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ベン・ホワイト獲得間近、マヴロパノスのローン移籍決定!アーセナルのCBに関する最新ニュース!

スイスは29日にフランス、イングランドはその翌日、難敵ドイツ。彼らのユーロ2020が終わりとなれば、アーセナルは2つのディールを一気に着地させる可能性があります。グラニト・ジャカのローマ移籍と、ブライトンのベン・ホワイト獲得。「スカイスポーツ」のトランスファーセンターは、前者については「すべての関係者が解決策が見つかると確信している」と報じ、後者は「すべての当事者がディール成立を望んでいる」と表現しています。

ここからは、プレミアリーグ16位のクラブからやってくるCBにフォーカスしましょう。2017-18シーズンはリーグ2のニューポートで42試合、2018-19シーズンはリーグ1のピーターボロで15試合、2019-20シーズンはチャンピオンシップに所属していたリーズ・ユナイテッドで46試合フル出場。2016年にブライトンに入団したベン・ホワイトは、3年の武者修行を経てトップリーグで通用するレベルに到達しました。プレミアリーグ2020-21シーズンは36試合出場。充実のシーズンを終えた後、トレント・アレクサンダー・アーノルドの負傷リタイアによってユーロ2020を戦うイングランド代表に召集されています。

半年前にはリヴァプールが獲得をめざしていたのですが、ユルゲン・クロップとマイケル・エドワーズは3500万ポンドでOKのイブラヒマ・コナテに方向転換し、2億ポンドを超える資金を得たといわれるアーセナルが本命に取って代わりました。ブライトンの要求額は5000万ポンド(約77億円)以上。現在は総額と最初の支払いに関する双方の希望のギャップを埋める交渉が続けられているようです。

ほぼ確実と見られているベン・ホワイトの移籍が成立した場合、ガナーズに所属している2人のCBのキャリアが変わるといわれています。コンスタンティノス・マヴロパノスはシュツットガルトへのローン移籍延長が決定。ブンデスリーガのクラブに残りたがっていたギリシャ代表DFには、買い取りオプションが設定されており、プレミアリーグに復帰する可能性は限りなくゼロに近い確率となりました。

「スカイスポーツ」は、ウィリアム・サリバの去就について「シーズン開幕までに、アーセナルの経営ボードと話し合い、残留か、ローンか、移籍がベストかを決める」とレポート。レギュラー争いに加わるチャンスはなさそうで、指揮官が代わらなければプレミアリーグデビューは実現しないのではないでしょうか。ベン・ホワイトとガブリエウ・マガリャンイスがファーストチョイスで、3バックならホールディングかパブロ・マリ。レノの後継者が決まり、SBの頭数が揃えば最終ラインはFIXです。

もはや国内カップを制しただけでは、「アーセナルが復活した」とはいわれないでしょう。ミケル・アルテタ、勝負のシーズン。ベン・ホワイトを首尾よく抑えて、懸案の中盤の新戦力獲得に移りたいところです。2人めのニューフェイスは、アンデルレヒトのサンビ・ロコンガでしょうか。メディアの主役となっているアーセナルの次なる一手に注目したいと思います。


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