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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグで唯一の補強ゼロ!財政難レスターは、成長株とベテランの放出必至!

トップクラブから昇格組まで、積極的な補強が目立つ夏。そんななかでも、未だ新戦力を獲得していないクラブがひとつだけあります。プレミアリーグ2021-22シーズンを8位で終えたレスター。話題になったのは、ユーリ・ティーレマンスのアーセナルへの移籍話ぐらいです。

2019-20シーズンから2年にわたり、プレミアリーグのTOP4にあと1歩まで迫ったチームは、なぜ沈黙をキープしているのでしょうか。「テレグラフ」のジョン・パーシー記者は、「簡単にいえば、誰かを獲りたければ、誰かを売らなければならない」と、クラブの窮状を表現しています。

「ブレンダン・ロジャースが目論んだ『健全なシェイプアップ』は今のところ実現されておらず、レスターのトランスファーウインドウは麻痺しているように見える」

「レスターの売上高に対するサラリーの比率は極めて高く、シンプルにいえば現在のレベルをキープできない。週末に何もしない高給取りが多すぎるのだ」

「来シーズンの財政的な損失は、9000万ポンドを超える可能性があると予測されている。オーナーのキング・パワーは揺るぎないコミットメントを示しているが、スカッドのサイズとファイナンシャル・フェアプレーはより大きな懸念となっている」

ブレンダン・ロジャースのターゲットとして名前が挙がっているのは、チェルシーのDFレヴィ・コルウィル、PSVのドリブラー、ノニ・マドゥエケ、セルティックMFマット・オライリー、 フェイエノールの攻撃的MFオルクン・コク。しかし彼らを押さえるためには、高額の移籍金を手に入れられる主力を放出しなければなりません。

売りに出されているのは、ブバカリ・スマレ、ジェームズ・マディソン、ケレチ・イヘアナチョ、ティモシー・カスターニュ、そしてティーレマンス。1年前に獲得したばかりのスマレには、モナコから1500万ポンドという格安オファーが届いていますが、2300万ポンドを費やしたレスターは首を縦に振るわけにはいきません。

ティーレマンスに関しては、アーセナルは焦っておらず、マンチェスター・ユナイテッドは関心レベル。エドゥTDは、「プレミアリーグのライバルは動かない」「時間が経てば経つほど、自分たちが有利になる」と心得ているのでしょう。

2年連続でヨーロッパリーグに出場し、昨季のヨーロッパカンファレンスリーグでは準決勝に進出しながら財政が逼迫してしまったのは、1億ポンドを費やしたシーグレーブの新たなトレーニング施設やキングパワーの周辺開発などの多大なインフラ投資と、スタッフ人件費の増加によるものといわれています。

チャグラル・ソユンジュ、ジェイミー・ヴァーディー、ジョニー・エヴァンス、カスパー・シュマイケルなど、クラブを支えてきたベテランたちの契約は残り1年。成長株をキャッシュに替え、チームの背骨を手離せば、レスターは一気に降格候補となってしまうかもしれません。プレミアリーグ開幕まで2週間、デッドラインデーまで6週間。経営ボードに残された時間は、たっぷりあるとはいえません。


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