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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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フセム・アワールの倍額以上!? アーセナルにベルナルド・シウヴァは必要か?

ガブリエウ・ジェズス、ベルナルド・シウヴァ、タミー・アブラハム。クラブのビッグディールによって、立場が微妙になるといわれている選手たちです。グリーリッシュの加入によって、ポルトガル代表MFの出場機会は確実に減り、昨季プレミアリーグ得点王が前線に入れば、ジェズスはサイド起用かスーパーサブの二択を迫られます。

ルカクがチェルシーに入団すれば、以前からチームを離れると噂されていたタミー・アブラハムに関する記事は増えるでしょう。プレミアリーグ開幕からデッドラインデーまでの間に、彼らは自らの立ち位置を考えなければなりません。

そんななかで、アーセナルがマン・シティにアプローチしようとしていると報じられています。「ミラー」によると、ジェームズ・マディソン獲得を巡るレスターとの交渉が頓挫しているガナーズが、ベルナルド・シウヴァへの乗り換えを検討しているとのこと。2019年12月まで、ペップの片腕として選手たちを指導していたアルテタ監督は、26歳になったポルトガル人のプレースタイルを熟知しています。

中盤に創造性を加えられる存在として評価している指揮官とエドゥTDは、グリーリッシュを獲ったクラブは売りたがっており、マディソンよりも安く買える可能性があると考えているようです。1年前からスペインに移籍したいといっているベルナルド・シウヴァですが、強豪クラブが軒並み財政危機に陥っているラ・リーガは、参入の難易度が高まっています。彼の移籍金を支払えるのは、プレミアリーグのクラブぐらいでしょう。

マン・シティで毎年タイトルを獲得してきたプレーメイカーの目に、ガナーズはどう映るのでしょうか。昨季プレミアリーグで24試合に出場しながら、プレイする機会が少ないという不満を抱える選手にとって、スミス・ロウがいるチームは問題の解決にはならないかもしれません。常勝チームに在籍していた選手にしてみれば、欧州の大会に出られないのもネガティブな要素です。

ガナーズにとっても、ベルナルド・シウヴァは望むパーツではないように見えます。アルテタ監督は、2018-19シーズンのプレミアリーグで36試合7ゴール7アシストというスタッツを残しているものの、昨季は26試合2ゴール6アシスト。スピーディーで意外性のあるパスワークを買うとしても、ゴールシーンに直接絡める選手を求めるなら、もの足りない数字です。

「フットボール・ロンドン」は、ベルナルド・シウヴァの評価額について、「ジェームズ・マディソンを上回る6300万ポンド(約96億円)」と伝えています。グリーリッシュやハリー・ケインの獲得のために費用が必要ということで、マン・シティが値下げを容認したとしても、ベン・ホワイトと同等の5000万ポンドはかかりそうです。であれば、半額以下でいけるフセム・アワールを優先すべきでしょう。

「スカイスポーツ」のトランスファーセンターのライブブログが、「ニューカッスルとアーセナルがジョー・ウィロック移籍で合意に至った」と報じています。移籍金は推定2000万ポンド(約30億6000万円)、アドオンを入れれば2500万ポンドになるそうです。トニ・クロースの負傷によって、ウーデゴーア獲得が難しくなった今、リヨンのアタッカ―の一本釣りが妥当なのではないでしょうか。移籍金は1700万ポンド~2120万ポンド。ウィロックを売ったお金で賄える額です。


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