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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

2部でプレイしたくない…ワールドクラスが難色を示し、ニューカッスルの強化は前途多難!

最終ラインは、マン・シティユース出身のジェイソン・デナイエル、リールのスヴェン・ボトマン、ボルシアMGのマティアス・ギンター。セントラルMFは、「ブラジルのポグバ」ともいわれるジェルソンとデニス・ザカリア。最前線はゼニトのイラン代表FWサルダール・アズムンに加えて、プレミアリーグをよく知るオディオン・イガロも候補となっています。

サウジアラビア発の潤沢な資金があれば、エディ・ハウとスタッフが作成した補強リストの選手たちを全員獲得できるでしょう。しかし、ニューカッスルの強化がうまくいく気配はありません。

最大のネックは、現在のポジションです。11節までプレミアリーグ未勝利だったスティーヴ・ブルースが去った後、エディ・ハウも振るわず、最初の6試合は1勝1分4敗。ワールドクラスの選手たちが、来季はチャンピオンシップにいるかもしれないチームに難色を示すのは無理もありません。

マンチェスター・ユナイテッドでくすぶっていたアントニー・マルシアルは、ローンでも600万ポンドが必要と知ったニューカッスルが撤退。ジェシー・リンガードは、移籍できるなら勝手知ったるハマーズを選ぶのではないでしょうか。トッテナムで出番がないジョー・ロドンは、いざというときのためにチームが手離さないはず。エヴァートンのメイソン・ホルゲートは、ジェリー・ミナの負傷によって起用され始めています。

アトレティコ・マドリードのキーラン・トリッピアーもリストに入っているようですが、プレミアリーグのライバルと競合するとなれば、やはり現在の順位がネックになります。このうえは、他クラブの若手をローンで獲得しつつ、チャンピオンシップで活躍する有望株を連れてくるしかなさそうです。

「スカイスポーツ」が報じる最新のターゲットは、昨季はプレミアリーグでプレイしていたシェフィールド・ユナイテッドのサンダー・ベルゲと、ブラックバーンのベン・ブレアトン・ディアス。チャンピオンシップの得点王争いで2位の19ゴールをゲットしているブレアトンは、カラム・ウィルソンと並んでプレイできる存在として期待されているようです。

明らかに厳しい戦力を預けられたエディ・ハウは、危機を脱することができるのでしょうか。共同オーナーであるアマンダ・ステーブリー氏が「ひどい」とため息をついたトレーニング施設と、専任のリクルーティングスタッフがいない組織も、新指揮官の仕事を困難にする要因となっています。

世界一リッチなクラブは、ブライトンのダン・アシュワースTDの引き抜きを画策中と伝えられていますが、この話を振られた44歳のマネージャーは「彼は他のクラブで働いている」と返すのみでした。プレミアリーグ創設以来、14節まで未勝利だったクラブは、1993-94シーズンのスウィンドン、2012-13シーズンのQPR、昨季のシェフィールド・ユナイテッドとニューカッスルのみ。過去の3クラブは、すべて降格でしたが…!?


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