イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ノースロンドンで6シーズン…スパーズがアルデルヴァイレルトのアル・ドゥハイル移籍に合意!?

「トッテナムが、トビー・アルデルヴェイレルドのアル・ドゥハイル入団に合意」。プレミアリーグで7シーズンを過ごしたクレバーなCBの移籍を伝えた「テレグラフ」は、「新監督のヌーノ・エスピーリト・サントが守備陣の刷新をめざして売却を決意」と添えています。2014年の夏に、アトレティコ・マドリードからサウサンプトンにローン移籍。堅実なプレイが注目され、翌シーズンにノースロンドンのクラブに移籍すると、統率力と精度の高いロングフィードでスパーズの黄金時代を築き上げました。

プレミアリーグ通算200試合出場、9ゴールのうち6つがヘディング。32歳になったベテランCBは、以前のような先読みの鋭さと巧みなボール奪取が少なくなっており、昨季限りでチームを離れるのではないかと噂されていました。幼少期にフットボールを楽しんだ故郷に帰りたがっているとみたたアントワープが、夏の初めにアプローチしていたのですが、アルデルヴァイレルトの選択は来年ワールドカップが開催される国でのチャレンジのようです。

マイク・マッグラス記者によると、現在はクラブ間合意に至った段階とのこと。CB自身が個人的な条件を承諾し、カタールに飛んでメディカルチェックを通過すればディール成立となっているそうで、スパーズでのキャリアの終焉は目前に迫っています。ヌーノ・エスピーリト・サント監督とファビオ・パラティチMDは、既に新たなDFを物色しており、アタランタに所属する23歳CBクリスティアン・ロメロや、ボローニャで評価を高めた富安健洋の名前が挙がっています。

プレミアリーグにおける彼のスタッツを見ると、2015-16シーズンの38試合4ゴール2アシストが目を引きますが、スパーズが2位でフィニッシュした2016-17が最も素晴らしいシーズンだったのではないかと思います。出場した30試合は18失点、イエローはたったの1枚。マウリシオ・ポチェッティーノ監督が持ち込んだ走るサッカーを後方からサポートしたベルギー代表は、欠かせないパーツでした。

大好きな選手がプレミアリーグから離れようとしているという情報に触れると、せつない気分に支配されますが、今のスパーズに残ったとしてもベンチが定位置になってしまいそうです。ワールドカップを終えた後、スパイクを脱ごうとしているのか。あるいはアントワープでプレイしてからキャリアを終えるのか。本人の最終ジャッジはこれからと報じられています。続報に注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す