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ルーカス・トレイラはスペイン、グエンドゥジはマルセイユ!? アーセナルの移籍最新トピックス!

「ルーカス・トレイラのエージェントが、アトレティコ・マドリードと会談するためにマドリードに滞在」。生々しい話を配信したのは、「スカイスポーツ」「ガーディアン」「エクスプレス」などでトランスファーマーケットの最新事情を伝えているファブリツィオ・ロマーノさんです。トーマス・パーティー獲得を諦めていないアーセナルは、ルーカス・トレイラを譲渡する条件として完全移籍を求めているとのこと。主要リーグの移籍のエキスパートは、ローンで獲りたがっていたアトレティコ・マドリードが新たなオファーを準備中とレポートしています。

ロマーノさんは、グエンドゥジにについても、「アーセナルはトーマス・パーティーとのスワップを持ちかけ、拒否された」といっています。新戦力を加えるために資金を得たいクラブにとっては、カーリーヘアのMFの放出先が決まるのが最適解なのですが、パリやユヴェントスへの売り込みも失敗したそうです。「この夏、グエンドゥジに4000万ユーロ(3600万ポンド)を支払うクラブはないはずだ」。買い手が見つからないまま、プレミアリーグのベンチにも入れずにいた21歳のMFは残留やむなしかと思いきや、ようやく「ローン移籍なら」と手を挙げるクラブが現れました。

「エクスプレス」や「デイリースター」が交渉スタートと報じたのは、リーグアンで9位のマルセイユ。デッドラインデーまで5日となった今、ガナーズは拒否するわけにはいかないでしょう。ルーカス・トレイラとグエンドゥジを手離す算段が付けば、アーセナルはトーマス・パーティーとフセム・アワールのいずれかを引き入れようとするのではないでしょうか。

両方は難しいとなると、優先順位が高いのは、おそらくフセム・アワール。ノースロンドンは、既に3200万ポンドのオファーを出しており、断られたと伝えられています。プレミアリーグで2試合に先発しているモハメド・エルネニーは、トーマス・パーティーを獲れなかった際の保険にも見えます。

アトレティコ・マドリードのアンカーのバイアウト条項は4750万ポンド(あるいは4500万ポンド)といわれており、フセム・アワールのほうは、リヨンのジャン=ミシェル・オーラス会長が5400万ポンドを主張しています。「選手の放出は金曜日が締め切り」と公言しているリヨンに再度オファーし、移籍金を下げられなければ、トーマス・パーティー獲得の是非を判断するという流れになるのではないかと思われますが、いかがでしょうか。

「スカイスポーツ」のトランスファーセンターで記事になっている選手をチェックしてみると、リヨンとマドリードの獲得候補に加えて、ルーカス・トレイラ、グエンドゥジ、レヴァークーゼンの余剰戦力の放出次第といわれるコラシナツ。クリバリが残留しそうなので、ナポリのパパスタソプーロス獲得はなくなる可能性が高いようです。デッドラインデーは10月5日。アーセナルの最後のディールまで、しっかり追いかけたいと思います。


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