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アストン・ヴィラの逆襲~ロケットスタートで各国の若手代表4選手獲得!

プレミアリーグでの最終順位は15位。昨年末に、チェルシーに0-8と屈辱的な負け方をしたときは、降格まで覚悟したアストン・ヴィラ。1982にチャンピオンズカップ(現在のチャンピオンズリーグ)を制したほどの名門クラブですが、2010年にマーティン・オニール監督が辞任してからというもの、ディフェンスラインの崩壊が止まらずヨレヨレになっていました。イギリス第2の都市、バーミンガムにプレミアリーグ所属のチームがないというのは寂しいので、秘かに応援しているのですが、来季は一皮むけそうです。というのも、マンチェスター・。シティやチェルシーの移籍関連報道が派手で、その陰に隠れて目立たないのですが、既に各国の代表クラスを4人獲得しており、プレミアリーグのクラブのなかではいちばん順調に補強が進んでいるのです。

若手なので、名前をいってもわからない選手が多いと思いますが、以下に簡単に4選手のプロフィールを紹介します。まずは、アレクサンダル・トネフ。ポーランドの名門、レフ・ポズナンからやってきたブルガリア代表MFで、23歳。3月には、2014年ブラジルワールドカップ予選のマルタ戦でハットトリックを達成しています。ヨレス・オコレは、コートジボアール出身のデンマーク代表DF。元日本代表の川口能活選手が所属していたデンマークの新興クラブ、ノアシェランで2年前にキャリアをスタートさせ、既に代表デビューも果たしており、ユーロ2012のメンバーでもあります。オコレはチェルシーのオファーを断っており、出場機会を求めてのヴィラ入りでしょう。3人めは、レアンドロ・バグナ。オランダU-21代表のMFで21歳。オランダのFCフローニンゲンで120戦以上に出場しており、この年代のなかでは経験豊富な選手です。

そして昨日獲得が発表されたのが、デンマーク代表の大型FW、ニクラス・ヘレニウス。デンマークのオールボーで昨季は33試合出場、16ゴール、7アシスト。196センチの長身FWで、デンマーク代表デビューも果たしている期待の選手です。ここからさらに、マジョルカのスペイン人DF、22歳のアントニオ・ルナも狙っているみたいですね。まさに抜本的大改造です。

もはや、ベンテケ放出は折り込み済みなのではないかという勢いで、積極的に若手を集めていますが、プロフィールや代表でのプレイぶりを見る限りは、全員楽しみな選手です。来季、名門の逆襲が始まる予感。上位チームは要注意ですね。ところで、ベンテケは結局…?(ヨレス・オコレ:写真著作者/Kastrup)

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“アストン・ヴィラの逆襲~ロケットスタートで各国の若手代表4選手獲得!” への1件のコメント

  1. Smart thinking – a clever way of looking at it.

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