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オナナを狙うアーセナル、納得のオファーがあればレノ売却ってホントですか!? 

「アーセナルがベルント・レノの放出を検討している」と報じているのは、「ミラー」だけと思っていたのですが、「フットボールロンドン」など複数メディアが守護神チェンジの可能性を伝えています。発端は、「移籍についてはオープンに考えている」「何らかの別なチャレンジがしたい」というご本人のコメントだったのですが、5月に退団の噂が流れたときは、「僕はここから逃げたくない。気分よくやっている。アーセナルで再び成功したい」と否定していました。

これで残留確定かと思いきや、最近になって、「納得いく額のオファーがあれば、アーセナルはレノを売却する」という記事が配信されるようになりました。最大の理由は、29歳のGKを売ればそれなりの資金が手に入るから。アヤックスのアンドレ・オナナを700万ポンド(10億9000万円)というお買い得価格で獲得できるというニューズが流れたことも、レノ売却説の後押しとなっています。

2021年年2月、禁止薬物フロセミドが検出されて1年間の出場禁止処分を受けたオナナは、知らずに服用してしまったと主張して、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に処分撤回を求めました。裁定の結果は、3カ月の処分短縮。11月にはピッチに戻れるようになったカメルーン代表GKは、チームでのトレーニング禁止も9月3日までとなり、アーセナルの獲得意向が一気に高まったと見られています。2018年の夏にレヴァークーゼンからやってきたレノの移籍金は、2250万ポンドと伝えられていますが、同等の額を出すクラブがあればガナーズは迷わないといわれています。

ウナイ・エメリと同時に入団した守護神は、2019-20シーズンのプレミアリーグではセーブ率77.6%でロリスに次ぐ2位に着けていたのですが、昨季は69.2%で15位にダウンしています。2月のウルヴス戦では、ボックスを飛び出してボールを右手でスパイクしてしまい、1発レッド。4月末のエヴァートン戦でやらかしたリシャルリソンのキックのトンネルは、決勝ゴールになりました。素晴らしいGKではありますが、味方のボールロストにつながる無理めのパスも目立つようになっており、今やガナーズにとって絶対的な存在とはいえないでしょう。

「フットボールロンドン」は、オナナ合流までの3ヵ月をつなぐ代役として、モンペリエに所属するスイス代表GKヨナス・オムリンや、トリノのベテラン守護神サルヴァトーレ・シリグの名前を挙げています。プレミアリーグ通算97試合出場のドイツ代表に、クラブが望むオファーは届くのでしょうか。こうなると、セーブ率76.8%で堂々2位のマルティネス放出が悔やまれますね…


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