今週のプレミアリーグ注目ポイント~その(1) EL組はお疲れモード?
チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグで激戦が繰り広げられ、とりわけ最後まで気が抜けなかったニューカッスル、チェルシー、トッテナムは疲労が蓄積していることと思われます(アーセナルはメンタルのほうが心配ですね)。そんななかで行われるプレミアリーグ第27節。スウォンジーのキャピタル・ワンカップ決勝進出により日程繰り上げになったリヴァプールは試合がありませんが、木曜日にELを戦った上記3チームは、それぞれやっかいなチームとのゲームが待っています。
チェルシーはアウェイでマンチェスター・シティ。「このタイミングでマン・シティ!?」という巡り合せですが、CL1次敗退とFAカップ引き分け再試合ゆえの過密日程なので、半分は自業自得ですね。厳しい試合になりそうですが、ベニテス監督のギリギリのやりくりで、スパルタ・プラハ戦ではランパード、アシュリー・コールを休ませ、アザールが途中出場。ダヴィド・ルイスも戻ってきており、コンパニとバリーのいないシティ相手に何とか勝ち点3を獲得したいところです。ここで負けると、おそらくアストン・ヴィラにホームでは負けないであろうアーセナルに勝ち点2差に迫られ、5位転落まで現実味が出てきます。ランパード、テリー、チェフなど長くチームにいるベテランの経験発揮に期待したいところです。
ニューカッスルは、ホームではあるものの、年が明けてからマンチェスター・ユナイテッドにしか負けていないサウサンプトンというやっかいな相手との戦いです。現在、降格圏まで勝ち点4しか貯金がなく、残り12試合のうち、アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプール、WBAといった上位との対決が4試合あるので、ELなどといっていられない状況。残留の目安となる勝ち点40を確保するためには「ホームで負けないこと」が最重要なのですが、うーん、厳しそうですね…。
トッテナムは月曜日にアウェイでウエストハム。こちらは他のEL組より1日休みが多く、FAカップの影響もないのですが、疲労もさることながら、「ここ5試合でベイル以外で1点しか獲れていない攻撃をどう活性化させるか」が課題でしょう。この試合の後、アーセナル~インテル~リヴァプール~インテルと2週間で競合相手に4試合をこなすことになるので、ここでしっかり結果を残さないと、不安なまま勝負どころに突入することになります。ヴィラス・ボアス監督の選手起用と戦術に注目が集まります。
この3チームの結果如何で、来季のCL出場枠や残留争いが大きく動きます。特にマン・シティVSチェルシーは重要ですね。そう、この2チームは、一方で…。
今週のプレミアリーグ注目ポイント~その(2) 監督交代報道に気をつけろ に続く
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