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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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現地メディアの記者6人が予想!「スパーズは残留するのか、降格となるのか」

サンダーランドに1-0で敗れ、ついに18位に転落。スパーズの監督に就任したロベルト・デ・ゼルビは、リシャルリソン、ソランケ、コロ・ムアニを前線に並べる新機軸を打ち出したものの、これまでの展開をなぞっただけでした。2026年のプレミアリーグは5分9敗。降格ゾーンから脱出するためには、最低でも2勝4敗でシーズンを終える必要があります。

不振の要因のひとつは、一向に減らない負傷者リストです。クルゼフスキは、おそらく出場ゼロのままでシーズンアウト。オドベールの復帰は11月です。ジェームズ・マディソンも間に合わないでしょう。1月にハムストリングを痛めたクドゥスは新たな負傷が発覚し、手術が必要になる可能性があるとのこと。プレミアリーグどころか、ワールドカップの出場も危ぶまれています。

ベン・デイヴィスは月末にならないと戻ってこられず、ベンタンクールはラスト3試合で起用できるかどうか。サンダーランド戦で膝を痛めたロメロと、筋肉に問題を抱えているイヴ・ビスマはどうなるかわかりません。ヘルニアの手術を行ったヴィカーリオがゴールマウスに立つのは、早くても35節のアストン・ヴィラ戦と報じられています。

2人のプレーメイカーと2人のウインガーを欠いたため、思うような布陣を組めなかったとはいえ、3ヵ月半を勝利なしで過ごした理由はそれだけではないでしょう。「アスレティック」のライター6人が「スパーズは残留か、降格か」を予想しているのですが、踏み止まる可能性があるとする3人の意見は、分析ベースではなく願望です。

ジャック・ピット=ブルック記者は、「誰かがスパーズの残留を主張すべきだと思うので、やってみる」。1~2ポイント差でかろうじて残留というセブ・スタッフォード=ブローア記者は、スパーズのファンと公言しており、「彼らが生き残ると信じる唯一の理由は、私が残ってほしいと願っているから」といっています。つまり予想ではなく、悲痛な叫びです。

チェルシーを担当するサイモン・ジョンソン記者の楽観論も、根拠はありません。「この映画は、以前も観たことがある。かつて『ビッグ5』と称されたエヴァートンというリーグ創設メンバーは、いつもどうにかして窮地を脱していた。歴史は繰り返されるだろう」。残留派が歯切れが悪いのは、不振の原因を「自信喪失」と捉えているからでしょう。

デ・ゼルビ監督が短期間で成果を出すためには、「選手の強みを引き出す」「過去の成功体験を活かす」「変化のストレスを減らして徹底度を高める」といった工夫が必要なのではないでしょうか。サンダーランド戦で気になったのは、ベリヴァルやリシャルリソン、コロ・ムアニに今までと違う役割を要求していたことです。

「衝撃的な降格の兆候がすべて見受けられる」というダン・キルパトリック記者は、「この時点でスタメンをいじるのは、タイタニックの甲板の椅子を並べ替えるようなもの」と主張しています。新たな指揮官に、試行錯誤する時間はありません。次節のホームゲームは、今後の戦術のベースを明確にしながら勝利をめざす一戦です。

2月末からの6試合で5勝1敗と好調のブライトン戦を落としたら、一気に緊張感が高まります。ウェストハムがクリスタル・パレスに勝ち、ノッティンガム・フォレストが19位のバーンリー戦で3ポイントをゲットしたら、スパーズは残り5試合を2勝3敗でも厳しくなりそうです。ヴィラ、チェルシー、エヴァートンを残しているチームにとって、2勝は簡単な条件ではありません。

デ・ゼルビ監督も記者たちも、「ひとつ勝てば、変わるかもしれない」と声を揃えています。ヴィカーリオとロメロを欠いた守備陣は、失点を喫しても集中力をキープできるのか。直近の8試合で5ゴールのアタッカーたちは、ポステコグルーとともに決めまくっていた頃を思い出せるのか。オリバー・ケイ記者は、「今のままなら、何の抵抗もなく降格する」といっていますが…?


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