イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

最も可能性が高いのはジュール・クンデ!? 大物を狙うチェルシーの補強トピックス!

「スカイスポーツ」のトランスファーセンターが掲載しているニュース&ゴシップのリストを見ると、いかにも順調なアーセナルと苦しいチャレンジを続けているチェルシーのコントラストが鮮やかです。ヌーノ・タヴァレス、アルベール・サンビ・ロコンガといった若手を早期を獲得したノースロンドンは、ベン・ホワイトの入団発表のタイミングを計りながら、懸案となっている攻撃的なMF獲得をめざして検討を進めています。「スカイスポーツ」に掲載されている13人のターゲットは、6000万~7000万ポンドといわれるジェームズ・マディソンを除けば、充分に手が届く顔ぶれです。

一方、プレミアリーグ制覇をめざす欧州王者のほうは、アーリング・ブラウト・ハーランド、レヴァンドフスキ、ルカク、グリーズマン、フェデリコ・キエーザ、エデン・アザールと高額案件が並んでいます。「ルカク獲得のためには、1億250万ポンドを用意する必要がある」「アーリング・ブラウト・ハーランドを引き入れるべく、ドルトムントに1億3000万ポンドのオファーを提示」と、景気のいい数字が並んでいますが、両者ともに残留を明言している選手です。

「残るよ。新しい監督ともコンタクトを取った。ポジティブな話をしている。これは、(セリエA連覇をめざす)再チャレンジだね。インテルはとても気分のいいところだ」(ロメウ・ルカク/2021年6月「スカイスポーツ」より)

「1ヵ月の間、代理人とは話していなかった。1億7500万ユーロ(=1億5000万ポンド)は高すぎる。単なる噂であることを願っている。契約は3年残っており、ここでの時間を楽しんでいる。もちろんトロフィーは獲得したい。それが僕の望みだ」(アーリング・ブラウト・ハーランド/スペイン「マルカ」より)

ルカクは本人の意志、アーリング・ブラウト・ハーランドはドルトムントの意向次第とニュアンスは違うものの、選手をその気にさせてクラブと直談判という王道で攻略するのは難しそうです。ストライカー獲得は難航していますが、CBはいけるかもしれません。「ガーディアン」が報じたターゲットは、セヴィージャのCBジュール・クンデ。ユーロ2020のメンバーにも選出された22歳のフランス代表は、6800万ポンド(約104億円)のバイアウト条項があるといわれています。

「スカイスポーツ」も交渉中と報道。クル・ズマを譲渡して移籍金を下げるというプランも検討と伝えられています。クリステンセンとリュディガーの契約が残り1年となっており、最終ラインの中央も重要な補強ターゲット。キャッシュがほしいセヴィージャは、移籍金の額は譲らないといわれており、アブラモヴィッチオーナーはそれなりの出費を覚悟しなければならないようです。

デクラン・ライスが獲れずとも、前線と最終ラインに即戦力を加えられれば、トゥヘル監督のチームは充分戦えるでしょう。ひとたび獲得すると決めたら、強奪も多額の出費も辞さない交渉のスペシャリストは、意中のプレーヤーを手に入れることができるでしょうか。プレミアリーグ2021-22シーズンの開幕まで17日。チェルシーの動きに注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“最も可能性が高いのはジュール・クンデ!? 大物を狙うチェルシーの補強トピックス!” への2件のフィードバック

  1. なまこ より:

    ハーランドの残留明言なんてありませんよw
    日本の記事を鵜呑みに海外記事もしっかり読みましょう
    情報発信するならちゃんと調べた方がいいですよ

    • makoto より:

      スペインの「マルカ」が映像とセットで伝えています。
      おっしゃるとおり、海外の記事のニュアンスと日本の記事がズレていることもあるので、
      原語の記事をチェックするよう心がけています。
      マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトも、日本語訳が怪しいことがあるので、
      英語版を見ています(辞書がないとちゃんと訳せないのですが…)。

コメントを残す