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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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失意のノースロンドン…コリンチャンスに帰るウィリアンは、残り2年の契約を破棄。

リーズはダニエル・ジェームズ、クリスタル・パレスはセルティックの点取り屋オドソンヌ・エドゥアール、レスターはカラム・ハドソン・オドイ、チェルシーはサウール・ニゲス。デッドラインデーの前日となり、スカッドを強化したいプレミアリーグのクラブが新戦力獲得に近づいています。

ノリッジはシャルケ04のオザン・カバクとのローン移籍契約を完了。1300万ポンドの買い取りオプション付きでライプツィヒFWファン・ヒチャンを引き入れたウルヴスは、リールのレナト・サンチェスをレンタルしようとしています。CSKAモスクワのヴラシッチを2500万ポンドで手に入れようとしているウェストハムは、ディールが成立すればリンガードを諦めるといわれています。

そんななかで、プレミアリーグで8シーズンを過ごしたベテランアタッカーが、住み慣れたロンドンに別れを告げることになりました。ウィリアン・ボルジェス・ダ・シウヴァ。若き日にプロデビューをサポートしてくれたコリンチャンスから声がかかったウインガーは、アーセナルとの3年契約を1年で破棄して、母国に戻ると決断しました。「スカイスポーツ」によると、ノースロンドンで得ていた週給24万ポンドは、70%減額となるそうです。

シャフタール・ドネツクからアンジを経て、2013年にチェルシーに加わったウィリアンは、プレミアリーグ234試合37ゴール33アシストという数字を残し、2度のリーグ制覇とヨーロッパリーグ、FAカップ、キャピタルワンカップの優勝に貢献しました。ライバルクラブへの移籍を決断したのは、昨年の夏。長期契約を結ぼうとしなかったブルーズより、3年契約を提示してくれたガナーズが魅力的に映ったのでしょう。

運動量が豊富で、マジメキャラ。32歳になっていたベテランは、ガナーズの若い選手たちにいい影響を与える存在になるのではないかと期待していました。しかし…。開幕のフラム戦で2アシストを決めた後、得意のドリブルでボックス脇を突破する姿は見られなくなり、後半戦の先発出場は4試合に留まりました。評論家といえども、彼がフィットしなかった理由を具体的に語れる人物は少ないのではないでしょうか。「スカイスポーツ」のカヴェ・ソルヘコル記者も、曖昧な表現に終始しています。

「ミケル・アルテタは去年の夏、ウィリアンとの契約を強く求めた。そして彼に、チームの中心となる重要な選手であると伝えた。さまざまな理由で、この移籍はうまくいかなかった。アルテタのプレースタイルはウィリアンには合わなかったが、それは多くの選手にいえることだ。ウィリアンは、引退に向かうプランとしてアーセナルに行ったわけではない。彼はうまくいかなかったことに失望しており、2050万ポンドをテーブルに置いて立ち去ろうとしている」

寂しい去り際となってしまいましたが、青いシャツを着ているときは、多くのヤングプレーヤーの模範となる素晴らしいプロフェッショナルだったのは間違いありません。ありがとう、ウィリアン。19歳までの大事な時期を過ごしたクラブで、切れ味のいいドリブルと美しいプレースキックを取り戻していただければと祈っています。


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“失意のノースロンドン…コリンチャンスに帰るウィリアンは、残り2年の契約を破棄。” への1件のコメント

  1. n より:

    ウィリアンには不調の時ほど助けられた印象が残っています。真面目にアベレージをキープできるからこそ、スタメンを長く勤めながら、チームが落ち込んだ時にも際立つ存在でした。セカンドモウリーニョ2年目のPL、コンテ、サッリ、時に攻撃の要として、ゲームチェンジャーとして、頼れる存在でした。

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