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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ペップVSトゥヘル、5度めの激突!毎週恒例、現地メディアのスコア予想は…!?

「私の計算と方程式が正しければ、ロースコアながら魅力的な試合になるはずだ」。昨季プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティと、欧州王者のチェルシーが激突する注目の一戦を目前にして、「スカイスポーツ」でスコア予想を展開するジョーンズ・ノウズさんが快調に飛ばしています。ペップのチームがランチタイムキックオフのホームゲームを勝ち切れば、今季プレミアリーグの興味は優勝争いからTOP4を巡るバトルにシフトするでしょう。

21試合を消化している両者の差は10ポイント。プレミアリーグで11連勝中のマン・シティは、前半戦で10ポイントしか落としていません。リーグ戦の直近2試合をドローと停滞気味のチェルシーは、彼らの連勝をストップすることができるでしょうか。堅守を構築したトゥヘル監督は、ロンドンに来てからのペップとの対決で3勝1敗とリードしています。

昨年4月のFAカップ準決勝は、ツィエクの決勝ゴールで1-0。3週間後のプレミアリーグ35節では、スターリングに先制されながらもツィエク、マルコス・アロンソが決めて1-2の逆転勝利。さらにその3週間後、チャンピオンズリーグ決勝はカイ・ハヴェルツの1発を守り切って1-0。ペップに3連勝した監督は、ユルゲン・クロップとトゥヘルだけです。

同じ相手に負け続けるわけにはいかないペップは、今季プレミアリーグ6節のアウェイゲームで0-1とリベンジ。あらためて4試合を振り返り、今回の決戦に目を向けると、方程式など使わなくても「ロースコアの魅力的な試合」という結論に辿り着けます。ジョーンズ・ノウズさんの見立ては、1-1ドロー。「フツーやん!」とツッコミを入れる前に、予想の根拠に耳を傾けてみましょう。

「プレミアリーグのタイトル獲得をめざすマンチェスター・シティは、直近のリーグ戦11試合に連勝し、そのプロセスのなかで33ゴールをゲットしている。『スカイベット』における4/6というホーム勝利のオッズは、多くの人を誘惑するだろう。しかし、私は違う!」

「シティのエクセレントなゴールレコードがあったとしても、私の脳みそはすぐに最近の2試合を思い起こす。彼らのアタッキングプロセスは、かなり錆びついているように見える。ブレントフォード戦とアーセナル戦は、ゴール期待値が今季のなかで3番めと4番めに低く、ガナーズから勝ち点3を奪えたのは非常に幸運だった。チェルシーのようなタイトなディフェンスに対して、チャンスメイクする力に疑問が生じており、ゴールから遠ざかる原因となるはずだ」

なるほど。私が気になるのは、11月以降にプレミアリーグ11試合を戦ったチェルシーが1回しかクリーンシート勝利がないことと、同じ期間のペップが複数失点を1回しか記録していないことです。大胆に予想しましょう。マン・シティが3-0快勝。カラバオカップ準決勝でスパーズに苦しめられたチームが、中2日のランチタイムという理不尽なスケジュールに苦しめられるとみます。

心情的には、「アウェイチームの勝利でプレミアリーグの優勝争い続行」なのですが…。スパーズとのロンドンダービーをスキップしたカイ・ハヴェルツとプリシッチや、マン・シティキラーのツイェクに期待しつつも、「結局ペップ」という予感を振り払えずにいます。リース・ジェームズとメンディがいないのは厳しいですよね…!


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