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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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懸案は週給60万ポンド…「スカイスポーツ」が「ガレス・ベイルはスパーズ復帰間近」と報道!

「いくつかの問題については、解決までに長い道のりがあるかもしれない。しかし、過去7年のどのタイミングよりも、ガレスは間違いなくマドリードからの離脱に近づいている」。ガレス・ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は、プレミアリーグに復帰する話が実際に動いていると明言しました。「複雑なディールではあるものの、復帰に近づいているといえる理由があり、交渉がうまくいけば早期に決着する可能性がある」。行き先はマンチェスター・ユナイテッドではなく、2007年から6シーズンを過ごしたトッテナム。ラ・リーガで171試合80ゴール46アシストという数字を残したウインガーは、ロンドンに向かうプライベートジェットに青信号が灯るのを待っていると報じられています。

「スカイスポーツニュース」によると、ロス・ブランコスの11番はジョゼ・モウリーニョと既にコンタクトを取っているとのこと。彼の心の中で、スパーズがいかに特別な場所を占めているかを訴えると、オープンディスカッションの許可を得た指揮官は、新たなチームのシステムの中心的な役割を果たしてもらうと説明したそうです。エージェントが「複雑」と表現しているのは、レアル・マドリードに利益が生じる肖像権を含む権利関係の処理が絡むからで、高額の移籍金と週給60万ポンドを簡単に払えないスパーズは、ローン移籍が獲得する可能性が高いといわれています。

当初はポールポジションといわれていたマンチェスター・ユナイテッドは、スパーズが狙っていると知ると、プレミアリーグ同士の争奪戦を回避してあっさり引き下がったと伝えられています。ジェイドン・サンチョを巡るドルトムントとの交渉が行き詰まった際に、ガレス・ベイルに方向転換するといわれていたクラブは、アレクシス・サンチェスと過ごした難しい季節を忘れていないのでしょう。「スカイスポーツ」は、「マンチェスター・ユナイテッドの再建プロセスには厳格なサラリー体系が敷かれている。非常にエキサイティングな移籍ではあるが、オーレ・グンナー・スールシャールのマスタープランに反している」と表現しています。

「スカイスポーツ」のポール・ギルモアさんは、「この移籍における最も困難な問題はサラリーと整理されているように感じている。レアル・マドリードは、移籍合意に漕ぎ着けるために一部を支払う用意がある」とコメント。スパーズが週に20万~30万ポンドを払うだけでOKとなれば、ノースロンドンへのセンセーショナルな復帰は一気に決まると主張しています。

「トランスファーショー」に出演したカヴェ・ソルヘコル記者もまた、交渉は成立に向かっているとみているようです。「ガレス・ベイルは再びスパーズでプレイしたい。レアル・マドリードは彼を売却したい。ダニエル・レヴィは取り戻したい」。彼らの思惑を支えているのは、ジネディーヌ・ジダンとジョゼ・モウリーニョの評価です。前者が構想外のスタンプを捺し、後者はチームのキーマンとして期待しているとなれば、2つのクラブは多少妥協してでも実現させようとするはずです。

デッドラインデーまで残り3週間を切りました。ガレス・ベイルのスパーズ復帰は決まるのか。2020-21シーズンはラ・リーガ16試合2ゴール2アシストという低調なスタッツに終わった31歳のベテランは、勝手知ったるプレミアリーグで自らのストロングポイントを取り戻せるのか。ウェールズの自宅に本格的なコースを作ったゴルフマニアが、時折インスタグラムにUPする趣味の動画がトラブルの火種にならなければいいけれど…と余計な心配をしつつ、続報を待ちたいと思います。


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