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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マイコレンコ、川辺駿、トリッピアー…7人確定!? 2021-22シーズン冬の移籍市場の最新ニュース!

フェラン・トーレスのバルセロナ移籍で幕を開けた冬のトランスファーマーケット。ロケットスタートを決めたのは、プレミアリーグ15位からの巻き返しを図るエヴァートンです。ニューイヤーズデーに、いきなりディナモ・キエフの左SBヴィタリー・マイコレンコを獲得。4日に「DONE DEAL」のニュースが流れたのは、グラスゴー・レンジャーズの右SBネイサン・パターソンです。

ユーロ2020をがっつり観ていた方は、ウクライナ代表のレフトバックを覚えているのではないでしょうか。18歳でディナモ・キエフのトップチームデビューを果たした逸材は、翌シーズンにはレギュラーに定着し、代表チームにも召集されています。2018-19シーズンのヨーロッパリーグ、スタッド・レンヌ戦では1ゴール1アシスト。22歳ながら、ウクライナプレミアリーグで73試合4ゴール14アシストというスタッツを残しています。

チャンピオンズリーグは、予選・本大会トータルで14試合に出場。ユーロ2020では4試合すべてで先発メンバーに名を連ねており、準々決勝のイングランド戦でもWBとしてプレイしています。沿う戦力の入団により、ベニテス監督との確執が報じられているリュカ・ディーニュはチームを離れることになるでしょう。プレミアリーグではチェルシー、ニューカッスル、ウェストハムが争奪戦に参加し、セリエAからはナポリがローンでの獲得を画策中と伝えられています。

レンジャースから1600万ポンド(約25億2000万円)で獲得したネイサン・パターソンのほうは、1年前にトップチームに昇格したばかり。20歳になった今季も、右サイドのサブというポジションで、33歳になったシェイマス・コールマンの後継者という意味合いです。マイコレンコの移籍金1750万ポンドと比べると割高に感じられますが、「5年半の契約で背番号3」という処遇に期待の高さが込められています。

さらに昨日、新たに2人の選手のプレミアリーグ参入が発表されました。18歳のポーランド人MFカツペル・コズロウスキは、ブライトンに入団。ウルヴスが獲得したのは、半年前にスイスのグラスホッパーに移籍したばかりの川辺駿です。スコット・セラーズTDは「彼は攻撃的なMF。とてもエネルギッシュで、献身的で、クオリティが高い。今季のグラスホッパーで輝きを放っており、チームがうまくやれている要因となっている」と絶賛しています。

地元のサンフレッチェ広島で5シーズンを過ごした26歳のMFは、チューリヒのクラブに加わってすぐにレギュラーポジションを奪取。スイススーパーリーグで16試合に出場し、直近の7試合は4ゴール1アシストとゴールシーンに絡み始めました。ウルヴスにとっては、初の日本人選手。35歳になったジョアン・モウティーニョの後釜として考えているのでしょう。

中盤を強化したかったウルヴスは、海外選手との契約に関するルールや労働許可証の関係で、すぐに押さえるべきと判断したとのこと。1月はウォルヴァーハンプトンで過ごし、スイスのリーグ戦が再開される2月からは、チューリヒに戻ってシーズン終了までプレイすると発表されています。アーセナルで主力として活躍する冨安健洋の高評価が、日本人選手に目を向けるきっかけとなったのかもしれません。

次の「DONE DEAL」は、ニューカッスル入り間近と報じられているキーラン・トリッピアーか、アーセナルが合意したといわれるエインズリー・メートランド=ナイルズか。アーロン・ラムジーは、ユーヴェのアッレグリ監督がoutgoing player」と明言。フィリペ・コウチーニョもバルセロナに別れを告げる可能性が高いと見られています。いよいよ冬のマーケットのテンションが上がってきました。随時、動向をレポートいたします。


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