、GKだったので、守護神への思い入れが強すぎるかもしれませんが。

サー・アレックス・ファーガソンの銅像は、2012年11月23日に、キャシー夫人の手によって幕が外され、披露されたばかり。その1か月後というタイミングでここを訪れることができたことも、感無量でした。彼の名前は、北側のバックスタンドの名前にも残されています。

次回、オールド・トラフォード最終回は、”ミュンヘンの悲劇”について書きたいと思います。


サー・アレックス・ファーガソンとサー・マット・バスビーの銅像。正面スタンド側にある大きな垂れ幕には、チャンピオンズリーグ制覇時に試合を決めた立役者が描かれています。1968年に延長戦で勝ち越し点を挙げたブライアン・キッド、1999年の追加タイムに決勝ゴールを決めたスールシャール、2008年のPK戦でアネルカのキックをストップしたファン・デル・サール。

左はサー・アレックス・ファーガソンスタンドから撮ったゴール裏。スタジアムの外壁にも、レジェンドと呼ばれるさまざまな名選手の勇姿が飾られています。

(3)”ミュンヘンの悲劇” へ続く

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