イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

最終ラインの混乱、不安定な中盤、エースの不振…ロジャース監督はレスターを立て直せるのか?

プレミアリーグ2019-20シーズンは、36節まで4位。2020-21シーズンは、36節まで3位。2年連続でシーズンの大半を3位で過ごしたレスターは、いずれも最後の2試合で連敗を喫して5位フィニッシュとなりました。それでも、2020-21シーズンはFAカップを制覇。ブレンダン・ロジャースの就任以降、強化が進んだクラブは、近い将来にCL出場権を獲得すると目されていました。

ところが昨季は、序盤から停滞して14勝10分14敗で8位。EL出場権の圏内にも1度も入れなかったシーズンの最大の誤算は、ウェズレイ・フォファナの長期離脱でした。ザルツブルグから獲得したパトソン・ダカは、リーグ戦28戦27発という数字が話題になった逸材ですが、プレミアリーグの初年度は23試合5ゴール。絶対的な存在だったエンディディの不振も低迷の理由のひとつです。

巻き返したかった今季は、9250万ポンド(約150億円)という多額の負債によって新戦力を補強できず。デッドラインデーまで動かなかったレスターは、フォファナ売却の資金でヴァウト・ファエスを押さえただけでマーケットから撤退しました。プレミアリーグの開幕から7試合勝利なしで、9節まで最下位。25試合7勝3分15敗で15位は、彼らの戦績とは思えません。

ロジャース監督は、レスターを立て直せるのでしょうか?

2022-23シーズンの不振の理由を挙げてみましょう。フォファナが去り、ソユンチュが離脱した最終ラインの混乱。35歳になったジョニー・エヴァンスはかつてのレベルになく、ファエスはフィットするのに時間がかかりました。入団2年めのヴェステルゴーアは、プレミアリーグ出場ゼロ。アマーティー、ソウター、ファエスで最後まで戦うという状況は、非常事態です。

不安定な中盤も、ロジャース監督の課題となっています。力を発揮できているのは、デューズバリー=ホールのみ。ティーレマンスとエンディディは、強かった頃のパフォーマンスを披露できておらず、ブバカリ・スマレはベンチで過ごす時間が増えています。

前線の最大の悩みは、ジェームズ・ヴァーディーです。昨季プレミアリーグで15ゴールの絶対的エースは、今季はたったの1ゴール。36歳のベテランは、キャリアの終わりに近づいているようです。トップスコアラーのジェームズ・マディソンは負傷続きで、頼れるのはハーヴィー・バーンズと調子を上げてきたイヘアナチョのみ。直近のプレミアリーグは3戦連続ノーゴールです。

レスターの近況を報じた「テレグラフ」は、「ファイナンシャルフェアプレーの基準をクリアし、再建計画は順調に進んでいる」というクラブのアナウンスを紹介していますが、18位のエヴァートンと2ポイント差は大きなリスクです。次節はチェルシー。年明けのプレミアリーグ10試合で8失点の守備を崩すのは、簡単なことではありません。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す