偏愛的プレミアリーグ見聞録

トップクラブの来季構想は？～監督と30代選手の移籍・残留予想

おとといの「Goal.com」で、6月末に契約満了を迎えるプレミアリーガーのリストが載っていましたが、果たして各クラブの来季陣容はどうなるのか、監督とベテランに焦点を当ててこの場で予想をしてみたいと思います。以前、FAカップの予想で大ハズレを喰らいましたが、それよりはいいセンいっているのではないか、と。

1)マンチェスター・ユナイテッド

■監督/サー・アレックス・ファーガソン＝〇
以前に「引退するかどうかを考えるには歳をとりすぎた」なんてとぼけていらっしゃいましたが、おそらく続行するのではないでしょうか。勇退することがあるとすれば「裏でモウリーニョと話ができている場合」のみでしょう。昨日、モウリーニョは「ユナイテッドにいくか？答えはノーだ。彼と自分は同時に引退する。彼が90歳、私が70歳のときだ」といってましたが、記者向けに用意していたようなコメントで少し怪しい匂いがしますね。とはいえここは私もノー、といっておきましょう。今季から新しいサッカーに取り組んでおり、サー・アレックスが意気軒昂なことが最大の理由です。
■30代主要選手/リオは単年で残留、ギグスとスコールズは引退
来年、40歳を迎えるギグスと、一昨年に一度引退しているスコールズは、MF強化や若手の成長もあって出場機会が減っているので、今季限りで引退をするでしょう。リオはもう1年、残るのではないでしょうか。満身創痍なので、このチームに骨をうずめたいという思いが強いように感じます。

2)アーセナル

■監督/アーセン・ヴェンゲル＝△
CL出場権を逃したときは、監督交代もあるかもしれません。獲れれば続行、という見立てです。
■30代主要選手/アルシャビン、スキラッチとも移籍
全く機能しておらず、チームに必要とされていないアルシャビンは母国ロシアか旧東欧系、出番がないスキラッチも移籍するでしょう。

3)チェルシー

■監督/ラファエル・ベニテス＝×
もともと「暫定監督」という扱いで、しかもファン受けが悪いというビハインドを背負っている彼に、12月に「世界」が獲れなかったマイナス埋める手段はないでしょう。プレミアリーグを圧倒的な強さで勝つことが唯一の希望だったのですが…。このうえは、FAカップかELを獲って意地を見せたいものです。
■30代主要選手/マルダ、イラリオ、ベナユン、パウロ・フェレイラは移籍。ランパード残留！
この2ヵ月の活躍で、ランパードは急転直下、残留へ。他の選手はすべて出ていく、という予想です。今季も既に10得点超えを果たし、試合に出られさえすれば自由に動けるランパードは、2014年のワールドカップを考えればチェルシーに残ったほうが得策、と考えていることは明白です。出ていくとすればクラブが冷淡な対応をしたときですが、いくらこのチームでもそれはないのでは？

4)マンチェスター・シティ

■監督/ロベルト・マンチーニ＝×
2年連続チャンピオンズリーグ1次リーグ敗退が命取り。もはやプレミア連覇を決めても「勇退」扱いでアウトでしょう。ここがモウリーニョの次の職場だとにらんでいます。
■30代主要選手/コロ・トゥーレ、リチャード・ライトとも残留
両選手とも「出場機会を求めて」というような野心も大きな不満もないように見受けられます。スタメンの選手に何かあった時には置いておきたい選手なので、チームも残すと思われます。

5)リヴァプール、トッテナム

■監督は両クラブとも残留
ロジャース、ビラス・ボアスとも1年生監督。今季で基盤づくりが進み、来季は上を狙えるということで残るでしょう。
■30代主要選手/トッテナムのギャラスのみだが、移籍
ギャラスは予想が難しいですが、ビラス・ボアスがやりやすいように若返りを図り、チームが積極的に引き止めないと予想。

読み返して思いましたが、コンサバで当たり前な予想ですね。うーん。やはりいちばん興味深いのは、プレミリリーグファンの意見が3つぐらいに分かれそうな「モウリーニョの行き先」ですね。私はマン・シティと読みました。さて、あなたは？

　　

—–

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします！

にほんブログ村

サッカーランキング