イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

移籍金は1800万ポンドもダウン!? アーセナルはラウタロ・マルティネスを獲得できるのか?

アレクサンドル・ラカゼットは、プレミアリーグ23試合4ゴール7アシスト。エンケティアはカラバオカップで5戦5発とはいえ、決めた相手はウインブルドン、リーズ、サンダーランドです。アルテタ監督にとって、最前線の得点力は最大の課題でしょう。ゴール数がもの足りない2人のストライカーも、夏になる前に契約を延長しなければ、来季のスカッドには組み込めません。

1月に獲得に迫ったドゥシャン・ヴラホヴィッチはユヴェントスにさらわれ、レアル・ソシエダのアレクサンデル・イサクは高すぎる移籍金をみて断念。プレミアリーグで活躍するドミニク・カルヴァート=ルーウィン、オリー・ワトキンスは、エヴァートンとヴィラの抵抗必至で、相応の額を用意しなければ交渉のテーブルが立たないでしょう。

最近は、マンチェスター・ユナイテッドでくすぶっているマーカス・ラシュフォードの名前も挙がっておりましたが、新指揮官が説得すれば留まるはずです。それなりのお値段でハイパフォーマーを連れてくるのは難しそうですが、「フットボールロンドン」のタサン・デニラン=アライン記者が「エドゥTDは1800万ポンドを節約できるかもしれない」と報じています。

夏に狙っていたインテルのラウタロ・マルティネス。昨季セリエAで38試合17ゴール10アシスト、今季も27試合14ゴール2アシストのワールドクラスです。8ヵ月前に「アルテタ監督のトップターゲット」と報じられていたストライカーは、7680万ポンド(約123億円)という高額のタグが付いており、積極補強のアーセナルといえども手を出せませんでした。

しかし今は、ご本人がチームを離れたければ、条件は緩和されるようです。イタリアの「カルチョメルカート」が伝えている額は5850万ポンド(約94億円)。これでも結構なお値段ですが、交渉せずに諦めるようなレベルではありません。

カルヴァート=ルーウィンの高さは、ティアニーのアシスト数を伸ばしてくれそうですが、マルティネッリ、スミス・ロウ、サカの得点力が高まったアーセナルは、プレーエリアが広くて周囲を活かせるタイプのほうが機能しそうです。メートランド=ナイルズ、パブロ・マリ、ルーカス・トレイラ、グエンドゥジ、ベジェリンを売って、24歳のアルゼンチン代表を引き入れられれば、来季のゴール数は飛躍的に増えるでしょう。

「フットボールロンドン」の記者は、「バルセロナやマンチェスターユナイテッドと競合する可能性がある」とレポートしていますが、今のバルサは5000万ポンドを超える額を払える状況ではなく、マン・ユナイテッドは監督が決まるまで動かないでしょう。エドゥ&アルテタの情熱にスピードが加われば、稀代のストライカーを獲得できるのではないでしょうか。そのためには、プレミアリーグのTOP4フィニッシュは必達目標ですね…!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す