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2018年最後のイングランド、締めくくりはやっぱりハリー・ケイン!

UEFAネーションズリーグという大会を制することに、どれほどの価値があるかはわかりませんが、チームのクオリティを高めたい代表監督と経験を積みたい若手選手にとっては、真剣勝負の機会が増えるのはポジティブなことです。リーグAのグループ3で1勝1分1敗のイングランドは、クロアチアに勝てばプレーオフ進出、敗れればリーグBに降格という状況。ガレス・サウスゲート監督は、今季プレミアリーグで急成長を遂げたレスターのベン・デイヴィスとリヴァプールのジョー・ゴメスを大事な試合のスタメンに抜擢しました。カイル・ウォーカーとジョン・ストーンズのマン・シティコンビが最終ラインに入り、中盤はロス・バークリー、エリック・ダイアー、デルフ。前線にはスターリング、ハリー・ケイン、ラシュフォードが並んでいます。

開始2分にジョン・ストーンズの不用意な縦パスから、デルフが無理な体勢でバックパスを強いられ、ピックフォードがボックスの入口まで飛び出してスライディングでクリア。レビッチが無人のゴールに蹴ったボールは大きく浮き上がり、イングランドは命拾いしました。クロアチアの2列めには、岡崎慎司とのレギュラー争いに敗れた元レスターのクラマリッチや、エヴァートンで出番を失ったブラシッチといったプレミアリーグ出身の選手が揃っています。10分、楔のパスを受けたハリー・ケインがすかさず反転して見事なスルーパスを前線へ。完全に抜け出したスターリングはフィニッシュのタイミングが遅れ、工夫のないシュートをGKカリニッチにぶつけてしまいました。

11分のCKをジョン・ストーンズが競り勝つと、左でフリーだったハリー・ケインのハーフボレーはミスキック。イングランドの前半最大のチャンスは、15分に訪れました。ラシュフォードが最終ラインの裏にロングフィードを入れると、フリーのスターリングがカリニッチと競り合い、GKがヘッドで押し出したボールがハリー・ケインへ。最初のボレーはゴール前に戻ったイェドバイが頭でクリアし、2発めの右足シュートはカリニッチが体を張ってセーブしました。25分にCKのクリアを思い切り叩いたチルウェルのボレーも、カリニッチがセーブ。40分のチルウェルのクロスは、クリアをダイレクトで捉えたロス・バークリーのボレーが右に外れます。前半は0-0ながら、イングランドのペース。しかし57分、先にゴールを決めたのはアウェイのクロアチアでした。

右からのグラウンダーを受けたクラマリッチには、エリック・ダイアーとジョン・ストーンズが着いていました。フェイントをかけて2人をかわし、右足で放ったシュートは力はなかったものの、エリック・ダイアーの腿にヒットしてゴールイン。サウスゲート監督は63分にロス・バークリーをデル・アリに代え、73分にはデルフをリンガード。負傷したラシュフォードはロッカールームに直行し、ジェイドン・サンチョが投入されています。攻め立てながら、ゴールが遠いイングランド。ハリー・ケインが決めていれば、デル・アリが最初からいたら…と、「たられば」が頭をもたげてくる時間帯です。

78分、ついにイングランドが追いつきました。ジョー・ゴメスのロングスロー。ジョン・ストーンズが競り勝ち、左のハリー・ケインにボールが流れたところまでは前半のデジャブー。エースが右足でプッシュしたボールがカリニッチとデヤン・ロブレンに当たってゴール前に転がり、詰めたリンガードがいわゆるごっつぁんゴールをものにしました。決勝ゴールは85分、得意のセットピース。チルウェルが蹴ったボールがクロアチア守備陣の裏に出ていたエースに届き、スライディングボレーが右のサイドネットに吸い込まれました。

「It’s Coming Home」。サッカーの母国の素晴らしい1年をサポーターがチャントで称え、最終盤のウェンブリーは感動的な雰囲気になっていました。聖地のピッチには、ハリー・ケインのゴールがよく似合います。「ワールドカップで獲得したメンタリティと団結をキープしてきた。素晴らしい勝利だった。チームはうまくいっている」。来年の6月に行われるUEFAネーションズリーグの準決勝に進出するのは、既に決まっているスイス、ポルトガル、イングランドに加えて、調子が上がっているオランダでしょうか。この大会にどれほどの価値があるのかはわかりませんが、ここまできたら優勝を狙いましょう。「チームが進化し続けるための最良の方法は、ビッグマッチに勝つこと」と語ったエースのゴールで。

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