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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「BBC」のライターがレポート!「プレミアリーグ全20クラブ・冬のマーケット動向予報」

プレミアリーグを愛するみなさま、あけましておめでとうございます。本年も何卒、よろしくお願いいたします。2021年の最初の記事は、「BBC」のチーフフットボールライター、フィル・マクナルティ氏による「プレミアリーグ全20クラブの冬のマーケット動向予報(原題:What business does each Premier League club need to do?)」です。1月2日より、毎年恒例の冬のマーケットがオープン。締め切りは2月1日となっています。優勝をめざせるクラブは弱点強化、負傷者続出のクラブは代役探し、降格を回避したいクラブは救世主となりえる存在を物色することになります。

レポートによると、コロナウイルスの蔓延により無観客試合を強いられている2020-21シーズンは、大半のクラブが緊縮財政を余儀なくされる見通しです。マクナルティ氏が「静かな1月になる」「大金が動くとは思えない」と予想しているのは、アストン・ヴィラ、クリスタル・パレス、ニューカッスル、フラム、リーズ・ユナイテッド。アグエロの負傷に悩まされているマンチェスター・シティも、ペップ・グアルディオラが「新たなストライカーを獲得できる状況ではない」と明言しており、現在のスカッドを継続するようです。

1点集中で弱点を補強する可能性があるのは、ブライトン、サウサンプトン、レスター、チェルシー、シェフィールド・ユナイテッド、ウェストハム、リヴァプール、トッテナム、ウルヴス。グラハム・ポッター率いるブライトンのターゲットは、得点力があるストライカー。レスターは、スポルティング・リスボンに所属する18歳の左SBヌーノ・メンデスとリンクしているといわれています。バートランドのバックアッパーを必要としているセインツが狙うブランドン・ウィリアムズと、ラウル・ヒメネスの穴を埋めたいウルヴスの候補となっているディヴォック・オリギは、ローンで戦力を強化したいクラブの競合案件となるかもしれません。

夏のマーケットで、ハマーズのデクラン・ライスをほしがっているといわれていたチェルシーは、冬のチャレンジも断られる可能性大。他のポジションを補強するとしても、アントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセン、マルコス・アロンソらを売却し、サラリー負担を軽くするのが先と見られています。ストライカーを熱望しているハマーズが、オリヴィエ・ジルーを獲りたがっているようですが、チェルシーは許容するでしょうか。12月以降のプレミアリーグで4戦3発と結果を出しているベテランは、ランパード監督にとって必須アイテムになりつつあります。

シェフィールド・ユナイテッドは、守備が崩れる原因となったCBオコネルの代役を検討。ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプが揃ってアウトのリヴァプールもCBがターゲットで、候補といわれるシャルケ04のオザン・カバクとリールのスフェン・ボットマンはいずれも20歳の新鋭です。デル・アリにパリ行きの噂があるトッテナムは、ユーヴェのサミ・ケディラを検討中といわれていますが、マドリード時代のコネクション勝負となればモウリーニョよりアンチェロッティでしょう。

複数のポジションを強化する可能性ありとされているのは、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン、WBAです。マンチェスター・ユナイテッドは、アタランタの18歳ウインガー、アマド・ディアロ・トラオレを1900万ポンド(約26億8000万円)で獲得する寸前と報じられています。ジェイドン・サンチョは時間もお金もかかりそうですが、リンデロフのポジションに入れたいライプツィヒのダヨ・ウパメカノやブライトンのベン・ホワイトは現実的です。

エヴァートンの候補は、中盤にケディラかデル・アリ、右サイドはイスコかデマライ・グレイ。アンチェロッティ監督が、レアル・マドリード時代に指導していた選手を中心に、さらなる強化を考えているようです。マクナルティ氏は、「サム・アラダイスが、マーケットでの機動力という保証なしでWBAのマネージャーを受け入れるはずがない」と見ており、クリスタル・パレスのトムキンス、エヴァートンのトルコ人FWジェンク・トスン、ニューカッスルのアンディ・キャロルといった名前を挙げています。

ここまでで、18クラブ。「BBC」のライターは、アーセナルとバーンリーについては「条件を満たせば動く可能性がある」としています。ガナーズは、「クリスティアン・エリクセンとノリッジのMFエミリアーノ・ブエンディアが候補だが、メスト・エジルにかかっているサラリーの負担を外せるかどうかで、状況は変わる」。バーンリーは、「買収が実現していないため、大きな動きが起こる可能性は低い」としていたのですが、昨日、クラブの公式サイトが「アメリカのALKキャピタルのスポーツ投資部門であるVelocity Sports Partners(VSP)が、84%の株式を保有することになった」と発表しました。有力な補強なしで耐えてきたショーン・ダイク監督は、意中の選手を手に入れることができるのではないでしょうか。

マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールはCBを獲るのか?エジル、デル・アリ、ジルーはクラブを離れるのか?全体としては静かな冬になりそうですが、優勝を争うクラブの動向とロンドンにいるビッグネームの去就が気になります。イングランドがニューイヤーズデイを迎えるまで、4時間を切りました。冬のマーケットが、いよいよ始まります。


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“「BBC」のライターがレポート!「プレミアリーグ全20クラブ・冬のマーケット動向予報」” への1件のコメント

  1. アイク より:

    新年おめでとうございます!本年も宜しくお願いします!シーズン最後まで中断なく行けますように…!
    この冬移籍すると慣れない土地+コロナ下の不自由な新生活で、コンディション調整が難しそうですね。
    マン・シティが夏にメッシを獲りに行くなら彼の分まで守備するカンテのようなMFが必須な気がします。

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