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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「アルテタが自信をもたらしてくれた」アーセナルがウィリアン獲得を正式発表!

ウィリアン、アーセナル移籍決定!チェルシーで7シーズンを過ごし、公式戦339試合63試合56アシスト、プレミアリーグ234試合37ゴール33アシストという数字を残した32歳のウインガーは、年が近い指揮官の言葉が決め手になったと語っています。「彼は話がうまい。アーセナルに来るための自信をもたらしてくれた。いいことをいっぱい話してくれたんだ。それが、アーセナルに来た理由だ」。左、右、真ん中と、あらゆるエリアでプレイすることができると胸を張り、どこで使われてもベストを尽くすと宣言しています。

「アーセナルのプレイぶりが好きだ。何もかもが素晴らしい。スタジアムもそうだ。アーセナルは、アルテタの下で再びプレミアリーグやヨーロッパでのタイトルを争う大きなチャンスがあると思う。幸せだね」
「このスタートに興奮している。チームメイトを助けるべく、ピッチに立てる日が来るのを待ち切れない。クラブが再び輝けるよう、貢献したい。それが僕の望みだ」

トレーニングセッションやドレッシングルームも学びの場と語るベテランは、若い選手たちのいい手本になるのではないかと思われます。「私たちに変化をもたらすことができる選手」と評価するアルテタ監督は、チェルシーとの契約延長交渉が決裂と報じられた数ヵ月前から、彼の動向をチェックしていたようです。

「攻撃的なMFとウィングを強化したいという明確な意図があった。私たちに多様性を与えるプレーヤーであり、3つあるいは4つの異なるポジションをこなせる」

やりたいポジションを問われ、「難しい質問だ。アルテタにまかせる」と返したアタッカーは、サイドに配するより中盤インサイドを託すほうがおもしろそうです。2018-19シーズンのプレミアリーグで73ゴールだったチームは、中盤の選手が22発を決めていたのですが、2019-20シーズンは2ゴール以上がひとりもおらず、トータル5発と激減。リーグ7位の56ゴールに留まったチームに加えたいのは、中盤の運動量と攻め上がりです。コウチーニョやラムジーを引き入れるというプランもあるのですが、得点力が高いブラジリアンの主戦場を下げるのも有望な選択肢なのではないでしょうか。

移籍金はゼロ、契約は3年、サラリーは週給22万ポンド(約3070万円)。昨季の9ゴール7アシストはいずれもキャリアハイと、30代になってからパフォーマンスが向上しているので、3年後も衰えを感じさせないプレイを見せてくれるでしょう。サイドアタックとセットピースのクオリティを高める納得の補強。楽しみです!


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