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ロンドンの記者たちは「ほぼ決まり」とレポート!ベン・ホワイトを狙うアーセナルは、次のオファーで勝負!

ヌーノ・タヴァレスの入団が決まり、アルベール・サンビ・ロコンガは正式発表待ち。意中のヤングプレーヤーを順調に獲得しているアーセナルの次なるターゲットは、ブライトンのCBベン・ホワイトです。これまで2回のオファーを拒否されたアーセナルは、昨季プレミアリーグ16位の希望額である5000万ポンド(約76億円)に届く条件を用意しており、間もなく合意に至ると見られています。

ロンドンのメディアは、イングランド代表の新鋭の入団を規定路線とした記事を配信しています。「イブニング・スタンダード」のサイモン・コリングス記者は、「23歳のCBは、ノースロンドンへの移籍を熱望しており、個人的な条件が問題になることはないと予想されている」とレポート。「フットボールロンドン」のボビー・ヴィンセント記者は、「ディフェンダーは、2021/22シーズンの開幕に備えて、できるだけ早く自分の将来が決まることを望んでいる」と明言しています。

2014年に、サウサンプトンのユースチームからブライトンに渡ったベン・ホワイトは、早くから将来を嘱望されていたのですが、クラブは本人に無理をさせず、大事に育成してきました。2017-18シーズンはリーグ2のニューポートにローン移籍、2018-19シーズンはリーグ1のピーターバラ、2019-20シーズンはチャンピオンシップを制したリーズ・ユナイテッド。鬼才ビエルサの下で46試合にフル出場を果たしたCBは、満を持して2020-21シーズンのプレミアリーグに登場しました。

ストロングポイントは、先読みの速さと的確なチェック。ノースロンドンへのステップアップが決まれば、最初にグーナーが熱狂するのは、イタリアで「アンティチポ」といわれる前線への縦パスのインターセプトでしょう。ミケル・アルテタが気に入ったポイントは、ビルドアップの安定感とスピードではないでしょうか。昨季プレミアリーグにおける36試合のうち8試合をセントラルMF、2試合を右のSBでプレイしており、巧みなドリブルと長短のパスも称賛されています。

アーセナルへの移籍間近と報じられなか、状況証拠というべきニュースが飛び込んできました。同じポジションのウィリアム・サリバがマルセイユに入団とアナウンスされています。「もう1シーズン、ローン移籍とするのが、ウィリアムの継続的な成長のためにいいと判断した」と語ったエドゥTDは、イングランド代表の大器が機能するようになったら、サリバは売却候補となるのではないかと思われます。

CBを押さえて、ルベン・ネヴェスとフセム・アワールを獲得したら、総額1億3000万ポンド。攻撃的MFがジェームズ・マディソンなら、1億7000万ポンドまで跳ね上がりそうです。順調に補強を進めているアーセナルが、ヨーロッパで戦わない奇妙なシーズンをどんなスカッドで過ごすのか、今から楽しみです。


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