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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

スパーズの混乱でTOP4のチャンス到来? ニューカッスルの躍進に貢献する5人のキーマン!

「野次馬たちは、ダニエル・レヴィ会長は契約が10試合しか残っていないコンテとスタッフに補償金を支払うのを避けたかったのだろうかと訝しんでいる」

「数週間前、ステリーニはFAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦と、プレミアリーグのウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦に連敗。士気をくじく役割を果たしたばかりだ」

アントニオ・コンテの後を継いだクリスティアン・ステリーニ代行をいじっているのは、「テレグラフ」のマット・ロウ記者。予告なしの休日キャンセルなど前言撤回やムチャぶりが多かったコンテから、選手たちと仲がよく穏やかなコーチへのバトンタッチは、期待よりも不安が大きいのは確かです。

ライバルクラブは、勝利への執念が凄かったコンテの退場をチャンスと捉えているはずです。口が悪いマット・ロウ記者は、「レヴィの型破りなプランが報われるには、人当たりのよさと温かい笑顔以上のものが必要になる」といっています。FAカップとプレミアリーグでコンテの代役を務め、取りこぼしたばかりの暫定監督は、明確な変化をもたらさなければなりません。

プレミアリーグのTOP4を争うクラブのなかで、逆転の可能性が最も高いと目されているのはニューカッスルでしょう。ビッグ6との対戦を4つ残しているものの、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナルはホームゲーム。スパーズとのシックスポインターを制して早期にまくれば、最終節のスタンフォード・ブリッジを消化試合にすることができます。

チームを躍進に貢献した5人のキーマンを紹介しましょう。セーブ率3位、クリーンシート率1位、ボックス外でのクリア数1位の守護神ニック・ポープと、最終ラインに加わった新戦力ボトマンは、26試合で19失点の堅守に欠かせないパーツです。右SBトリッピアーの5アシストは、DFのなかでロバートソンに次ぐ2位。「WhoScored」に平均評価7.54はリーグNo.1です。

トリッピアーによるサイド制圧の恩恵を受けたのは、前線の右サイドを担うミゲル・アルミロンです。昨季までのプレミアリーグ4シーズンでトータル9ゴールから、25試合11ゴールと確変モードに突入。前を向いてプレイできる機会が増えたアタッカーは、太腿の負傷で復帰は5月といわれていますが、サン=マクシマンとジェイコブ・マーフィーが穴を埋めてくれるでしょう。

そして最重要キーマンは、ブルーノ・ギマランイス。プレミアリーグ20試合3ゴール3アシストのセントラルMFが出場した試合は12勝7分1敗で、唯一の敗戦はマンチェスター・シティです。一方、欠場した6試合は4分2敗で勝利なし。2ゴール以上を決めた試合はひとつもありません。彼が最後まで元気でいることが、TOP4フィニッシュの条件のひとつといっていいでしょう。

週末のプレミアリーグは、セントジェームズパークでマンチェスター・ユナイテッド。彼らが勝って、スパーズがエヴァートンとドロー以下なら一気に3位に浮上します。サウジアラビアの資本が入り、自在に強化できるようになったクラブは、ビッグ6を押しのけてCL出場権を獲得するのでしょうか。ラシュフォードは間に合いますよね…?


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